スバルWRXフロントグリルモール&カーボン枠塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたスバルWRX用のドライカーボン製フロントグリル枠と、左右フロントグリルモールの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々のグリル枠はカーボン素地にクリアー塗装仕上げで、左右モールはチェリーピンクに塗装されていました。

こちらに輝度感のあるメタリック原色を使ったSPFシルバーで塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

SPFシルバー=STANDOX JLM-906は通常のシルバーに比べて粒子が細かく、正面が明るくて透かしが黒い輝度感のあるメタリックが特徴となります。

JLM-906はマツダ46G専用の原色なので、JLMは恐らく「Japan Limiter」の略だと思います。となると海外では対応していないんですかね・・・。

画像だと判り難いのですが、コントラストが強いのが特徴で、ちょっと薄暗い所になると一般的なシルバーメタリックとの違いが判るかと思います。

元々カーボン柄だったので判り難かったのですが、表面は多少凸凹した所があって、この色の特徴からそれが余計に目立ってしまったという事もあり、一度目の本塗り後に「研磨→サーフェサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行ってから塗り直しています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

スバルエンブレム(枠艶黒/表スモーク) 本塗り

先日メッキ素地の下地処理を行っておいたSKフォレスター用のスバル純正エンブレムの枠部分です。中央に嵌るアクリルプレートは先日スモーク塗装で本塗りを終えています。

サフェーサーの表面には研ぎの目安とする為のガイドコートとして、ベースコートの黒をパラパラと塗っています。

耐水ペーパーはそれぞれ違うメーカーの物を使っていて、コシがある物や無い物など用途によって使い分けています。既にラインが出ているこちらのパーツの場合は#800で肌目を落としてから#1500でペーパー傷の目消し、フチなどエッジが立って簡単に下地が露出し易い箇所は当たりの柔らかい布状研磨副資材(アシレックスレモン)を使って足付け処理を行います。

よく清掃したら芯棒に固定します。

最終脱脂を行ったらエアーブローで埃を飛ばします。

フチまでしっかり塗れるよう、裏側のスペースを広く設けて固定しています。ちなみに車体を塗っていた時はこういった小物塗装は付帯的な作業だったので余り多くの時間をかける事は無く、なので段ボールに置いてテープで固定するだけのような感じでした。取り付けてしまったら裏側は見えないのでそこまで気にする必要が無かったんですね。

まずはベースコートを塗布します。

黒はSTANDOX原色(MIX571)そのままとなります。

ベースコートを十分乾燥させたらトップコート=クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

アクリルプレートを外す際に開けた穴はエポキシ接着剤を充填して塞いでおきました。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。ちなみに最近は工場天井裏の保管スペースが50℃を軽く超えているので(メーターが50℃までで振り切ってしまっています…)、そこに一日保管しておくようにしています(ただ60℃40分の熱を掛けるよりもカチカチに締まって磨くのが大変になってしまうのでケースバイケースです)。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

トヨタエンブレム&ドアミラーウィンカー塗装承ってます

先日到着しておりましたトヨタクラウンアスリート210用のドアミラーウィンカーと同社純正エンブレムです。こちらのオーナー様は以前同車テールランプのスモーク塗装をご依頼頂いた方で、この度も当店をご贔屓頂き誠にありがとうございます!

ドアミラーウィンカーは「オレンジキャンディ+スモーク」で、スモーク濃度につきましては「標準濃度」で承っていますので、前回ご依頼頂いたテールランプの濃さを参考に調整しようと思います。

リヤエンブレムはスモーク塗装べた塗りで、こちらは「夜間だと真っ黒に、日中の光が当たった時だけ認識できる程度」といった濃さで承っています。どちらもクリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアー(またはそれより上位のクリアー)への変更で承っています。

こちらのエンブレムは施工事例の無い物なので現物を見てみないと判断が出来なかったのですが、メッキ部分は剥き出しでは無く、スバルエンブレムと同様「アクリル樹脂に封入」された状態ですので問題なく塗装可能です。逆にこのメッキ部分が剥き出しの場合は、メッキ素地に直接上塗り(スモーク塗装)は出来ませんので受付不可となります。勿論物理的に塗装自体は可能なのですが、その場合密着剤(スプレー糊のような物)頼みでの塗装となるので、経年でペリペリと剥がれてしまう可能性が否めなく、ですので当店では対応していないのです。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

スバルエンブレム(枠艶黒/表スモーク) 本塗り

先日お預かりしておりましたSKフォレスター用のスバル純正エンブレムです。メッキの枠は先日他のご依頼品と一緒に作業をしてサーフェサーを塗り終わっています。

こちらのアクリルプレートは既にクリアーを塗ってあって、その後完全硬化後に再び足付け処理をしてあります。いきなり塗っても大丈夫だったりするのですが、万が一の事を考えての任意保険のような感じですね。

現状ではアクリル樹脂の素地が露出している箇所は無いのでプラスチックプライマーを塗る必要は無く、いきなりスモーク=ベースコートを塗布します。

スモークは一度に塗らず、3~5コート程に分けて塗り重ねていきます。

 

濃さはこの時の画像を参考に調整しています。

コート毎の含有量としては、最初は薄く、2コート目は一気に濃く、3コート目以降はまた薄くして微調整といった感じにしています。塗り方自体は変えず、含有量とコート数で調整しています。

濃さが決まったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

先ほどの画像とは逆の方向、光源を背に向けてみるとスモークが濃くなるのが判るかと思います。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

メッキ枠も既に作業着手していますので、そちらも進行次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

トヨタ86テールランプ レッド&スモーク塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたトヨタ86純正テールランプの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様なクリアーレンズだった物に、

透過性の赤=レッドキャンディーと薄いスモーク塗装を施しました。

ウィンカーとバックランプ部はマスキングして赤く塗らないようにし、その後スモークとトップコート(クリアー)は一緒に塗っています。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

完成時の撮影に使用しているカメラは古いNIKONの一眼レフで(D200)、全体を写す場合は20mmのレンズを、上記のように部分的に撮りたい場合は40mm(マクロ)レンズを使っています。ホワイトバランスとフォーカスはオートでISOは250で固定、各種設定はノーマル(ニュートラル)、シャッタースピードと露出はマニュアル操作となっています。

最近のカメラのようにISOを上げれないので(ノイズが出るので)、シャッタースピードは1/15~1/50 秒、ただどちらのレンズも手振れ補正機能が無いのでこのシャッタースピードだと手振れが生じてしまいますから、枚数は多めに撮るようにしています。以前は趣味でPhotoshop Lightroomを使っていましたが、あれだと便利過ぎて後から編集加工で綺麗に出来てしまいますから、完成画像は「撮ったそのまま」を基本とする事にしました。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!