大変お待たせしました!先日艶消し黒の本塗りを終えていた、フェラーリ430のリモコンキー塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介しますね。
この型のリモコンキーはいつもそうなのですが、金型が良くないせいか製品自体にウネリや歪が生じています。それに加えてこのゆず肌となると、これでは艶があっても何だか気持ちが悪いのではと・・・(まあ普通の方はそこまで気にしませんか)。
塗装の美しさは上塗りもそうですが、それの前に行っている下地処理も重要でして、先日撮影したこれらの画像を見た海外の塗装屋さんから「I love the perfect details in your work, i know what it means to reach this quality!」とのお言葉も頂戴しました。こちらはSTANDOXのオフィシャルで紹介されるような塗装屋さんでして、彼と、海外の塗装屋さん事情についてはいずれ社外記でも紹介したいと思います。
色はフェラーリ純正色のロッソコルサ(カラーコード:322)で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。
鍵本体の黒い部分も艶消し黒で再塗装を行っています。元々塗ってあるラバーコートは、最初の頃は質感が良いのですが、経年で加水分解してベタベタになったり、抉れた傷が付いたりしてしまいます。
中身の電池は新品に交換しておきました(こちらはサービスで対応可能です)。
自然光下でも撮影してみました。少し前に入手したアクリルキューブを早速活用しています。こんな便利な物があったのですね・・・。