スターバックスタンブラー デカール作成

thermos5本日は日曜日で仕事は休みでしたが、デカールを作成する為のプリンターは自宅に置いてあるのでこの休み中に作成しておきました。上の画像は先日も紹介した原案ですね。円のサイズはタンブラーの底に貼ってあるプラスチック板のサイズとなっています。

thermos3完成イメージはこんな感じで、この文字を塗装で行うのは私の技術力では出来ませんが、「印刷」を組み合わせれば比較的簡単にしかもローコストで出来るのです。と言っても私が持っているプリンターはそんな大層な物では無いのでそこまでの能力は無いんですけどね。せいぜい単色で解像度も低い文字などに限られます。

alps1模型の業界では有名なアルプス電気のドライプリンターです。モデラーの方には未だ人気のようで、通常のプリンターでは不可能な「白」や今回のような「シルバー」、「ゴールド」なども印刷出来たりします。ただし既に廃盤なのが痛いところですが・・・。

alps 今回使用したのは「シルバー」のインクリボンで、このプリンターの仕組みとしては熱転写?によってこのシルバーを印刷面に貼り付けるという原始的な方法です。今時見ないですよね・・・。

これを使うと子供の頃にレタリングシートをボールペンで擦ってカセットテープのタイトルを作成していた事を思い出しまして、その頃からすると今は本当に凄い事が出来ていると思います。しかもこれでお金が貰えるなんてまさに夢のような環境でして・・・(既に廃盤になったプリンターでこれは大袈裟ですか)。

alps2 久しぶりに使ったので最初はちょっと上手くいきませんでしたが、やっている内に色々思い出し無事綺麗にプリント出来ました。沢山あるのは一応失敗する事を想定していての事です。失敗して作り直さなければならない場合、仕事中に一旦自宅に帰るなんて事は避けたいですので。

ドライプリンターは粉塵にとても弱いという事もあって今までは自宅の作業場に置いていたのですが、今の工場の二階ならその心配も無いので近々これも移設しようかと思っています。そうすれば失敗して作り直す時も直ぐに出来ますからこんなに予備を作っておく必要も無いですしね。

ちなみに使用方法としてはプラモデルに付いているデカールと同じで、ここから使う部分を切り取って水に浮かべれば表面のオブラート状の膜が台紙から剥がれて来ますから、それをピンセットで掬って貼りたい箇所に位置を合わせて乾かせばOKです。ただこれを貼った上にクリアーを塗りますから密着性を上げる為にマークセッター等の接着剤を併用します。以前社外記のページでプッシュフォンのボタンやエヴァ仕様のダイヤル作成でも紹介していますので宜しければご参考にどうぞ。

それでは近々本塗り予定です。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

マイクの塗装承ってます

mic こちらも先日無事届いておりますゼンハイザーのマイクです。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

mic1 色については色見本帳をお貸し出ししておりましたが、色々検討していただいた結果、「ラメ+レッドキャンディー」にてご依頼承りました。ただラメに関しては下品にならない程度の粒子感で承っておりますので、特に特殊なラメを使うというのではなくSTANDOXの比較的粗いシルバーを使う予定で、また色見本の色味に合わせ為に少し黒を入れてガンメタっぽくするかも知れません(深みが出ます)。何にしてもこれから色々考えてみたいと思います。

mic2ちなみに完成予定図がこちらで、今回はオーナー様自ら作成してくれた物を送って頂きました。オリジナルで入れるロゴもIllustratorで作成した物を添付して貰いましたので今回はそれをそのまま利用してマスキングシートを作成します。歌うのが本業かと思っていましたが、もしかするとこういったデザインの方が本業なのかも知れませんね。今回の塗装でイメージ通りに仕上げられればと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度のご依頼、誠にありがとう御座います!

インプレッサミラーカバー塗装承ってます

impmirror1先日無事到着しております、インプレッサのミラーカバーです。この度もごひいき頂き有難う御座います!

ちなみにこちらのオーナ様は以前インプレッサのテールランプを2セットご依頼頂いた方で(もちろん車は一台です)、その後フォググリルなども塗らせて頂きました。

今回はミラーカバーを「アルミホイールの赤とお揃いの色に」とのご依頼で、色については先日色見本帳をお貸し出ししていたのですが、「なにぶん自分の目程怪しい(信用できない)ものは無いので」、との事でホイールごと届く事となりました(と言ってもホイールは別ルートからの手配だったので履いていた物では無いです)。

impmirror2ホイール自体をお借りしましたがこれに合わせて「色を作る」と言う事では無く、やはり同じ様に色見本帳から近似色を探します。これのメリットとしては「調色費」が掛からない事と、今後別の事で同じ色を使いたい時に「全く同じ色が作れる」と言う事です。もちろん調色費は掛かりません。

impmirror3と言う事で今回はアルファロメオの赤を採用する事にしました。アルファでも定番のロッソアルファ、カラーコードは「130」です。

この後はGTウィングなども検討されているようで、その暁には?ウィング両端のカバーをこれと同色にすると言う野望(何故か笑)もあるようです。もうドップリですね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。この度も当店をご利用いただき有難う御座います!