トヨタプリウス テールランプ 本塗り

prius11 こちらもお待たせしました!テールランプ系は4セット同時に塗っていますのでちょっと集中してしまっていますが出来るだけ紹介していきますね。

上の画像は本塗り前の状態で、この時点で良く脱脂をしておいてからクリアー抜きの箇所にマスキングをしていきます。しかし見事なまでにクリアーレンズですね。本当に純正品ですかこれ・・・。

prius12 データを作るのは手貼りよりも時間が掛かりますが、二回目、三回目以降での作業が楽なので今回作っておきました。この型のプリウスで次回があるかどうかは微妙ですけどね(苦笑)。

prius13 そしてレッドキャンディーコートが完了です。反射板が目立っていて「ちょっと白過ぎる」くらいのテールランプの方が発色良く仕上がるのでかなり綺麗になりそうです。インプレッサのテールランプが綺麗に見えるのはこれと同じ事ですね。仇が逆に良い方向にいってます。

prius14そして全体に薄くスモークを掛けたらクリアーを塗って無事本塗り完了です。先ほどの画像だとちょっと派手過ぎたテールランプもシットリと落ち着きましたよね。これなら黒いボディでも白いボディでも似合いそうです(ってちょっと強引ですか・・・)。

ちなみに柱の部分はクリアーレンズ部分からの光の入り方が強いのでレッドキャンディーが薄く見えがちになりますから他の箇所よりも濃い目に仕上げています。最初の頃はこういった箇所の赤が薄いと感じていましたので、他の場所よりも2コート分多い感じに仕上げています。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

 

プリウステールランプ 下準備

prius7 こちらもお待たせしております。プリウスの純正テールランプですね。見事なまでにクリアーなレンズです(ノーコメントで)。

prius8 で、今回は二箇所×左右で合計4箇所のクリアー抜きをご依頼頂いています。オーナー様よりイメージ画像を頂いていますのでそれを見ながら作業します。Kindleもたまには活躍出来ているようですね(ただし持って帰って使う気分にはなれないですが・・・)。

今回のクリアー抜き部分は間に柱があったり曲面部分があったりと、角度によってちょっと見え方が変わり易い形状になっているので、ラインの位置を決めるのは内部の反射板に合わせてピッタリ貼るというよりは塗装後の見え方が自然に見えるようにしたいと思います。 ただこうなると基準の位置を決めるのが難しいので(敢えて基準ラインから少しズラしたりするので)左右のテールランプで同じ形に貼るのは難しく、なので今回はラインテープではなくマスキングシートで対応したいと思います。これなら最終的なカットラインはパソコン上で作るので左右で全く同じ形のマスキングが可能になりますから、貼り位置の基準を判断するのが難しくても誤差は少なく出来ますからね。

prius9 まずはいつも通りにラインテープでクリアー抜きの位置にマスキングを行い、その上に紙を張ったらコンテ(と言うかクレヨンペンシルの芯)を擦って輪郭のラインを転写します。昔ながらの石摺りの手法ですね。車の車体番号部分が錆びて見えなくなった場合、元々あった刻印を読み取るのに使ったりするそうです。今はX線の方が早いですかね(わざわざそんな事しませんか・・・)。

prius6石刷りして転写した紙をスキャナーでパソコンにインプットし、画像(絵)だった物をベクトルデータ化(点と線)に変換します。

prius10先ほどパソコンで作成したベクトルデータからマスキングシートを作成しました。データは片側さえ作ればそれをリフレクト(反転)させて反対側も作れるのでズレの無いマスキングが可能になるのです。ただしこれはテールランプが左右対称に出来ている事が前提ですけどね(例えばランドクルーザーはレンズは対称ですがベースは非対称になっています)。

画像はテスト的な貼り付けで、カットしたシートを実際に貼ってはデータを微調整してを繰り返しています。ちょっと面倒ですが一度データを作っておけば後が楽ですからね(あるかどうかは解かりませんが・・・)。

それではこちらも本塗りになりましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

プリウステールランプ レッドキャンディー+スモーク塗装承ってます

prius6紹介がすっかり遅れてしまいすいません。そしてこの度のご依頼誠に有難う御座います!

ご依頼内容としては、全体をレッドキャンディーベースに、バックランプとウィンカーの部分をクリアー抜き、そして最後に全体的に薄くスモークを掛けます。いつものインプレッサのテールランプと同じような感じですね。

ちなみにオーナー様のイメージとしては以前こちらで紹介したオデッセイのテールランプの色味との事です。参考までに紹介しておきますね。

odyssey

上のクリアーのレンズがこんな感じになる予定です。今までの例を知らないと「なるのかよ!」と思われそうですが、実は私も最初はそう思っていました。が、透過性の塗装だとこうなっちゃうんですよね。塗装は本当に凄いものだと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

プリウスのコンソールボックス蓋 完成

prius2 ちょっとバタバタしていて紹介するのがこんな時間になってしまいました。無事完成しておりますので御安心下さい。

prius4ここだけ見ると普通なのですが、元々のシボ模様(木目?)が凄かったので、あれがこうなるのは実は凄い変化です。

prius3中央部に付くクッションに貼るレザーも新調されるとの事ですから、完成した姿は最初の状態とは全く違う物になりそうですね。ビフォアーアフターで是非見比べてみたいところです。

それでは後ほど完成のお知らせメール差しあげますね。この度のご依頼、誠にありがとう御座いました!

プリウスのコンソールパネル蓋 本塗り

prius こちらもお待たせしました。無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。

サフェーサーの一部が黄色くなっているのはこれは「ガイドコート」によるもので、いつもは黒をスプレーしていますがこの時は丁度黄色を塗っていたのでそれをそのまま使いました。ガイドコートは見やすければ何色でも良いので特に問題はありませんから御安心下さい。そもそも中央部は組み付ければ見えない箇所ですからサフェーサーも塗る必要は無いのですが、マスキングをするより塗ってしまった方がスッキリするので一緒に塗ってしまっています。

prius1

ベースコートに黒を塗ってクリアーを塗ったら無事本塗り完了です。艶ありブラックは当店の一番人気で、確かにこんな質感の部品は純正では使われていませんからちょっとあり得無いような高級感が演出出来るかと思います。

それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!