寄せ集めで一品物

dragon-2こちらはちょっと前にニトリで買った壁掛け時計で、温度計と湿度計が付いていたりもしますが今回そちらは必要なく一番重要なのはこの形状だったりします。時計盤と表面のガラスとの間に充分なスペースがある物が必要だったんですよね。

dragon2当初はドラクエXシリーズのキャラクターを使う予定でしたがちょっと色々理由があって急遽ドラゴンボールシリーズに変更となりました。前回と同じくネットオークションである程度の数のミニチュアフィギアを購入しました。多分ガチャガチャ?の製品だと思います。意外と良く出来ていてビックリしました・・・。

dragon1時計盤を新たなデザインにして、時間を示す場所にミニチュアフィギアを配置してドラゴンボール仕様の時計を作ろう、と言う感じです。画像では時計盤がモノクロのコピー用紙ですが、本番ではカラーに、またアクリル板などを使って立体的に表現したいと思っています。ただそれでもまだちょっと物足り無いですよね。

dragonと言う事で考えているのがクリリンの胸にある「亀」のマークで、時計全体をフォルムをこの亀マークに出来ないかと検討中です。時計の周りの枠をオレンジに塗ってフチを黒くし、そして中の盤を「亀」のロゴにすればそれらしくなると思うのですが、ただそうなると「亀」が強過ぎて折角のフィギアが負けてしまうのでは・・・と思いまして。取り合えずは後日Illustratorでイメージイラストを作成してみてもう少し検討してみたいと思います。

ちなみに何故時計なのかと言うと、単にフィギアを飾るだけではいずれ飽きてしまうと思うので何とか実用的な物にと、また剥き出しで飾るとホコリを被ってしまいみすぼらしくなってしまいますので何かケースの中に入れてあげたい、と言う事で密封された時計の中に閉じ込める事にしました。尚こちらは結婚祝いのプレゼント用に作成している物で、差し上げる予定の方は大のドラゴンボール好きなので今回このようなコンセプトとなっています。喜んで欲しいのも勿論ですが、私自身作る過程を楽しんで是非次に繋げたい、という企みもあります(笑)。

差し上げる時期としてはまだも余裕がありますからもう少し煮詰めてみたいと思います。ガラス板にサンドブラストでイラストを描くって手もあるのですが、ただ時間が見え難いんじゃ時計としては本末転倒と言うか何と言うか・・・。

モシャス

corsair81 以前から考えていた事として、塗装の仕事で依頼を受けた時に「こんなのもありますけどどうですか?」みたいな物が出来ないかと思って色々探していたりします。イメージとしてはamazonなどネットで買い物をする時にチラっと表示される「あなたへのお勧め」みたいな感じで、買うつもりはなかったけどついつい欲しくなってしまうアレです。

という事で以前からよく塗っている物が上記のようなコンセント&スイッチカバーで、製品自体が比較的安価で汎用性も高いのである程度の数を在庫していたりします。到底これで商売が成り立つとは思いませんが、「これならお金を出しても良い」なんてアイデアが出せれば依頼の序にこれも一緒に御願いしてみようか、なんて事になってくれるのではと思いまして。

上の画像は以前何かの色に塗ったカバーで、余りぱっとしない色でしたから先日のパソコンケースの塗装の時に一緒に塗ってみました。

corsair822トーンカラーとなると結構面倒なのですが(塗料を用意するのもガンを洗うのも)、本塗り時に一緒に行えばその手間は掛からず、またマスキングも「先に黒を塗ってフチにテープを貼るだけ」と言う形にして極力手間を掛けずにパソコンケースの配色に似せてみました。本来ならもう少しやりようがあると思いますがそこに懲り過ぎると結局普通の仕事(依頼)になってしまうのでこの程度に留めています。ちなみにPCケースを模するとなると実は配色が逆になりますが、このサイズでそうすると映えなくなるのでこうしています。実は最初はそうしたのですがちょっと地味だったので途中でこれに変更しまして・・・(苦)。

こんな感じで、メインに塗った物とお揃いの色にした物が身近にあればさらに幸せな気分になれると思いますから、いつかこういうのをちゃんとした仕組みに出来ればと考えています。NIKEiDみたいなのはさすがに大変ですが(ってそれじゃいつもの仕事と変わりないですし)、限られたパターンの組み合わせだけで選べるようにすれば負担が掛からずコストを下げられるんじゃと思っています。

