CORSAIRパソコンケース ロゴ入れ準備

corsair43コルセアのフロントパネル右下に入るロゴのサイズを確認しております。事前にロゴの位置は御確認頂いていますが、サイズ的にどのくらいが御希望かをお伺い出来ればと思います。

ちなみに上の画像だとちょっとロゴが大きすぎてパネルの中心を越えてしまっていますので、もう少し小さい方が体裁が良いかも知れません。または「大きい方が」という事でも構わないと思います。一応御確認下さいませ。尚ロゴの色はブルーメタリックで承っています。

corsair44 上の画像ではロゴのサイズは横幅が80ミリです。こちらを基準に5mmずつ幅を変えた物を作成していますので御希望をお聞かせ頂ければと思います。ちなみにこのパネルのさらに回りに土台のフレームが付くのでそれも想定しておいて頂ければと思います(オーナー様なら判りますが一応という事で)。

corsair15ちなみにこちらが土台部分で、これに先ほどのパネルとディスクドライブの蓋などが装着されます。青い部分はブルーメタリックに、その外側はブラックとなって、これに黒く塗ったパネル類が装着されると隙間からブルーメタリックが漏れ見える、といった感じですかね。

ロゴのサイズは御希望承りますので御確認宜しくお願い致します!

CORSAIRパソコンケース 仮組み

corsair37塗装後には組み付けも頼まれておりますので一応先に仮組みを行っておきます。と言うかリベットの塗装も承っておりますのでそちらの本数も確認しておかないと、ですね。

corsair38昔ながら?のデスクトップ型パソコンケースを使った事がある方なら判ると思いますが、通常このようにシャーシ部分はリベットで固定されています。普通ここは分解しないところですが(私も初めて見ました・・・)、今回はこれらのパーツを2トーンカラーで、また裏も表も艶々で御依頼頂いていますのでやはり分解した状態でなければ塗装は出来ないと思います。

corsair39最終的にはこんな感じになる予定です。いや、今気付きましたがもしかしたらもう一枚大きめのマザーボード固定用のパネルも付くかも知れません。今日はもうこんな時間なので(って10時ならまだ早い方ですが)後日確認しておきますね。

corsair40しまったと思ったのはこちらでして、マザーボード用のパネルもリベットで付くとなると少し足りなかったかも知れません。8本くらいは多めに準備しておいたのですがもしかしたら追加で必要になるかもですね。塗装前の準備として足付けしてプライマーを塗っておきます。

corsair41こんな感じでプライマー塗布完了です。シャーシはブラックがベースで、これらのリベットはブルーメタリックで承っています。リベットを打つ時にはどの道傷付いてしまいますがそこは最後にタッチアップで対応致します。

corsair42通常リベットの裏は見えない部分になりますが今回は恐らく丸見えなので裏側も塗る準備をしてあります。リベットの表側を塗っておくのは自動車塗装の場合でも時々やっていましたが裏側もは初めてです。ちなみにこちらはリベットを引き出す時にクシャっと潰れるので塗装も割れてしまいますからクリアーは塗らずベースコートのみにしておきます。形が崩れるのでこちらはブルーメタリックでは無く目立たないように黒の方が良いと思いますが如何でしょう?御確認・御検討頂ければと思います。

また作業進行しましたら紹介させて頂きますね。もう少々御待ち下さいませ!

CORSAIRパソコンケース サフェ入れ

corsair32先日素地調整を行っていたコルセアのパソコンケース外装です。一気にまとめてサフェーサーを塗布します。

corsair33 金属パネルで素地が露出した物にはプライマーを塗布してからサフェーサーを塗ります。サフェーサーは後で研ぐのである程度の膜厚が付くよう3~4コート程塗っておきます。

corsair34 特に歪みが多いプラスチックパーツには多めに5~6コート程塗っておきます。

上のフロントパネルは内側をブルーメタリック、外側をブラックで御指定頂いていまして、一旦最初にブラックで塗装を行い、それで出来た下地の上に今度は内側のみブルーメタリック、クリアーはもう一度全体に塗る事で綺麗に仕上げます。ちょっと説明が難しくてすいません。実際に作業が進めば詳しく紹介出来ると思いますのでどうぞもう少々御待ち下さいませ。

corsair35 表面が梨地だった物は全てサフェーサーを塗布します。

corsair36フロントパネルのスイッチ部分に貼ってあったアルミパネルは一旦剥がして別々に下地処理を行い、本塗りの時には貼った状態で塗装します。サフェーサーだと塗膜の充填力が高いのでちょっとした隙間が埋まってしまのです。

