ヤマハマジェスティウィンカー 本塗り

 先日下準備を行っていた、ヤマハマジェスティSの純正ウィンカーレンズです。

 よく脱脂清掃後、プラスチックプライマーを塗布します。

 続けてスモークを塗り重ねていきます。スモークは通常の色と同様ベースコートとなります。

スモーク濃度はこちらのホンダフィットの純正テールランプより少しだけ薄くするようにと承っておりますので、この時の画像を参考に濃度を調整していきます。

比較的薄いスモークですが、微調整が難しいので、かなり薄いスモーク塗料を4~5コートに別けて調整しています。

  そして最後にクリアー(トップコート)を塗って本塗り完了です。お待たせしました!

土台とレンズはピッタリくっ付いているので、二回目のクリアー塗布後直ぐにフチのマスキングテープを剥がしておきます。

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。 「艶々に」とご指定頂いていますので、いつものようにしっかりクリアーを塗り込んでいます。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ジムニーミラーウィンカー 本塗り

先日下準備を行っていたスズキ ジムニーシエラ(R2年式 JB74)用の社外品ミラーウィンカーです。

 よく脱脂清掃し、まずはプラスチックプライマーを塗布します。

 今回は一緒にお預かりした「サイドウィンカーと同じくらいの濃さで」と承っておりますので、そちらを見ながらスモーク濃度の調整を行っていきます。

含有量を減らしたスモーク塗料を少しずつ重ねて濃度を合わせていきます。

 良い具合になったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバルXVハイブリッドテールランプ 本塗り

 先日下準備を行っていたスバルXVの純正テールランプです。

よく脱脂清掃し、ウィンカー&バックランプ部をマスキングします。マスキングシートは以前データ化していた物があるので、カッティングプロッターでカットした物を使っています。

プラスチックプライマー塗装後、全体に透過性の赤を塗布します。4コート程でしっかり赤くなるまで塗り込みました。

 マスキングシートを剥がし、再びプラスチックプライマーを塗布します。

続けてスモークを重ね、

最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

 この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

アルファロメオ147GTAテールランプ等 本塗り

 先日下準備を行っていた、アルファロメオ147GTAのテールランプ一式です。

今回はウィンカー部分を「薄い赤」にする為、その部分をマスキングします。

足付け処理されて脱脂清掃された被塗面にマスキングテープを長時間貼ると、くっ付き過ぎて糊が残ってしまう為、事前に貼っておくのはラインテープのみに留めています。また前日までにブース内の床・壁・塗装台・棚板をスチームで洗浄して埃を飛ばしておきます。

そして本塗り当日です。よく脱脂清掃後マスキングテープを貼り、最終脱脂を行います。

こちらは一緒にご依頼頂いているホーンボタンです。表面には事前にクリアーを塗って下地を作って平滑に研ぎだしてあります。

  こちらはサイドマーカーです。

まずはレンズ一式にプラスチックプライマーを塗り、テールランプに透過性の赤を3コート程塗布します。まだ少し薄い感じです。

その後ウィンカー部分のマスキングを剥がし、再びプラスチックプライマーを塗布します。

この後全体に透過性の赤を塗り、ウィンカー部分を同一化していきます。

先ほどの状態から透過性の赤を2コート重ねました。

 ウィンカー部分は薄い赤となり、それ以外が濃い赤になった状態です。まだスモークは塗っていません。

 そして全体に薄くスモークを重ねます。

濃度は「極薄め」となります。黒くするというよりは、赤を濃くするような感じです。

ウィンカーレンズは以前ご依頼を頂いた時よりも濃いスモークで承っていますので、その時の画像を参考に濃度を調整していきます。

ホーンボタンのスモーク濃度はお任せ頂いていますので、様子を見ながらスモークを重ねていきました。当初ほんのり薄い方が良いかと思っていましたが、メッキっぽい金色の輝きが強かったので、それが落ち着くくらいまでの濃さにしてみました。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

赤を濃くしつつ、スモークは極控えめになります。

元々くすんでいた赤に深みが増したような感じになっているかと思います。

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

  サイドマーカーはしっかり黒さが出ているのが判るかと思います。

「車は内外装を黒でまとめているので、ステアリングの中心にあるオリジナル色のエンブレムがちょっと気になっていました」との事でしたが、良い具合に黒さが出て元のデザインも残るように出来たと思います。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!