レンズ関係透過性塗装 下準備

次の透過性塗装のターンで本塗り予定のテールランプ等レンズパーツ一式です。今回は7セット、14点の塗装となります。


スイフトスポーツテールランプ塗装承ってます

ハーレーテールランプ&プライマリーカバー塗装承ってます

カワサキZX6Rテールランプ&ウィンカー塗装承ってます

フォレスターメーターカバー塗装承ってます

日産Y31セドリックサイドマーカー塗装承ってます

スイフトリヤフォグ塗装承ってます

ダッジラムコーナーレンズ塗装承ってます


スイフトスポーツのテールランプは輸送時にレンズの角が破損してしまっていて、今回はこちらの修理もご依頼頂いております。

ちなみに割れた箇所は土台接着部の外側なので、この状態でも水漏れ等の心配はありません。

割れた破片と本体の断面にアクリル樹脂用の接着剤=サンボンドを塗り、

それぞれをくっ付けます。

ある程度乾いたらさらに裏表から流し込みます。

その後割れた部分の周りを#320相当で足付け処理し、プラスチックプライマーを塗布します。

透明なエポキシ接着剤を塗布します。最初はレンズと土台の合わせ目部分に塗るようにします。

その後30分程して固まったら足付け処理を行い、再びプラスチックプライマーを塗布し、

同じ透明なエポキシ接着剤を盛っておきます。補強の為ですね。

表側に食み出た接着剤や、うっかりジクロロメタンが着いた指で触って指紋の跡に溶けてしまった箇所を削り落し、ぱっと見では割れていたとは判らない程度に出来ました。

輸送時にご依頼品が破損してしまう事は時々あり、大抵は今回のような「角」の部分で多く見受けられます。

若い頃に運送会社の集中センターでアルバイトをした事があるのですが、ベルトコンベアーから流れて来る荷物が凄い量で、とてもじゃありませんが一つ一つの荷物に気を遣えるような環境ではありませんでした。明らかに破損している物でも、まるでパワハラ見本市(笑)みたいな職場ではベルトコンベアーを止める訳には行かなかったのです。

そういった内情も知っているので「われもの」のシールは余り(と言うか殆ど)信用しておらず、完成後の梱包は本当に気を遣うようになりました。送った時の箱より戻って来る時の箱が大きくなっているのはそういった事が理由で、階段の上から転げ落としても壊れないくらいにと考えています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!