Z32シフトパネル 組み付け

z3222先日本塗りを終えていたフェアレディZ32のシフトパネルです。艶消し黒に塗ったスライドパネルを元に戻し、塗装したカバーと土台を重ねたら元々接着されていた箇所をエポキシ接着剤で固定します。瞬間接着剤でも良いと思うのですが私的に信用していないんですよね。熱が上がると剥がれますし(耐熱もあるらしいですが持っていませんので・・・)、いざ使おうと思った時に固まってしまっている衝撃と来たら・・・(笑)。

という事で明日には仮止めしているマスキングテープも外せて完成の紹介が出来ると思います。もう少々御待ち下さいませ!

Z32シフトパネル スモーク塗装本塗り

z3219 こちらもお待たせしました!Z32の内装シフトパネルも無事本塗り完了です。2工程分の下塗り作業を経てようやく本塗りのスモーク塗装となりました。

z3220 スモーク濃度は「極薄目と薄目の中間」で、文字が消えないように気をつけて調整しています。そもそも文字をスモークにする為ではなく、プラスチック素材特有の「グレー味」を「深みのある黒」にする為のスモーク塗装となっています。

画像は既にクリアーが塗られた状態で、こちらもクリスタルクリアーで承っています。まあ二回目の下塗りでも「序に」といった塗装なのでクリスタルクリアーだったりするんですけどね(笑)。

z3221さすがに「下塗装→研ぎ」を二回繰り返しただけあって、射出成型樹脂特有の歪みもかなり払拭出来ました。艶も良い感じだと思います。

それではこちらも完成次第改めて紹介しますね。組み付け作業もあるので少し長めに寝かさせて頂き、完成は来週末辺りになるかも知れません。どうかもう暫く御待ち下さいませ!

Z32シフトパネル 下準備

z3214先日二度目の下塗りクリアーを施しておいたフェアレディZのシフトパネルです。上の画像はその時の塗装直後の状態で、この後熱を掛けて数日寝かし、完全硬化したら再度表面を削ります。綺麗見えますがまだボコボコなんですよね。

z3217二回目の下塗りクリアーでは結構膜厚を付けたので#400でガシガシと削ります。この時点で下地(一回目の下塗りクリアー)が出てもそこでエッジマッピング(チヂレの一種)は起き難いですからここはかなり大胆に研いでいます。塗装屋さんなら判ると思いますが、最初に塗った塗膜の上に新たに塗り重ねる場合、数日なら凄く食い付きが良いんですよね。ちなみに24時間以内なら足付け処理すら不要です(ただしそんな事はしませんが)。

z3218その後は#600でしっかり水研ぎ、さらに#800でもしっかり水研ぎ、最後に(珍しく)#1200でペーパー目を均してようやく下地が完了です。次はいよいよ本塗りのスモーク塗装ですね。

別件ですが本日フェアレディZ33のテールランプが届きまして、明日バイク用のスクリーンパネルが到着予定です。それで今回のレンズ系塗装のターンが埋まりまして今週中に本塗りを行う予定です。

この辺のタイムラインと言うかスケジュールを明確にご案内出来れば、時間の無い方でもタイミングを合わせて御依頼頂けるようになれると思うのでこれが今後の課題ですかね。先日始めたFacebookを利用出来ないか模索してみたいと思います。

もう少々御待ち下さいませ!

Z32シフトパネルスライドパーツ 本塗り

z322 こちらもお待たせしました!ちょっと地味ですが(笑)、Z32のシフトパネルレバーの根元に付いているカバーパネルです。元々は樹脂素地でちょっとチープな感じが否めませんから、これを艶消し黒に塗って(もう少し)高級感を出そう、と言う作戦です(笑。極めて私的見解です)。

z323こちらは先ほど紹介したメガネフレームと一緒に塗っています。色自体は同じ黒なのでベースコートは同時に、クリアーはこれだけ別に艶消しクリアーを作って塗っています。やわらかい部品ですがクリアーには軟化仕様になっていますので使っていて割れたりはしないようになっています。御安心ください。ただこれを塗ったと気付いてくれる人は居ない気がしないでも無いのですが・・・(笑)。

来週にはテールランプ関係の塗装を行う予定で、その時にシフトパネルのスモーク塗装も一緒に行う予定です。艶々になったあのパネルにこの艶消し黒が組み合わさった姿を想像してどうかもう少々御待ちくださいませ!

Z32シフトパネル 下塗りクリア(2回目)

z3211 先日塗っておいた下塗りのクリアーが硬化したので表面を研ぎ付け二度目の下塗りクリアーを行います。ちなみになぜ下塗りでクリアーを塗っているかと言うと、パネルの表面が結構凸凹なのでそれを平滑にする為です。本来であればサフェーサーを使うところですが、今回のパネルはイルミネーションランプで文字が光るように(見えるように)なっているのでそれを残さなければならないのです。またプラスチック素材自体の色味がグレーっぽくなっていますので、それを深い黒味にする為に最後はスモーク塗装を行います。かなり面倒な事をしていますが(費用も・・・)、オーナー様にとっては長年気になっていた場所なんですよね(多分)。またはもう他にやるところが無くなってしまう程やりきってしまったとかでしょうか(笑)。

クリアーの研ぎには当て板を使いますが、全体的に逆アールに反ったような形なので大きな当て板だと角が立ってしまいますから(塗装屋さんなら判りますよね。恐ろし過ぎます)、磨き用の小さな当て板や砥石を使って研ぎ出します。最初は空研ぎ#400でスタートです。

z3212クリアーはサフェーサーのように切削性が宜しくありませんから空研ぎだと「絡む癖に傷が深く入る」という事になるので水研ぎメインで行います。下地を出さないように(出しても大きな問題ではありませんがエッジマッピング防止の為)#600でシコシコと削り出します。

ある程度削ったら全体を#800で均し、その他の部分も足付け処理をして二回目の下塗りを行います。

z3213 準備と塗装は本塗りと同様ですが、どの道今回の塗装の後も同じように研ぐのでそんなに神経質になる必要はありません。とにかくクリアーを乗せる事(塗りこむ事)に重きを置きます。

z3214親の敵並みにクリアーを3回塗ったら二度目の下塗りが完了です。これでも十分綺麗に見えますが全体的な歪みがあり、鋭角な凹みなどが残っている箇所もあります。ただもう一度同じように素地調整を行いますから、次はさらに綺麗に仕上がる予定です。

どうぞもう少々御待ちくださいませ!