フェラーリ鍵塗装 完成

ferrari132 大変お待たせしました!フェラーリ F430 F1のリモコンキー塗装、本日完成となります。

色はROSSO SCUDERIA(カラーコード:323)でご指定頂いておりまして、画像中央にあるカバーの真ん中部分には元の色が残っていますが、それと見比べると今回の色はかなり鮮やかな赤になっているのが判ると思います。

ferrari133 エンブレムを外す為に開けた穴は裏側からアルミシールで、表面からは両面テープで塞いでいますのでご安心下さいませ。

最初の状態も紹介しますね。

ferrari115旧塗膜の密着性は良好だったのですが、やはりと言うか小傷は多い状態でした。

ferrari134 下地処理は「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で、新品同様に仕上がっていると思います。

ferrari119うっかり紹介していませんでしたが、鍵のシャフト部分は予めコンパウンドとブラシで磨いていて、フェラーリの七宝焼きエンブレムもポリッシュしてあります。

ferrari135跳馬のエンブレムの透明な部分は樹脂では無くガラスなので(多分)、そこには塗装は出来ませんが、磨きで最初の状態よりは綺麗になっていると思います。

ferrari136 裏側のこの黒いゴムの部分がリモコンのスイッチになっています。

ferrari137 また今回は中央の本体部分も黒から艶々の赤に塗っています。純正とは違いますがより高級感が出たのではないでしょうか。

ferrari138一応見本の為に車型の注型樹脂にも塗装をしておきまして、参考までに色を比較してみようと思います。

左上のダースベイダーがフェラーリロッソコルサの「322」で、右上が同じくロッソコルサの「300」です。その下にある色見本はbremboの赤として採用している色で、それの隣に並べているのが今回塗ったフェラーリ ロッソスクーデリア(カラーコード:323)です。色味としてはブレンボレッドに近く、大分朱色寄りなのが判ると思います。後日こちらもテンプレートを作成してデータとして残せるようにしておきます。

それでは後程完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

フェラーリ鍵 本塗り

ferrari117先日分解を終えていたフェラーリ F430 F1のリモコンキーです。

作業は結構前から着手しておりまして、無事本塗りも終えておりますので下地処理も含めて作業内容を紹介させて頂きますね。

ferrari127今まで施工したこの型のリモコンキーは新品時の塗膜の密着性が悪かったのですが、今回の鍵は比較的密着性は良好でした。ただ念の為いつものように見える個所の塗膜は殆ど剥がしています。

ferrari128今回は久しぶりに真ん中の部分も塗装しますので、こちらも同じように#240のペーパーを使って黒のラバーコートを剥がします。

ferrari129念の為プラスチック素地には火炎処理を行い、プラスチックプライマーを塗って続けてサフェーサーを塗布します。

またエンブレムとゴムのボタンが着く個所はサイズがキツくならないよう様にマスキングしてあります。

ferrari130こちらもカバーが引っかかる爪部分をマスキングをしてサフェを塗ります。

ferrari131その後60℃40分以上の熱を掛けてサフェーサーを完全硬化させ、#600→#800の水研ぎでラインを整えます。またサフェーサーが塗っていないパネルの裏側や溝の奥なども#800でしっかり足付け処理をしておきます。

ferrari121各部のマスキングをし直し、本塗り開始です。

ferrari122 黒い部分はプラスチック素地なのでプラスチックプライマーを忘れずに塗っておきます。樹脂素材は記載が無いので判りませんがペーパーを掛けた時の感じからしてPPのようなオレフィン系だと思われますのでプライマーを塗り忘れたらアウトです。

ferrari123 ベースコートの赤を塗り、クリアーを塗って本塗り完了です。

ferrari124 尚いつも鍵を塗る時はロッソコルサ(カラーコード:300)ですが、今回はオーナー様のご指定でROSSO SCUDERIA(カラーコード:323)を採用しています。ロッソコルサに比べるとかなり明るい赤(朱色)っぽい色味となります(黄色の原色がかなり入りました)。ブレンボキャリパーのレッドに近い感じですかね。

ferrari125 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーを使用しています。

ferrari126今回のROSSO SCUDERIA(カラーコード:323)を使うのは多分初めてで、他にロッソコルサの300と322の色見本はありますので、今回こちらも色見本を作成しておく事にしました。

この後熱を入れて完全硬化させ、少し長めに寝かしてから組み付け作業を行う予定です。もう暫くお待ちくださいませ!