まずは最初に黒関係の塗装を行い、その次に黒&ブルーメタリックの2トーンカラーを塗る予定です。数も多いので2回に分けての本塗りといった感じですかね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。もう少々御待ち下さいませ!

CORSAIRパソコンケース シャーシ部

corsair28 お待たせしております。コルセアのパソコンケースのシャーシ部分は無事旧塗膜の剥離が完了しました。ちなみにこれらのパーツは通常は箱型になっているのでこういう状態では普通見掛けませんよね。オーナー様自らリベットを揉んで分解してやって来ました。

corsair29 最後に綺麗なシンナーで洗い流したらプライマーを塗布します。通常脱脂にはシリコンオフを使いますがそれは「下地を侵さない」と言う事が理由ですのでこういった場合はシンナーでもOKです。金額的には4倍くらい違いますしね。またウエスで拭くよりも、シンナーをスプレーガンに入れて上から下に洗い流した方が作業も早いですので(そしてそのシンナーは剥離用溶剤槽で再利用されます)。

corsair30 そしてプライマー塗布です。片側を塗ったらひっくり返して反対側も塗ります。色は2トーン配色となるので本塗りの時もベースコートはこんな感じで、クリアーを塗る時は吊るせるようにする予定です。縦にするか、このまま水平で宙に浮かすかが考えどころですね。とにかく裏も表も艶々に仕上げたいですので。

corsair31本塗りの前に一旦仮組みもしますので、作業進行しましたらまた紹介しさせて頂きます。もう少々御待ち下さいませ!

CORSAIRパソコンケース 旧塗膜剥離

corsair27コルセアのパソコンケースは一部オーナー様自ら塗装された箇所もあったので、てっきりこちらのシャーシ部のパーツも自家塗装塗膜かと思いきや、どうやらこちらは新品製造時に塗られた塗膜だったようです。肌が非常に悪い焼付け塗装、といった感じですかね。

このまま塗っても素地の悪さが影響されてしまいますのでこちらは溶剤槽に浸け置きをして塗膜を剥がす事にしました。

corsair24数日間溶剤槽に浸けて置き、塗膜がやわらかくなったらスクレーパーとワイヤーブラシで塗膜を削り落とします。

corsair25自家塗装のラッカー塗料なら溶剤で簡単に溶けますが、劣化していない焼付け塗膜でしかも今回のように厚塗りされていると勝手に剥がれてくれる訳ではありません。ある程度は物理的に剥がし、再度漬け込む事によってそこから溶剤が浸透して剥がれ易くなってくれるのです。かなり地味な作業ですが、実際これだけで殆ど最後までやりきります。まあ千里の道も一歩からですから(苦)。

corsair26 一回目の物理的作業を行って漬け込み、数日後にもう一度やるとこんな感じにまで剥がす事が出来ます。このような単調な作業を一日中繰り返していたりしますから色々やられてしまう所もありますが、最終的に仕上がった美しい塗膜を想像すれば何とかやってはいけます(笑)。

corsair23ちなみにこちらはブルーメタリックに塗られていたパネルですが(先日の色の作成の時に使ったパネルです)、塗られていたのは恐らく缶スプレーのラッカー系塗料だったので溶剤で洗い流して無事綺麗に出来ました。このパネルは他の塗膜とは違ってツルっとした艶消し黒なので下地としては問題ありませんから足付け処理をしてこのまま塗るようにします。本当は他のパネルもこの方法で済むと思っていたのですが、まさかあの塗膜が純正の物だったとは・・・です。

この後また数日間溶剤槽に浸け置きをし、それでまだ足りなければもう一度浸け置く予定です。その間に他のパネルを進行しておきますね。もう少々御待ち下さいませ!