サングラスフレーム 組み付け

porsche1 先日塗り終えていたポルシェデザインのサングラスフレームです。塗膜が完全硬化したので組み付け作業に入ります。

porsche2 ヒンジ部分は通常のフレームとは違い、シャフトを打ち込んでそれのみで固定から稼動までを担っています。シンプルで良いのですがこれだと塗膜が干渉してしまうので使っていて塗膜がグニュっとなるのが嫌なので予め削っておきました。この辺は飾って眺めるだけの模型とは違って結構シビアですよね。フレームを削るのと同じくらいに神経も磨り減ってきます(いやそこまででは無いですか。笑)。しかしお陰様で良い感じに出来たと思います。

porsche3 この青い部品を後ろ側(画面右側)にスライドさせる事でサイドフレーム(ツル)を脱着可能にします。それ故に前方の固定部分に近くなると狭くてキツクなるので、ここを頻繁に動かすと塗膜は削れてしまう筈です。ベアリングでも付いてくれていれば・・・なのですが、そもそもオーナー様的にここはもう動かす事が無いとのことなので前方にスライドした状態で固定としておきます。

porsche4そして最後に外したスポンジを元に戻します。オデコの部分とテンプルの部分のスポンジはコシがあって丁度窪みに嵌るようになっていましたから、こちらは接着剤では無く両面テープで固定しておきました。普通に使っていれば取れる事は無く、また万が一には取り易いようにしています。

鼻当てに関してはここはもう別物の素材で非常に柔らかくポロポロとなるようなスポンジですから両面テープでは固定出来ないので元の通りに接着剤を使いました。こういった場所でのセオリーとしてはコニシのG17が基本ですが、黄色い色が食み出たら嫌なのでクリアーなタイプのセメダインスーパーXにしました。スワロフスキーの接着などに重宝されているもので非常に透明な接着剤です。どちらも同じく塗布後直ぐにつけるのではなく数分待ってから貼り付けるのが基本です。

その後はスポンジの上にちょっとした重しを置き乾燥硬化するのを待ちます。最後にサングラスのレンズを嵌めたら完成ですね。明日または明後日には出来ると思います。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

 

プレオの内装パーツなどのその後

preo14ちょっと前に内装パーツの塗装をご依頼頂いたプレオのオーナー様より装着後の画像を頂きましたので紹介させて頂きますね。上は施工前の状態です。preo15そして施工後です。一見すると白がクドく見得ますが、こちらはホワイトパールの艶消し仕様なので実際にはもっと落ち着いているかと思います。ハンドルのシフトスイッチのオレンジパールがアクセントとしてよく効いてますよね。

preo32preo33ウィンドウスイッチパネルは元々梨地の上にシルバーが塗られていたのですが、「研磨→2液ウレタンサフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理で平滑に仕上げてあるので艶消しでもスベスベとした質感になっています。触れた感触が全然違うかと思います。

ちなみにたった今オーナー様よりコメントのメール頂いたので紹介させて頂きますね。

「マットホワイトパールのパネルは見た目の高級感はもちろんのこと、指紋が付きにくく、光が
眩しく反射することなく、雨の日ドアを開けた際にパネルに水滴が付いても跡が残ることなく、
本当に完璧な塗装だと思います。(メーターもメリハリが出て見易くなったかと、、、)

強いて弱点を上げるとすると、ただならぬ高級感を感じるまでに二週間くらい時間を要するので初めて見る人にはこの良さが伝わらないところでしょうか(笑)

スイッチパネルですが、こちらも取付後の画像をお送りしますね。ゴツゴツした表面ではこの質感は得られなかったと思いますので、下地をしっかり整えてもらい大正解でした。(質感どおりスベスベですよ)

いつもきれいな塗装をしていただき有り難うございます。それではウエブサイトでの紹介楽しみにしていますね。」

との事です。画像も頂いてましたので紹介させて頂きますね。preo36塗ったパネルもそうですがスイッチも良い感じの艶具合ですね。

preo35リヤのナンバー灯カバーはキャンディーグリーンでご依頼頂きました。気になる結果は以下の通りです。

preo16イエローのナンバープレートと車体がほのかにグリーン味を帯びています。近未来的な感じがして面白い試みだったと思います。結構凄く色味が付きましたね。ちょっと心配になりましたが・・・(笑)。

わざわざ有難う御座いました!