GT-R用ブレンボキャリパー下準備

先日お預かりしておりましたスカイラインBCNR33用ブレンボキャリパーです。その後いつものブレーキ屋さんにお渡しして、

サンドブラストとOHを行って頂き戻って来ました。

平面をダブルアクションサンダー#120→#180で研磨し、手研ぎ#240で均します。

今回のキャリパーは打痕が多く、これらを削って取ろうとするとキャリパーの形状が変わってしまうので、

全体の研磨と脱脂清掃が終わったら、

正面以外の部分をマスキングし、

エポキシ系プライマーサーフェサーを塗布しておきました。

いつも全体に塗っているプライマーはこの後に行う感じで、そちらは薄膜での使用が基本ですから(厚塗りをするとトラブルを生じます)、この時点ではこちらのエポキシプライマーを使っています。エポキシ系は強固な反面作業性が悪いため全体に塗ってしまうと研ぎ作業が大変ですからこの時点ではこの部位のみに留めています。面倒そうですが結果的にはこの方が良く、それぞれの長所を使い分けているような感じですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!