手軽に観光で行ける世界遺産として挙げられたのが今回の石見銀山で、私的な見解としてはちょっと盛り上がりに欠けたと言うか、もっと事前に時代背景とかを勉強しておけばよかったと思いました。世界遺産となるともっと神聖なものと言うか高みにある物かと（勝手に）思い込んでいたような所もありまして・・・。

石見銀山が繁栄していた当時の建物を利用してのお店や街並みは中々面白かったです。鎌倉のように人が沢山居ないのが私的は助かりました。丁度空いている時期だったんですかね。

帰りの飛行機便の都合もあったのでゆっくり出来なかったのですが、何とかご当地の足立美術館にも行く事が出来ました。ここも前情報は全然無しで、実際に行ってみるとどうもどこかで感じた匂いがすると思ったら、どうやらここは日本庭園や日本画がメインの美術館だったのですね。私的な感想ですが世田谷の五島美術館を大きくした感じに思います。ただ実はこういった系はちょっと苦手でして（苦笑）。日本庭園は本当に見事な造りだったのですが、遊びが無いと言うかちょっと良く出来過ぎていて、性格が曲がっている私には何だか息苦しい感じがしてしまうのです。威厳とか権威とかにはどうも弱いところがありまして・・・。

ただ展示してあった工芸品は本当に見事な物ばかりで、とても一日で全部を見ようと思っても全然時間が足りないと思います。と言うか今回は本当に時間が無くて一個すらまともに見れなかった感じです。やはり美術館は時間に余裕がある時に行くべきで（または何度も足を運ぶべきで）、ゆっくり見れる平日の午前中の空いた時間帯がベストなんでしょうね。次こそは浮気せずに金沢 21世紀美術館を目指したいと思います（本当は世界遺産とかでは無くそこに行きたかったんですよ・・・）。