ちなみにタイトル名はドラクエの呪文です(懐)。

予め用意しておけて塗って楽しそうなアイテム、何か無いですかね~。

紺屋の白袴、みたいな

前々から塗りたかった工場一階のドアです。

doors ただ外したままでは帰れませんからこれを塗るタイミングをずっと待っていました。およそ一年・・・(笑)。

doors1 ただ一日で完成させなければなりませんから仕事的にはかなりやっつけです。柄は木目ですが素材はスチールで(そういえば枠の部分のみアルミでした)、以前ここに貼ってあったプレートを無理に剝がそうとしてベコベコになっちゃってます。本当はパテで直したいところですが時間も無いですし、そもそもちゃんと直していたら新しい物が買えてしまいますから、固着した両面テープを削り落とすのみに留めておきます。取っ手ももうマスキングです。

doors3色は一応見本帳を照らし合わせて作ったのですが、どこかで貧乏性が出てしまい、余っていた塗料を混ぜたら少し寒色寄りになってしまったようです。色を作っている時は暖色寄りのグレーで良い感じの筈だったのですが・・・。

doors2 塗りあがってみると黒が強くなり過ぎてちょっと寒い感じにグレーになってしまいましたが、まあ自分の事だと大抵いつもこんな感じなので問題無いです。ちなみに一応両面塗っていまして、ただ時間がありませんから室内側はベースコートのみ、艶消しクリアーを塗った(塗れた)のは表面のみです。

しかしお陰であのゲンナリしていた木目柄も完全に払拭出来ましたから満足度としては充分です。内側は照明が反射してこのドア付近は明るくなりましたから機能的にも良くなりましたし。

無事取り付け終わってやっぱり塗装は楽しいなあ~!、なんて思えるのはプレッシャーの無い作業だからなんですけどね(苦笑)。

どこかで見たような気が・・・

factory-113今の工場に移転してから一年ちょっとが経ちました。初めてこの物件を見た時は工場と言うよりは木造家屋的なイメージが強く自分的にはどうも乗り気がしなかったところでもあるのですが、今では相当ここが気に入っています。見た目はまあ置いておいて(笑)、機能性は凄く良いんですよね。

工場一階部分の床はコンクリートが打ってあるお陰か、懸念していた夏の猛暑も想像以上に楽でしたし、床は一段高くなっているので外からのホコリは殆ど入って来ません。塗装ブースを造る為に窓を3つ潰してしまいましたがそれでも風通しは非常によく、また壁や天井も普通の家と同じでちゃんと断熱もしてくれて一般的なスレート壁の工場とは違い中はかなり快適です(最初の工場が大変でした・・・)。ゴキブリやネズミなどの害虫も皆無ですから住もうと思えば普通に住めますから、都内でこの家賃は本当にツイていたなぁと今更ながら実感します(住みませんが。笑)。

が、一つ嫌だったのが工場一階の扉の木目模様で(素材はアルミなのに何故か木目って・・・)、ただ実はちょっと前にここもグレーに塗り終わっています。さすがに付いたままでスプレーは出来ませんから、土曜日の朝に外してその日の内に塗装→夕方には取り付けをして帰る頃にはちゃんと鍵も掛けれるようにしました。

改めて画像で見てみると塗装屋らしくもうちょっと遊んでみても良さそうな気がしましたが、ここが目立ち過ぎるとなんだか浮いてしまいそうだったのでこれくらい控えめのグレーで丁度良かったかも知れません。とにかくイミテーション木目が払拭出来たので、これだけでも毎日工場に着いた時は楽しくなってしまいます(病)。

ちなみにこの工場、どこかで見たような気がすると思ったら、今(また)読んでいるアキハバラ@DEEPに出て来る事務所にソックリなんですよね。多分この本を読むのは今回で5回目か6回目ですが、今更ながら似ている所が多いのに気付いててビックリしました。本当に偶然なのですが、なんとザクも配置されているんですよ・・・(って判りませんか。笑)。

ドアの塗装作業については何枚か撮影しているので後日機会があれば紹介したいと思います。