フォレスターテールランプ 本塗り

 先日マスキングシート等の準備をしておいたスバル純正フォレスターのテールランプです。

良く脱脂したらエアーブローをして埃を飛ばし、下部のバックランプ部に作製したマスキングシートを水貼りします。

 テールランプ上部はウィンカーで、ただしここはマスキングでは無く、スプレー時に赤を避けるようにして塗っていきます。

ウィンカー部を避けるようにして透過性の赤(レッドキャンディー)を全体に3コート程塗りこんだら、

 さらに全体に透過性の赤を塗り、合計5コートとしました。ただしウィンカー部の赤は2コートと薄くなっているのでアンバー(橙)に光る(であろう)、と言う事です。

バックランプ部のマスキングシートを剥がし、再びプラスチックプライマーを塗り、全体に薄くスモークを塗ります。スモークの濃さは「極薄目」で承っています。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 若干ですがスモークが入った事でコントラストが強調されたのが判るかと思います。

テールランプ上部のウィンカー部分は、オレンジに光るよう赤を薄くしていますが、言われなければ判らないくらい自然に出来ているかと思います。

それではこちらも完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

クラウンアスリートテールランプ 本塗り

 先日下準備を行っていたトヨタ純正クラウンアスリートのテールランプ一式です。

 前日までにブース内の床や塗装台などをケルシャーでスチーム洗浄し、とにかくゴミが付かないよう環境を整えています。

今回のターンでは7セットの塗装を行い、それぞれの内容が判るよう作業書を作製してブース内に貼っておきます。

 プラスチックプライマーを塗り、ベースコートを塗り終えたところです。こちらは「標準濃度より気持ち薄め」の濃度で承りました。

 濃度が決まったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 今回のターンでは全て「クリスタルクリアー」の仕様となります。

クリアーは2コートに別けて塗りますが、仕上りが良くなるよう(よく伸びるよう)それぞれは違う設定にしています。具体的には最初のコートはハードナー(硬化剤)を5-25(使用が推奨される気温を表しています)で、二回目は15-30(気温が15℃~30℃を推奨)といった感じです。またパーツによっては2.5コート無いし3コート目に突入する物もあります。

この後一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!