タワーバー プライマー~本塗り

midori7 よく脱脂洗浄したらいつものようにプライマーを塗ります。

塗装のセッティング方法としては吊るして塗る事も考えましたが、表面の見える所がメインなのでやはりその状態にして塗るようにしました。ちなみに台に乗せている裏面は塗装しない旨は事前にオーナー様に伝えてあります。ただしプライマーはちゃんと塗っておきます。

midori8そして本塗り完了です。色は黒では無く「濃い目のグレー」で、既に焼き付けも完了して結晶目も出来ています。

今回はこれで完成では無く、バーの中央に「MIDORI」のロゴを緑で入れます。元々ここにはシールが貼ってあったのでそれを塗装で再現するような感じですね。

既存の製品も一手間掛けてあげると自分だけのオリジナル製品に生まれ変わります。今回掛かった費用であれば恐らく新品が買えたと思いますが、自分でデザインした物であれば愛着の度合いは既製品のそれとは全然違いますよね。

プリウスのコンソールパネル蓋 本塗り

prius こちらもお待たせしました。無事本塗り完了しておりますので御安心下さい。

サフェーサーの一部が黄色くなっているのはこれは「ガイドコート」によるもので、いつもは黒をスプレーしていますがこの時は丁度黄色を塗っていたのでそれをそのまま使いました。ガイドコートは見やすければ何色でも良いので特に問題はありませんから御安心下さい。そもそも中央部は組み付ければ見えない箇所ですからサフェーサーも塗る必要は無いのですが、マスキングをするより塗ってしまった方がスッキリするので一緒に塗ってしまっています。

prius1

ベースコートに黒を塗ってクリアーを塗ったら無事本塗り完了です。艶ありブラックは当店の一番人気で、確かにこんな質感の部品は純正では使われていませんからちょっとあり得無いような高級感が演出出来るかと思います。

それでは完成しましたらまた紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!

GIVIのリヤボックス蓋 本塗り

giviこちらはバイクに装着されるGIVIなるメーカーのリヤボックスのトップカバーで、先日箱から取り外しておいたものですね。BMWのフェーエルタンク同様、特に傷があるなどではないので足付け処理をして塗るだけですから比較的作業はスムーズに行えますので、ちょっと予定より早かったですが今回一緒に塗ってしまう事になりました。順番的にはメガネフレームの方が早いのですが、あちらは塗る以外にも色々難しい事がありますから(色の作成とか色分けのマスキングとかですね)じっくり作業する必要があるのでこういった物と一緒には塗れないのです。ご理解頂ければ幸いです(謝)。メガネフレームは今週より作業着手しますので御安心下さい。

givi1そして無事本塗り完了です。車体色そのままと言う訳ではありませんが、色見本帳から近似色を選んで塗っていますので殆ど違和感も無くボディとの一体化が得られるかと思います。

それでは画像が硬化しましたら組み付けしますね。構造が解かっている分、分解よりも組み付けの方が断然楽なので今週中には完成出来ると思います。もう少々お待ち下さいませ!

BMW S1000RR フェーエルタンク 本塗り

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こちらもお待たせしました!本塗りは先日無事完了しておりますので御安心下さい。本日は日曜で休業日ですが明日も色々忙しくなりそうなので今の内にアップしておきます。

当初はタンク上にあるネジ穴にネジを挿して吊った状態で塗装しようかと思いましたが意外にもこの姿勢が安定していたので、いつもの一斗缶を三個積んで作った台の上に乗せて塗る事にしました。ただタンクが下に落ちたら大変なことになるので、タンクの四隅と台になる一斗缶とをワイヤー(と言うか針金)で固定しておきました。

「だったらもっと広い台に乗せればいいんじゃ」と思われるかも知れませんが、こういった部品は下方向からスプレーしないと綺麗に塗れないので、タンクよりも広い台だと腕が引っかかったりして上手く塗れないのです。 本塗りに関してはある程度のレベルまで行くと「技術」と言うよりは如何にストレス無くスプレー作業が出来るかの方が大事になってきます。

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そして本塗り完了です。車体に装着されれば下の方は見えないですが何か気分が悪いので一応しっかり塗っておきました。画像では見えませんがこの裏側も然りです。

色は単色でカラーデータそのままで、特に塗る以外に気にする所もありませんからこういった場合にはコストが安めな「お任せコース」でも可能ですが、オーナー様的に「純正の塗装と同レベルに」との事ですから、作業内容は以前のプロフィット(自動車塗装屋)と同じレベルとして「標準コース」にて承っています。勿論完全硬化後には磨き処理もします。「これ以上どこを磨く必要があるんですか?」と言う仕上がりでも塗装屋の目で見ればまだまだあるのです。なので「自動車塗装」というレベルで考えると「ノンポリッシュ」(磨き無し)と言う仕上がりは実は100%あり得無いのです。

今週中には完成出来る予定です。もう少々お待ち下さいませ!

スカイラインR32テールランプ 本塗り

skyline4 スカイラインの社外テールランプは下で紹介したBMWのテールランプと一緒に塗り終わっておりますので御安心下さい。

良く脱脂してエアーブローをしたらプラスチックプライマーをスプレーしていよいよ本塗り開始です。

skyline6ちょっと色味がビビットですが実際にはもっとソフトに仕上がっていますので御安心下さい。何故だかコントラストが強いですね・・・。

今回のご依頼では、「ブレーキランプは夜間日中問わず中身が見える程度 反射板は光が反射したときに赤くなるように」との事ですが、そもそもテールランプに塗るレッドキャンディーは何度塗り重ねても永遠に隠蔽しない塗装ですのでこれは特に気にしないでも大丈夫です。むしろ以前試した時の作業で解かったのですが、ある一定の所に到達するとそれ以上塗っても殆ど赤の色味は変わらないのです。イメージ的には濃くなると思っていたんですけどね。やはり実際にやってみないと解からない事は多いです。

来週早々には完成出来る予定です。もう少々お待ち下さいませ!