フェラーリ鍵塗装承ってます

ferrari115 本日到着しましたフェラーリ F430 F1のリモコンキーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ferrari116 現状は全体が傷だらけで、特にキーリングが着く穴の周りは塗装が剥がれてしまっていますので、いつもの通り全体を研磨して塗膜を剥がし、サフェーサーで下地を作ってからの塗装となります。

ferrari117 既に分解も終えていまして、ボタン電池は最後に新品と交換しておきます。

尚今回ご依頼頂いている色はいつものロッソコルサでは無く、ROSSO SCUDERIA(カラーコード:323)でご指定頂いております。配合データを見てみるとロッソコルサに比べるとイエロー味が強い感じです(明るく見えると思います)。

またクリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っています。

ferrari118さらに、いつもは裏表のカバーパネルだけですが、今回は真ん中の黒い部分も傷だらけですので(と言うかラバーコートが加水分解している感じです)、こちらもカバーと同様に赤の艶々仕上げで承っています。結構前ですが以前そういった仕様も行っていますので参考画像を紹介しますね。

ferrari120真ん中の黒部分は鍵のシャフトと一体なので少々面倒ですが、カバーパネルと一緒に行えば複数割引アップも適用されますのでお得です。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

フェラーリ458リモコンキー塗装 完成

ferrari94フェラーリ458スペチアーレのリモコンキー塗装、本日完成となります。大変長らくお待たせしました!

最初の状態も紹介しますね。

ferrari50元々はロッソコルサの「300」で、今回のベースカラーも同じくロッソコルサなのですが、こちらのカラーコードは「322」となっています。前者がちょっと朱色っぽい赤で、後者は青みのある赤といった感じです。

ferrari99今回は赤をベースにして、表面のパネルに白と青のストライプラインを入れました。それぞれの色は以下の通りとなっています。

・赤・・・ROSSOCORSA(カラーコード:322)

・白・・・Bianco Avus(カラーコード:100)

・青・・・Blu Nart MET(カラーコード:523)

ferrari88 今回のストライプは車体自体がこういったカラーリングになっていて、その色とデザインをそのままこの鍵に持って来た!と言う感じになっています。普通の人が見ても良く判らないのですが(私ももう判りません・・・)、車好きな方ならこれが何なのか一目でこれが何か判るのでしょうね。

ferrari89 ちなみに今回は塗装とはちょっと違う作業も承っておりまして、画像のようにキーホルダー(キーリング)を取り付けると穴の周りの塗装が傷付いてしまうので、今回はそれの対処方もご相談頂いていました。本業とはちょっと違うのでそれについてはこちらの社外記で紹介しています。尚社外記で紹介している案件は塗装の付帯作業となりますので単体ではお受付しておりません。御了承下さいませ。

ferrari93 こんな感じでキーリングが付く穴の周りに、傷付き防止用として小さなリングを嵌め込みました。キーリングと同じステンレス製なので違和感も無いと思います。最後の仕上げに綿棒とコンパウンドで内側を磨いてあります。

ferrari92 ストライプラインは予め原寸サイズのイラストデータを作成し、それを基にマスキングシートを作成しているのでかなりキッチリとしたラインが描けていると思います。

ferrari90色の境界はそれぞれを「白→赤→白」「白→青→白」と塗り直しているので、美しいシャープなマスキングラインに出来ていると思います。一旦本家の所に戻ると思いますので、その際は是非粗探しをして貰って下さいませ(笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

フェラーリリモコンキー(白)塗装 完成

ferrari100 大変お待たせしました!フェラーリのリモコンキーの塗装、本日完成となります。

ちなみに一緒に作業していたストライプ入りの赤いリモコンキーは穴の部分に傷付き防止用のリングを接着しますのでもう少々お待ち下さいませ。

ferrari101 色はフェラーリ純正色の「BIANCO AVUS」(カラーコード:100)で、元々は赤のロッソコルサ(300)でした。最初の状態も紹介しますね。

ferrari25状態としては悪く無く、傷も殆ど無かったので全体を研いで足付け処理のみ行っての塗装となっています。

ferrari102 先端の鍵の部分もコンパウンドで磨いておきました。

ferrari103 こちらのボタンも洗剤とブラシで洗ってあります。

ferrari104 電池も新しい物に替えておきました。

ferrari106 ちなみに電池交換の際のこのカバーの開け方ですが、隙間にコインなどを入れて抉ると塗膜に傷が付いてしまうので、スマートな開け方としては隙間にヘラ(ジコラヘラ)を押し込んでそのまま一周させると(スライドでは無くヘラ自体を回すような感じで)パコっと開いてくれます。要らなくなったクレジットカードの端をペーパーで削ってテーパー状にするなどして代用出来るかも知れません。何にしてもドライバーなどの金属を入れるのは控えた方が宜しいかと存じます。

ferrari105それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度も当店をご利用頂き有難う御座いました!