こちらもお待たせしました!先日本塗りを終えていたスバルXVの純正テールランプの塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
下側のウィンカー&バックランプ部分以外を透過性の赤=レッドキャンディーに、
その後レンズ全体に薄くスモークを、そして最後にクリアーでコートしました。クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。
こちらもお待たせしました!先日本塗りを終えていたスバルXVの純正テールランプの塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
下側のウィンカー&バックランプ部分以外を透過性の赤=レッドキャンディーに、
その後レンズ全体に薄くスモークを、そして最後にクリアーでコートしました。クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。
先日下準備を行っていたスバルXVの純正テールランプです。
よく脱脂清掃し、ウィンカー&バックランプ部をマスキングします。マスキングシートは以前データ化していた物があるので、カッティングプロッターでカットした物を使っています。
プラスチックプライマー塗装後、全体に透過性の赤を塗布します。4コート程でしっかり赤くなるまで塗り込みました。
マスキングシートを剥がし、再びプラスチックプライマーを塗布します。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
インプレッサやBRZと同様にご依頼の多いスバルXVハイブリッド純正テールランプです。このスケスケの透明レンズがどうしても気に入らない!と言う方が結構多いようで、レッドキャンディー&スモーク塗装が人気です。
部品が中古品の場合は裏側やレンズの隙間などを清掃し、土台部分をマスキング、その後レンズにペーパーを掛けて足付け処理を行います。
ウィンカ―とバックランプ部は赤くしないよう、予めデータから作製しておいたマスキングシートを貼り付けます。
レンズ面にはプラスチックプライマーを塗り、レッドキャンディーを塗布します。
レッドは一度に濃くるとムラやダマが目立つ為、色の含有量を減らして4~5コートに分けて塗装します。
マスキングシートを剥がしたら再度プラスチックプライマーを塗り、続けてスモークを塗ります。
スモークは2コート程に留め、十分に乾燥させたら最後にクリアーを塗ります。
レッドとスモークのベースコートが6~7コート、クリアーを2~3コートといった塗膜構成となります。
最初の頃はスモークは全体に2コートのみでしたが、この型のテールランプの特徴として「ウィンカー・バックランプ部分が妙に白い」 と言う事がありますので、クリアー抜きの部分のみスモークを1コート増やして計3コートとしています。
塗装後は一日常温で寝かし、その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を完全硬化させます。
強制乾燥は赤外線パネルヒーターまたは画像のような乾燥炉を使います。
必要に応じて磨き処理をし、さらに数日寝かして完成となります。
透過性の塗膜は通常の塗装に比べると褪色し易い為、使用するクリアーは耐UV性の高いクリアー(現在はSTANDOX クリスタルクリアー)を使います。
「あくまでも純正風に!」と言う仕上がりをご希望の方は最後に塗るスモーク塗装を無くすことも可能です(ただしこちらのXVのテールランプでは前例がありません。ご依頼頂いている全ての方がレッドの上にスモークをご希望頂いております)。
何も知らない方が見たら塗装している事自体気が付かないと思いますが、極力純正の姿を損なずに自分好みに仕上げる(=許せない部分を払拭する)と言う点で人気があるのだと思います。
こちらは作業内容が決まっておりますので【お任せ仕上げコース】で対応が可能です。微妙なスモーク濃度をご指定される場合は【標準仕上げコース】でのお受付となります。ご検討の程宜しくお願い致します。
先日お納めしましたスバルXVハイブリッドののメッキグリル&エンブレムとテールランプが無事装着されたようでして、画像とコメント頂きましたので紹介させて頂きますね。
純正のフロントグリルは元々メッキ製で、ただ普通に塗ると密着性が悪いのでメッキ素地用の下地処理を施した上でマットブラック(艶消し黒)で施工しました。
オーナー様にもコメントを頂きましたので紹介させて頂きますね。
「お世話になります。本日無事に受取し装着致しました。素晴らしい塗装で感動しております。
今後、また何かあった際は宜しくお願い致します。塗装の際はまたプロ・フィットさんにお願いしたいと思います。ありがとうございました。」
との事です。こちらこそありがとう御座いました。またどうぞ今後とも宜しく御願い致します!(フェイスブックの方もいつもご訪問頂きありがとう御座います)。
大変お待たせしました!先日のテールランプに引き続きこちらのメッキパーツも本日完成となります。一応最初の状態も紹介致しますね。
かなり爽やか系でしたが今回の塗装でガラリと雰囲気は変わったと思います。
元々はプラスチック(ABS)素材に装飾クロムメッキが施された物で、今回はそれを艶消し黒(マットブラック)にて承りました。ちなみに素地がこのメッキの場合、そのまま普通通りに塗装をしても密着性が弱いので剥がれてしまいます。よくあるケースとしては下塗りに密着剤などを使って塗装したりもしますが(勿論私も使った事はあります)、ただそれだと「面」で抑えているだけなのでやはり密着性は劣りますから塗ったその部品だけが異常に飛び石傷が多いというのはそれが原因だったりします。飛び石による傷の被害は塗膜の硬さと言う訳では無く殆どがこの密着性に起因しているんですよね(と言うか誤解が多いのですがむしろ塗膜は柔らかい方が傷は付き難いです)。
ちなみにメンテナンス方法ですが、艶消しでもワックスは掛けても大丈夫です。ただコンパウンド入りなのは絶対駄目な事と、擦るとやはりそこだけ艶が出てしまったりするので出来るだけ扱い易しく、練りタイプよりも水っぽいコーティング剤の方が良いと思います。尚ガラス珪素系のコーティング剤も大丈夫で、ただどれも若干艶は出ますので一応見えない部分で試して具合を見ながらやると良いと思います。
エンブレムも一応仮組みして具合を見ておきました。サイズは元々余裕があったので塗膜の厚みも全く問題無く出来ています。
それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有り難う御座いました!