先日旧塗膜を剥離していたたHEAD社のテニスラケット3本です。
この後はサーフェサーの塗装なのですが、内側のグロメットの穴の中にサフェを入れたくないので、ここをマスキングします。
今まではこのような感じで丸めた紙を差し込んでいたのですが、今回3本全部でそれをやるのは非常に大変なので、
穴は微妙にサイズが違ったりするので、2種類の径で作っています。
レーザー加工機でのカットは、レンズから対象物までの距離の違いからテーパー状になる傾向があり、今回はこれを利用します。
完全な円柱だったら穴の中に落ちてしまいますが、丁度良いサイズにカットする事で穴を通らず、しかしながらしっかりと嵌ります。
出ヅラが違うのは穴やマスクのサイズの違いによる物ですのでこれは気にしなくて大丈夫です。
と言う訳でサフェ前のマスキングがある程度し、あとは貫通した箇所は今までと同様紙を丸めて差し込む方法とします。しかしこれだけでも今までに比べて数時間短縮出来ました。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!