もしかして10周年

standox12 今年も遂にやって来ました、スタンドックス2016年度版のカレンダーです。いつもいつも有難う御座います!(塗料屋さんから無料で頂けます)。

そう言えば以前ネットで知り合った塗装屋さんが最近スタンドックスを導入されたみたいなので(おめでとう御座います!)、恐らくはそちらにも今頃お手元に届いているのではないでしょうか。こればかりはSTANDOXユーザーの特権ですよね~(って、届いていなかったらすいません・・・)。

今年のカレンダーは上の画像の表紙が緑色のポルシェので、右上にあるのは今年、左上のは一昨年?の物です。塗料をSTANDOXに変えてから毎年これが頂けて、現在で10年くらい経ちますから多分今回で10冊目くらいになるのです。いやはや有り難い限りです。

standox13 今年は表紙からしてあのポルシェなので、中身もかなり期待していたのですが・・・。うーん、これはヤギでしょうか。

standox14パ、パンプス?

standox16塗料メーカーのカレンダーなのですが、何故かバラが・・・。

standox15どうやら今年は車体色と何かで色の対比とかを狙っているっぽいですが、上記のように壁の背後にグリズリー(それにしてもサイズ感が全然違う!)が配されていたりと、塗料メーカーのカレンダーにしては少々判り難いような気がします。

で、もしかすると表題にある「True Stories Made in Geramany」が関係しているのかも知れないと思って調べてみたら、「熊」はベルリンの象徴だとか、ドイツには高い所を好む高原ヤギなる動物が居たりとか、どうもその辺で各々を関連付けているっぽいです。なるほどとは思いましたが、私的にはもっと世界共通で楽しめる何かにして頂けると嬉しかったかなぁ、と。

standox-2ちなみにスタンドックスはドイツの塗料で、今回のカレンダーは普通に英語で表記されていますが、製品のパッケージなどにはこんな感じでドイツ語が使われていたりします。クリアーは英語で「CLEAR」ですがドイツ語だと「KLAR」となって、これは慣れないとちょっと読み難いですよね。

BMWのアルピンホワイトなんかも配合データの表記では「ALPINWEISS」となりますから、スタンドックスユーザーなら理解が出来ても普通は違う色と勘違いしそうです。も黒なんて「SCHWARZ」ですから、口に出すのでさえ厄介です。

pantone20実は先日、とても親切なユーザー様から「タカハタサン、もしかして字を間違えてませんか?」と言うご報告を頂きまして、該当の箇所を見てみると確かにこれは!と言う所がありました。

上記のプリントでは「SILVER」の綴りが「SILBER」になっていますが、実はこれはドイツ語で、ただこれに関しては他が英語表記だったので確かに間違えているようにしか見えませんよね。でもこういったご指摘は非常に有り難いです。

darth31こちらは先日紹介した違うバージョンの色見本で、この場合は色名がどれも普通じゃないですから一見して英語じゃ無いって言うのは判ると思います。

実は今回のように、それはちょっとマズイのでは!?と言う事でご連絡を頂くケースは結構あって、緊急の場合は電話で連絡を頂いた事もあったりした事もあり、こういった事は非常に有り難い限りです。

気になる事がありましたらどうぞお気軽にご指摘頂ければと思います。どうぞ今後とも宜しくお願い致します!

そろそろシューズカバーの季節かと

trek-34今日の帰り道は風が殆ど無く、頭上の星空がすごく綺麗だったのでちょっと立ち止まって撮影を楽しみました。

たださすがにこの時間にもなると気温も下がっていて、しかも昨日の雨で濡れた地面の上に居るとみるみる体温が奪われしまい、気が付くと足のつま先の感覚が・・・。そろそろシューズカバーを装着する季節なんですね。と言うかそれでも今年は遅いような気が・・・。

trek-33 星空の撮影で結構長い時間しゃがんでいた為かどうも腰の具合が変になってしまい、今日は少し早めにサイクリングロードから上にあがって国道一号線に出てみました。河川敷は地面が濡れていたので膝がつけず、結構無理な体勢になっていたみたいですね。

それにしても河川敷には殆ど人の気配が無かったのに国道に出てみれば夜中だと言うのに凄い量の車が!。この辺のギャップが結構面白いので毎日同じルートを走っていても飽きないのかも知れませんね。

そういえば少し前に帰り道は環七を走ってみようかと検討しましたが、とてもじゃ無いですがあそこは自転車が走る道では無いですよ(恐)。安全安心なサイクリングロードで今は全く不満がありません。と言うか楽し過ぎます(笑)。

