先日「6」を削り落し、サンドブラスト加工を行っておいた日産スカイラインGT-R RB26エンジン用タイミングベルトカバーです。その後二度目の調色作業も行いました。
今回の「8」は、丁度BMW ALPINAの凸文字を作成するのとタイミングが合った為、2ミリ厚のアルミ板を加工してくれる業者さんを見つけ、データをお渡しして作って頂きました。固定する際に出来たのか少し歪みが出ていますが、面研磨するので問題ありません(恐らくは内側の四角が大変だったのではと・・・)。
接着面を#120のダブルアクションサンダーで足付け処理し、構造用接着剤(3Mオフホワイト)を使って接着します。
冷えると食み出したエポキシ接着剤が固くなって削れなくなってしまうので、まだ柔らかいうちにこれを除去します。
谷のラインに沿ってカッターで切り込みを入れ、ピンセットの先端で掻き出します。
今回のアルミ板もいつものように2ミリ厚になっているので、高さを削って合わせます。
今回の凸文字は既に一度研磨された跡があって、「R」の一部分が低くなっています。
これに合わせて全体を削ると文字の出っ張りが薄くなってしまうので、
多少波打ってしまいますが低いところを狙って削るようにします。
尚、この段階では粗研ぎで、この後サーフェサーを塗ってからも研ぎ出します。
今回は結晶塗装では無く通常の塗装(2液ウレタンの艶消し仕上げ)となるので、隙間がちょっとでも空いていると目立ちますから、先にエポキシプライマーサーフェサーを筆で塗っておきます。文字の天面について物は後で削り落すので問題ありません。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!