BMWエンブレム4個 本塗り②

先日青い箇所を黒に塗っておいたBMW純正エンブレム4点です。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

再び表面を足付け処理し、

よく脱脂清掃をしたら、

ベースクリアーを塗布します。最初に黒を塗った時と同様、この後に塗るロゴのシルバーが馴染むようにですね。

ロゴについては、今回文字のサイズが小さいのでデカールでの施工になるかも知れないと伝えていましたが、何とかマスキングシートで対応が出来そうだったのでこちらで行う事にしました。

ただカス取り(不要な部分を除去)する際、サイズが小さいと細かい部分が一緒に剥がれてしまう為、今回は先にマスキングシートを被塗面に貼り付け、後からカス取りを行う手法にしました。通常これだと下地=最初に塗った色を傷つけてしまう恐れがあるのでNGですが、今回は既にクリアーを塗って完全硬化している為そのリスクは無く、なので珍しくこの方法としています。

位置も合わせ易いようフチのラインに沿ってカットするようにしました。

この状態からシルバーに塗る部分を除去していきます。

細かいのでかなり大変でしたが何とか出来ました!

さら周りをマスキングして色が飛ばないようにし、

エアーブローで埃を飛ばします。

よくありがちなのがマスキングをした際に毛埃を噛んでしまう事で、

それ単体だと発見し難いのですが、エアーを当てるとそれがヒラヒラと動いて分かり易くなるので、虱潰しにチェックを行います。

問題無ければシルバーを塗布します。

色はBMW純正「チタンシルバー」(カラーコード:354)となります。

デカールの場合は予めインクが決まっているので色が選べませんが、マスキングシートで対応が出来れば今回のように色の指定が可能です(なので頑張ってみました)。

マスキングを剥がしました。

ロゴ入れは口径0.3mmのSATAエアーブラシを使用しています。

エアーブローをしつつ、タッククロス(粘着剤が塗布された塗装作業専用の不織布)で表面を撫でて埃を飛ばします。

問題が無い事を確認したら、

最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

2コート目のクリアーを塗り終わったら直ぐにフチのマスキングを剥がしておきます。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フォレスターハイマウント&BRZバックフォグ塗装承ってます

先日到着しておりましたスバルBRZのバックフォグ(上段)と、同社フォレスターのリヤハイマウントストップランプです。こちらのオーナー様は現在同フォレスターの内装パーツドアミラー等をご依頼頂いている方で、この度も当店をご贔屓頂き有難うございます!

御依頼内容は、上段BRZのバックフォグをスモークべた塗り、濃度は「以前塗装していただいたテールランプより若干薄めで」と伺っています。その時の画像を紹介しますね。

この時のテールランプより若干薄目の濃さになるようにします。

ハイマウントストップランプは濃淡を塗り分けるダブルスモークの仕様で、画像天面の正面を「以前塗装したリフレクターと同じような濃さ」で、

底面を「ルーフスポイラーの色(黒)に近づけるために濃く」とご指定頂いています。

こちらも以前施工したリフレクターの画像を紹介します。

これくらいの濃さで今回のハイマウントストップランプの正面を塗り、

底面はこの時のような感じで濃い目のスモークにする予定です。

方法としては、本塗り開始時に正面部分をマスキングしてスモーク塗装を開始、底面がある程度の濃さのスモークになったら正面部分のマスキングを剥がして全体にスモークを行い、最後にクリアーでコートします。尚、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っています。

裏側にはビビリ音防止の為のフエルトテープが貼ってあるので、

粘着面を触らないように(皮脂を着けないように)して剥がします。再々にして途中で切れずに綺麗に剥がせたので再利用して塗装後に貼り付けるようにします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

 

メルセデスベンツW124ヘッドカバー下準備②

先日裏側にプライマーを塗っておいたメルセデスベンツW124 E500のエンジンヘッドカバーです。

素材はアルミなので通常使うプライマーでも問題無いのですが、

今回はオーナー様の御希望により、耐蝕性の高いエポキシプライマーを使った重防錆仕様となります。

ビスフェノールA型エポキシ樹脂は耐蝕性が高いのが特長ですが一つ弱点があって、

それは耐候性が低いという点となります。

これは漆も同様で、主成分であるウルシオールは非常に強靭で安定した被膜が作れるので1000年以上前の遺跡から当時の漆紙文書が発見されたりするのですが、紫外線はこのウルシオールの分子結合を断ち切ってしまう為、直射日光(紫外線)に当たると急激に劣化してしまいます。

なのでこれの上に耐候性の高い樹脂=上塗りを行う事にって紫外線を遮断し、塗膜全体を強固な物とします。屋外に出しっぱなしの自動車がそう簡単に錆たりしないのは、これら下塗り・中塗り・上塗りがそれぞれの役目を果たしているからですね。

続けて結晶塗装を行わない箇所にベースコートの黒を塗布します。

プラスチックのプラグカバーが被さる箇所と、ボルトが当たる面にも結晶塗装は塗らないようにします。

これらの箇所は事前にオーナー様と打ち合わせをしていますが、数か月前の事となると記憶から殆ど無くなってしまうので、その時に作成したイメージイラストや記事を見ながら作業を行います。

深い溝は中々奥まで塗料が届かないので口径0.5mmのエアーブラシを使って空気の巻き返しを抑えるよう低圧で、ガン距離を近づけて塗るようにしています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

GRBインプレッサ テールレンズ割れ修理②

先日割れたレンズ部を修理しておいたスバルGRBインプレッサ用の社外品VALENTIテールランプです。

接着剤を塗った箇所には細かい巣穴があると思われましたので、サーフェサーの代わりにクリアーを下塗りしておく事にしました。

尚、元々塗られている赤は大分褪色していて、これはレンズ裏側となります。なので表側はアクリル樹脂素地そのままとなりますので、何かしらを塗る際にはプラスチックプライマーの塗布が必須となります(アクリル樹脂=PMMAはそれ専用の接着剤以外はプライマーの塗装が必須です)。

よく脱脂清掃し、エアーブローで埃を飛ばしたら全体にプラスチックプライマーを塗布し、トップコート=クリアーを2コート塗りました。

クリアーは常温と湿度で硬化するタイプのスタンドックスVOCエクストリームプラスを使用しました。これならば通常の60℃40分程の熱を入れなくても、今の時期なら室温(30℃湿度70%くらい)で一時間程おけば研ぎ作業も可能です。

接着剤を塗った箇所は巣穴も無く綺麗に仕上がっていました。

割れた跡はそのまま残りますが、この後の塗装=透過性の赤でかなり目立たなくなるかと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

テールランプ等レンズ系パーツ下準備

次の透過性塗装のターンで本塗り予定のレンズパーツ一式です。


スバルGRBインプレッサテールランプ塗装承ってます

クロスカブテールレンズ塗装承ってます

クロスカブウィンカー塗装承ってます

ジムニーシエラテールランプ塗装承ってます

ホンダCB1300テールランプ塗装承ってます


クロスカブのテールランプはレンズ単体のタイプなのでこのままマスキングをすると光が透過せず、塗装時にスモークの濃さが判りませんから、

仮想反射板という感じで内側に反射フィルムを貼っておきます。

レンズを通った光が中のフィルムに反射してレンズの色味(濃さ)が判るようになります。その後は通常通り養生紙(マスキングテープ)を貼って塗料が着かないようにします。

GRBインプレッサのレンズは先日割れた箇所を修理しているので、先にこちらにクリアーを下塗りしておこうと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!