アクリル製極小エンブレムプレート

profit6アクリル板をレーザー加工機でカットしそれにデカールを貼ってクリアーを塗った極小エンブレムプレートですが、塗ってみた感じとしてはどうもイマイチな感じがしていましたが裏紙を剥がしてみると意外にも結構格好良く出来ていました。

profit-21プレートだけだとサイズが小さ過ぎてちょっとアピール感が足りなかったので、プラスチック容器の底に余って固まっていたクリアーの割れ目に入れて撮影してみました。モノクロっぽく見えますがこれでもカラー画像です。

ただ一つ問題があって、これを何かに貼ろうとすると透明な両面テープを使って貼る事になるのですが、それだとどうしても貼りムラが生じてしまい折角の透明感が損なわれてしまうのです。サイズが小さいだけにちょっとした事でも目立ってしまうんですよね。

と言う事で折角の透明感ですが今回はそれが仇になってしまったので、今後の対応方法としてはデカールは表からでは無く裏からの貼り付けにし、さらにその後シルバーを塗るつもりです。それなら両面テープを貼る部分も完全に見えないのですからね。引き続き色々試行錯誤していきます。

 

 

 

”2.5D”

tasnanika 4月からPRO_Fit second floor_LAB(今日勝手に命名)の一員になったJIROちゃんですが、少し前まではよく革をレーザーカットしていたのですが最近は二次元からさらに進化した「2.5次元」(2Dと3Dの間みたいな感じ)の世界に没頭している模様です。うーん、そこは一旦入ると中々出て来れないので危ないんですけどね(勿論楽し過ぎてです)。

tasnanika-2彼が楽しんでいる「2.5次元」の概要としては、まず2次元のデータ(Illustrator)からMDF板をレーザーカットし、それを「型枠」として溶かした金属を流し込んで作るのですが、そこで出来た物は立体物ではあっても「Z軸」については曖昧な部分もあるので敢えてここでは3次元とは呼ばず少し遠慮して「2.5次元」と呼んでいます。CNCなどでz軸を半手動で行うような場合もこう呼んだりしますかね。ただもうここまで来ると2.5次元どころか2.9次元くらいまで行っているんじゃと・・・(本人談)。

tasnanika-6使う金属は比較的融点の低い錫(スズ)で、上の画像ではバンドソーでカットしていますがちょっと丈夫なハサミならこれくらいの厚さでも切れちゃったりするような柔らかい金属です。あり得無い曲げ方をしても折れたりしないのが特徴ですかね。凄く不思議で超面白い金属です。

tasnanika-3 で、出来上がったのがこちらです。鋳造自体はここでやった訳では無くJIROちゃんが自宅でやって来た物ですが、使うのは一般的な家庭用ガスコンロだったり、100円ショップで売っているようなアイテムで出来るので鋳造作業自体はそんなに難しい事では無いのですが、それよりも何を作るか、またはどうやって作るかを考えるアイデアの方が重要で、例えば上の桜の指輪は「指に固定するバンド部分」と「桜のアクセサリー部分」それぞれ全く違う彫りをした二枚の型板を合わして金属を流し込むことによってひとつの指輪が出来たりします。うーん、やるなぁ、と(悔)。

ちなみに鋳造についての作業はJIROちゃんが運営するフェイスブックページで紹介していますので、どうしても見たいと言う方はまあ見て貰っても良いかな、と思います(敢えて投げやり的な感じで。笑)。→タスナニカ

tasnanika-4 ちなみに先ほどまでのは少し前の画像で、ここからが本日の作業風景となります。彼がタスナニカのJIROちゃんで、現在PRO_Fitの工場二階ワークスペースに間借り人として時々来てはこんな感じに作業をしていたりします。今日はボール盤で穴開け加工をしているのかと思いきやYAMAHA音叉マークを催した指輪の研磨に勤しんでいました。ただ残念ながらそちらはその後失敗作という結果になったみたいですが・・・(しかしまた溶かせば何度でも再利用は可能で、経験はちゃんと蓄積されていくから無駄はありません)。

tasnanika-5これらはまだ試作品の段階で、とりあえず今はまだ「レーザー加工機を使ってどんな事が出来るのか」という事を模索している状況です。基本的にはオーダーメイドな感じで毎回一品物を造るような事になるようですが(さりげなくプレッシャーを。笑)、今回のような錫の鋳造ワークショップみたいなのも考えているみたいなのでもし実現するようでしたら改めてこちらでも紹介したいと思います。「型に流して作る」と言う作業を一度経験したらマイガスコンロとか絶対欲しくなってしまいますよ(遺伝子に組み込まれているんじゃないかと思うくらい楽しくてヤバイです)。

なんだか京急蒲田駅らしくない気が

keikyukamata昭和生まれの人間であれば京急蒲田駅についてはちょっとレトロでフラットなホームのイメージがある筈ですが、一体全体これは何なんですか・・・!

少し前まではこんなお洒落な歩道橋も無かった筈ですが、いつの間にやら出来上がってみたいで、しかもそこに使われている電灯がどうやらLEDらしく、それがまた近未来的と言うか何と言うか・・・まったくもって京急の駅らしく無い気がするのですが(笑)。

まあでも工場近辺の国道15号線はこんな感じでかなり変貌を遂げていますから、もしかしたら使わなくなった高架下のスペースを再開発して秋葉原の2k540みたいになってくれたりしたら嬉しいんですけどね。車線も大幅に広がるみたいなので自転車専用レーンなんかも結構期待していたりします。恐らく2020年の東京オリンピック開催まで色々急ピッチで進めていると思いますが、楽しみな反面街が変わり過ぎてしまい、工場は出て行け~!みたいに立ち退きとか言われなきゃ良いんですけど(恐)。

それにしても自転車通勤はやはり良いですね~!

雨の前の充電(と言うか放電)

bridge-2 今週は雨続きで自転車に乗れていませんが、そんな事もあろうかと先日の日曜日の夜に少し走りに行っていました。3日も乗れないとなると体に負のエネルギー(と言うか質量。笑)が溜まってしまうような気がするので気持悪いですからね。ただ既に今日で乗れてない二日目なので明日こそは天気の回復が・・・。

行って来たのはいつもの通勤路から大井競馬場の辺までですが、とにかく信号と車と自転車と人が居ない道を走りたいので(この世の終わりみたいな所ですが・・・)、今後の事も考えてそういったルートを探しながら走ってみました。

bridgeここはその道中にある森ヶ崎水再生センターの裏手側で、ちょっと異様な光景ですが一応これも首都高羽田線の一部らしく、画面の右手にはこれと同じ様な物がもう一つあってクルクル回ると一本の道として繋がるらしいです(怖)。前から気になっていたのでちょっと調べてみたら、どうやら今は使っていないみたいなのですが、今後羽田空港拡張後の交通量増加に備えて撤去せずに残してあるようです。「使うのかよ!」って突っ込みたくなりましたが(笑)。

この後の行程としては近くにある橋を渡って昭和島から海岸通りに出て、そこからは鈴ヶ森までは車も人も殆ど居ない広大な道で、周りを気にせず悠々と走る事が出来ました。

次回はこの辺から大井埠頭に入ってもう少し距離を走れる道順を見つけてみたいと思います。本当はゲートブリッジを自転車で渡れれば良かったんですけどね(ただあそこの車道を自転車じゃ相当危ないと思いますが・・・)。