塗装ブース 作製

factory_35上の画像はちょっと前に紹介した物ですが比較の為に再度並べてみました。奥に排気ユニットが設置されていますがこの手前に壁を制作していきます。この時点でこの日は終わりでした。

factory_42そして昨日は朝から柱を立てていき、その上に合板を貼って夜にはこの姿にまで完成です。予め合板のサイズに合わせて柱を立てているので極力カットの工程を省いているんですよね。貼って行くのは楽しい作業でもカットしたり寸法を考えていくのはやはり面倒ですので。

ちなみに側面の壁はこの上に5ミリのベニヤを貼っていますが、その理由は「下地の良さ」にあります。上の画像で貼っている構造用合板は板の表面ばバーズアイよろしくフシが沢山あるので表面が凸凹なのです。なのでこの上に表面が綺麗に仕上がったベニヤを貼ればある程度良い仕上がりが期待出来るのです。さらにそれを楽にしたのが先日紹介した「パネコート」で、これであれば貼って終わり、と言う事も可能なくらいなのです。

ただこの工場の床に敷かれていた合板がまだかなり余っていたのでそれを使わないとゴミばかりが増えてしまいますから今回はパネコートを使わずこの構造用合板のみで終わらせる事にしました。まあその分どこかにしわ寄せが行くんですけどね・・・。

factory_43と言う事で追加注文したワイドスーパーです。なんていうか「砥粉 」のような物ですかね。水で溶く水溶性のパテみたいなもので、今回はこれを厚塗りして対応する事にしました。まあ塗るのは比較的得意な方ですから切って貼るよりはこちらの方が多少楽かと思った次第なのです。

factory_45ちなみに普通の家や事務所の壁であれば石膏ボードを使うのが一般的ですが、それだとさらに廃棄方法に困るのと、後から気軽にネジなどを打てない(専用アンカーが必要)と言う事で私的には余り使う機会はありません。塗るのであれば本来はそれが一番楽なんですけどね。

と言う事で壁全面に下地材をヘラ塗りし、本日はこれを研ぐ作業をしていました。かなり大変な作業ではありますが今回はコンプレッサーが導入されていたのでダブルアクションサンダーを使う事が出来ましたらから比較的楽な作業でした(ただし粉まみれでしたが)。

そしてその後床全体を綺麗に掃除し、2液性のエポキシプライマーを塗ってからある程度硬化させ、続けて同じくエポキシ系の床用塗料(グレー)でブース内の床全面を塗装し終え本日の作業を終えました。一応は予定通りですね。

ちなみにこの後は力尽きてその画像はまだ撮っていません・・・。明日改めて撮っておきたいと思います。本当は白い床にして前面白色のホワイトベースならぬ「ホワイトブース」にしたかったんですけどね(沈)。