新たな仲間達

starwars 少し前に買っておいたR2-D2のプラモデルは無事組み付け完了していまして、先日自宅から工場への運搬も完了していました。ただ頭の部品の一つがどこかに・・・(寂)。

starwars1 と言う訳でこれでスターウォーズ関連のプラモデルは4体になりました。実は特段熱烈なファンと言う訳では無く、そもそも最初はプラモデルと完成済みフィギアを勘違いしてストームトルーパーを買ってしまい(届いてビックリしました・・・)、それは組み付けないまま放置し、その後「塗らなくて済む」と言う事でC3POを購入~組み付けしたらプラモ熱(笑)に火がついてしまった、と言う事です。やるまでは面倒だったのですが作るとやはり楽しいんですよね~。

starwars2 ちなみにビックリしたのはR2-D2を買ったら付いてきたもう一体のR5-D4なる機種です。実はこれの存在は全く知らず(どこかの映画に出ているんでしょうね=と言うくらい全然マニアではありません)、確かにプラモデルのパッケージには描いてありましたが、まさか¥1,800のプラモに2体も入っているとは思いませんでした。何だか凄く得した気分です(ただ同じ物を2体作るのはちょっとした苦痛でしたが。笑)。factory (1 - 1)-37そうそう、パッケージはこんな感じでした。てっきりどちらか好きな方が作れるのかと思っていたのですが(と言うかそれすらよく考えずに買っていたのですが)、お陰で2倍楽しめました。

starwars3ちなみにこちらは今回のプラモとは全然関係無く、先日北海道に旅行に行った時、帰りの飛行機を待っている間に立ち寄った映画館の売店で売っていたのでうっかり買ってしまいました。

これを外で普通に使っていたら相当ヤバイ人だと思われるでしょうが(笑)、こういう真面目にふざけた商品って面白くて良いですよね。

色見本続々

darth24 先日から製作していたBMW X5M用のエンブレムの序に作っていたダースベイダーで、一度の注型で6個作れますから多分40個くらいはあると思います。

使った材料はいつものリゴラックで、これはFRPを補修する時に使うポリエステル樹脂です。

laser20 色見本の土台にする板も手が空いた時に作っていまして、大抵は現場作業が終わってメールの返信を打っている間に後ろでレーザー加工機が動いているって感じです。

laser21こちらはさらに後日で、今までメインに使っていたMDF板が遂に無くなってしまったので、ここからは大判の600×300のサイズに変更です。ちなみにこのレーザー加工機では600×400までカットが可能です。

laser22 カットした板にはプリントした厚紙を貼りますが、MDFはレーザーでカットした断面が溶けた接着成分でベタベタになるので、それの対策として艶消し黒で塗っています。

darth26 こちらは先日から行っている仕事で色の確認の為に塗装した物で、採用はされなかったのですがデータは取ってあるのでこれをそのまま色見本として使います。

darth25 レーザーでカットして黒く塗ったMDF板に用意したプリント用紙を貼り付け、そして色見本となるダースベイダーを両面テープで貼っていきます。それぞれの色には何が使われているかが判るようになっているので、いつかこの色を見て「同じ物を作ろう!」とした時に、この見本は大いに役に立つのです。

ちなみに以前自動車塗装を行っていた時も、行った作業内容が判るようにと「塗装カルテ」なる物を作っていましたが、さすがに今の業務内容でれをやるのは大変なのですから(案件数が全然違います・・・)、せめて特殊な色くらいはデータを残しておきたい、と言う事で前からこういった色見本を作りたかったのです。単に色板だけだと作って終わりですが、こういった見た目が面白そうにしておけば飾っても楽しめますしね。

darth27 ちなみにこれから検証をしたい色がこちらのキャンディーブルーで、実物は凄く透明感があって良いのですが、青はとても褪色し易いと言う懸念もあって、出来ればもう少し耐久性を出したいので色々試してみようと思っています。

darth28 こちらは先ほどとは違って見えますが実は同じ塗料が使われていて、プリントされている内容を見れば判りますが、先ほどの色は下色(=UNDER COAT)としてシルバー(MIX818)を塗っていて、こちらは単にキャンディーブルーのみの塗装となっています。

ちなみにこの透明なブルーの塊をそのまま黒い上に貼ると綺麗に発色しませんが、ダースベイダーの裏側にアルミテープを貼ることで、光が反射して透明な青が綺麗に見えるようにしています。テールランプと同じ様な感じですね。

darth30 そしてこちらは先日仕事で塗装をしたピナレロのカーボンフォークの色で、早速これも色見本にしておきました(と言うかどれも出来たてホヤホヤです)。

自転車の色は車と違って色のデータというのがありませんから、せめてその時に使った色が何だったかが判れば後で色を作る時に役に立つのです。

pinarello26一応参考までに、こちらは先日完成したカーボンフォークで、ここのブルーの部分が今回作った色です。

下請け的な仕事だと塗った物(人)がどこに行ったのかなんて知る由はありませんが、今回のように個人の方から直接ご依頼頂いた場合は数年後にまた同じようなご依頼を頂くケースがありますし、またはこの案件がインターネットの検索に引っかかって、同じように直したいと言う方が現われた時にも役に立つと思います。

darth31ちなみに現在はダースベイダーを色見本の被塗物として使っていますが、例えば今回のように自転車の部品であれば、それを象った形の物にしたり(例えばヘッドチューブの形だったり)、或いは車の部品だったら車体のフォルムをしたような物をサンプルに出来ればなんて思っています。そうすればぱっと見て何に塗った物か判りますしね。

結晶塗装ならば当然ヘッドカバーのミニチュアに塗って飾れるようにしたいですが、如何せんそこまで行くといよいよもう寝る時間が・・・。