埋蔵品

zaku_1結構前に買ったパーフェクトグレード?なるシリーズのガンプラのザクで、工場移転の為に色々整理していたら塗っておいたのを忘れてすっかり置き去りにしていました。このモデル、骨格と外板が別々になっていてよりリアルに、そして稼動域が広く出来ているのです(多分)。

zaku_2塗ったのはキャンディーレッドで、下地にシルバーを塗ってからその上に透過性のレッドを塗っています。通常の塗装では出せない発色の良さが特徴ですね。しかしこれをランナーから外さないで色を塗ってしまうというのはモデラーの方からするとちょっとナンセンスだと思いますが、そもそも自分で組み付けるつもりが無かったりしますし、大抵の場合は塗り終わった時点で既に満足してしまい、組み付けには余り興味が無くなってしまうような始末でして・・・(プラモデルに限らずこれが自分の問題だと理解しています)。

またプラモデルを塗る場合、色の選定や塗り別けについても余り(と言うか殆ど)気にせず、出来れば塗料自体の美しさが出てくれればと思っていたりします。何個か岡山に居る甥っ子達に送ってあげたらやはり子供でも「この塗装ってなんか違う」と感じてくれるらしく、回りの友人からもこれをクレクレと相当言われているそうです。そうやって皆塗装屋になってくれると私も塗った甲斐があるという所なのでしょうが(笑)。

ちなみに塗りあがったプラモはこれの一体しか無いので、何とかもう一体か二体ほどを塗ってから送ってあげたいと思うのですが、ただガンプラの素材となるプラスチック「PS」(ポリスチレン)は、私が普段使っているような自動車補修用の2液ウレタン塗料を塗ると素材のプラスチックを侵してしまい表面が溶けてしまいます。故にその前にその対策とした下塗りをしておかなければならなく、それがまた結構面倒なのであります。

工場を移転したらそういった時間も取れればと思うのですが、まあ当面はそれも無理ですかね。ただいずれはワークショップ的な事もやりたいと思っていたりします。まあ私は人に物を教えることは苦手なので参加者のフリをして紛れ込む予定ですが(爆)。講師はやはりその道のプロに御願いする事にしましょう(元同僚で今はプジョーで塗装を教えてます)。