HEMI樹脂性エンジンカバー結晶塗装 完成

hemi14 こちらもお待たせしました!ダッジラム(多分)のHEMIエンジンに装着されるプラスチック製のカバーパネル×2枚、鮮やかな結晶塗装の赤で完成となります。

hemi15 樹脂製素材への結晶塗装は色々面倒な事があるのですが、よく見ても金属パーツと同様遜色無く仕上がっていると思います。結晶塗装を知っている方が見て「え?これってプラスチックなの?」って思って貰えればとても嬉しいです(勿論オーナー様にも)。

hemi16 ちなみに今回は丁度凸文字の周りが一段下がっていてそこで周りとの区切りが出来ますから、以前行なった樹脂製NCロードスターのヘッドカバーのように凸文字一つ一つをマスキングと言う方法では無く、段が付いた谷のプレスライン部分でマスキングが可能となっています。今回これのお陰で大幅に見積もり額を下げる事が出来ました。見た目も予想以上に格好良かったですしね。

hemi17 フィンについては今回新たにシルバーを塗り直し、その上でマスキングをして残すようにしています。良い感じに出来ていると思いますのでご安心下さいませ。

hemi18私的にはこのプレスラインのエッジが尖っているのが気に入っていて、もしここが丸みのあるラインだったら如何にもプラスチック成形品に見えてでちょっと残念な仕上がりになっていたと思います。エッジが立っているとフライス加工したようで、まるで金属製品っぽく見えるのが良いですよね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

NDロードスターヘッドカバー結晶塗装 完成

road193 大変お待たせしました!マツダの新型NDロードスターのアルミヘッドカバー、結晶塗装の赤で完成となります。

road194 前回に引き続き今回も赤の中にパウダーパールを入れて少し普通の赤とは変化を持たせてあります。赤自体は少し白っぽくなっていて、光に当たるとフワッとなる感じでしょうか(ただ言われないと判らないレベルかも知れませんが)。

元の状態も紹介しますね。

road179新品時の状態は今までのロードスター同様に未塗装の状態で、一部にオイルシール(ゴムパッキン)が付いているのですが塗装だけであれば特に問題はありませんのでそのまま塗っています。前回の御依頼頂いた最初の時にこれを外そうと思っていたのですが、どうも普通の作りとは違うみたいなので当店で取り外す事には対応しておりません。もし一度塗装してしまっている物を再塗装と言う事であれば旧塗膜を剥がさなければなりませんので、その場合はゴムが溶剤でやられてしまいますから予め最寄りのディーラーや整備工場などで取り外しておいて頂ければと思います。部品自体は単品で出るらしく、ただ取り付けも当店では出来ませんのでその辺も御注意頂ければと思います。未塗装品であれば燐酸処理のみで大丈夫なのでマスキングで対応しますからそのままでも対応致します。

road195 ネジ穴とプラグホール内側はマスキングして塗らないようにしています。「内側も塗ってしまって構わない」という方は事前にお知らせ頂ければ対応致します。

road196 ホースが挿さるパイプの部分はスチールにメッキ(多分亜鉛)が施されていて、古くなるとここが錆びてしまうのでその場合は一緒にプライマーを塗って艶消し黒などで塗りますが、新しい場合は塗らずにそのまま残しています。余り強いメッキでは無いのでアルカリ洗浄液や燐酸で落ちてしまいますから、その場合はマスキングをして保護しています。単にテープを貼るだけで大丈夫ですので気になっていた方は是非お試し下さい(ってそこを気にするのは塗装屋さんしか居ないと思いますが・・・)。

road197近くで見るとこんな感じです。いつもながら自己相似フラクタル感が表現出来ていると思います(普通に言えって感じですか。笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。先ほど梱包も終えましたので明日には発送可能です。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

レビュー&画像投稿用ページ出来ました

profit38試験的にはなりますが、完成後に頂ける画像やコメントなどをそのまま投稿出来るページを作りました。他にもっと使いやすい形があったんじゃないかと思いますが、管理がし易くプラグインなども追加し易いと言う事で、こちらの日記や社外記と同じくwordpressをベースにしています。

完成した後のコメントなどはメールでは結構頂けているのですが、装着後などの画像が無い場合や、その時に丁度私が忙しいとそのまま紹介しないままで終わってしまっている案件などがありまして、それならばオーナー様が自ら投稿出来る所があれば、と思った次第です。フェイスブックページのレビュー機能みたいな感じですかね。

本当はフェイスブックページのレビューの方がFBユーザー側からすると信用度が高く感じると思いますので、有効性もその方が高い筈だと思うのですが、恐らく当店のお客様はそういったSNSを信用していない利用していない方が多いと思いますので(まあ基本的に私もそうです)、それ以外の方法で投稿出来るシステムが欲しいと思っていたのです。

ご依頼品が完成してお手元に届きまして、装着後の画像やご感想などを頂けるようでしたら是非お気軽にこちらのページをご利用頂ければと思います!

レビュー&画像投稿用ページ

ヴィオラ・ダ・ガンバ カーボンケース 下準備

viola28 先日サフェ研ぎを終えていたヴィオラ・ダ・ガンバなる管弦楽器のカーボンケースですが、時間が経って見るとやはりと言うか再び表面にカーボン模様が出ていました。多分下地でラッカーパテが多用されている為かと思いますが、ただそれでも最初に比べれば全然綺麗にはなっていますので(と言うかもう気になってしまう症候群みたいな感じでして)、一応全体をもう一度研磨だけしておきます。

viola29裏側には最初にマスキングしておきましたが、一応こちらも一旦全部剥がして内側をよく清掃しておき改めて貼り直しておきました。手前のカバーはマスキングテープが貼れるフチがあるのでしっかりと養生出来るのですが、向こう側のカバーは裏面全面にウレタンマットが貼ってあって、何故かこれにはマスキングテープがくっつきませんから(ウレタンでは無くポリエチレンかも知れません)、もう少し強力なパイオランクロステープ(緑色のテープで主に建築塗装や梱包などで使うテープです)を最初に貼っておき、残りは本塗りする当日に貼ることにします。

今週末の休み中には色を自宅で作っておき、来週中にはいよいよ本塗り予定となります。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

あとオーナー様のウェブサイトも伺っておりまして、御許諾頂きましたので後日こちらで紹介させて頂きたいと思います。さすが超プロというかウェブサイトも凄く格好良くて、本当にもう羨ましい限りでして・・・(笑)。

ゼンハイザーマイク塗装承ってます

sen先日到着しておりましたゼンハイザーe935のマイクです。この度もご贔屓頂き有り難うございます!

こちらは一年くらい前にも一度ご依頼頂いておりまして、その時はお急ぎだった為に納期指定でご依頼頂いていましたが、今回は比較的余裕があるようなのでこちらでも作業の進行状況等を紹介させて頂きますね。以前本塗りし終えた時の画像だけあったのでそちらを紹介致します。

sen2今回のご依頼はこの画像の時と同じくマイク全体をキャンディーレッドへの塗装で承っております。尚今回ご依頼頂いたメールには、

「昨年の赤マイクは還暦祝いで凄く喜んでもらって、気に入って頂き今も、スタジオ練習の時でも持ってきて使ってもらってます。」

との事でして、今回も還暦のお祝い用に作成するらしいです。贈った方に喜んで頂けるのは何より嬉しいですよね。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。この度も当店をご利用頂き有り難うございます!