仕事モード

shimane-6昨日帰宅するまで今日が祭日だったとは全く気が付きませんでした・・・。そう言えば春分の日だったんですね。うっかりしていました。

ただ既に今週の作業予定は決まっていたのでいつも通りに出勤していまして、ここで休むとまた翌週にしわ寄せが行ってしまいますし、3月中に終わらせる案件も幾つかあるので先に進ませておけば安心です。

画像は先日行って来た島根の石見銀山付近の喫茶店内で、最初入った時にはお店の人も含め誰も居なかったのですが、暫く待っていると慌てて店主の方が戻って来ました。、どうやら御自宅とお店が併設されているようなので、お客さんが居ない時は自宅で待機しているようです。ゆるい感じが微笑ましいです(堅いお店よりこの方が全然良いです)。

このお店に入ったのは、店先にあった「さつまいものドーナッツ」のボードに引かれたのですが、一緒に頼んだ珈琲もすこぶる美味しくしかも観光地にしては随分と安い値段設定だったので、趣味の延長線上みたいな感じでやられているのかも知れませんね。

こういったスタイルは私の一つの理想形でもありまして、お店が自宅の敷地内であれば家賃やらの固定経費はかなり抑えられますから、これなら「稼ぐ」と言う必要は無いので老いた体でも十分仕事が続けられると思うのです。塗装屋はある程度の年齢になると廃棄物扱いとなってしまうところがありまして(私的見解でそもそも自分の将来の事です)、歳を取ったらどうするかは当初の頃から不安に感じていました。独立し始めの頃は「次世代を育てる」なんて事も考えていましたが、残念ながらこれは不可能です(自分の性格が理由です)。

じゃあどうすれば死ぬ前日まで働く事が出来るかと言う考えになりまして(極端ですが最近はこれが理想な人も多いと思います)、だったらという事で塗装の対象を徐々に小さくしていって、最終的には自宅で塗れる物に限定していく感じですかね。その頃まで今使っている浄化装置が動いているとは思いませんが、さらに高性能な機械も開発されているでしょうし、塗料自体も進化しているでしょうから不可能な事では無いと思います。

作業場の窓から庭の梅を見ながら仕事が出来れば最高ですね。まあ直ぐに飽きますか(笑)。