毎日がエンターテイメント

books仕事の時間も含めて一日の内にディスプレイを見ている時間は結構ありますが、長々と読む文章はやはり紙の物に限ります。いつの間にか「趣味は読書」と言える程本を読むようになっていました。これは自慢ではなく本当に楽しくて仕方が無いのです。

と言っても一日の内にゆっくり本を読んでいる時間は無いので、読書が出来るのはもっぱら入浴中に湯船に浸かっている時だけになります。腰を悪くしてからは長湯が癖になりましたからこれのお陰でいつの間にか本を読むようになったんですよね。

ただ入浴中の読書は途中で意識をなくしてしまう事も多々ありまして(眠ってしまうのです・・・)、その場合は当然湯船に本は落ちてしまいますし、そうで無くても読み終わった時には湯気で紙がヘナヘナになっていますから、とてもその後大切に保管しようと思う状態では無くなっています。ある意味本はどれも「使い捨て」なんですよね。しかも読むペースが結構早いので(先程も一冊読み終えました・・・)、全て新刊を買っていると結構な出費になってしまいますから、購入する本の殆どはブックオフオンラインを利用して古本を買っています。上の画像に写る本(15冊くらい)は一回で購入している物ですが、これでも二ヶ月は持たないんですよ・・・。

ちなみに最近嵌ってしまったのは北方謙三氏でして、この方の著書はまだ二冊しか読んでいませんが非常に文章がしっかりしていて読み易く、なので今回はこちらを集中して色々購入してみました。

で、先ほど読んでいた一冊は、友人に紹介して貰った上橋菜穂子氏著の「獣の奏者」なるファンタジーもので、元々は児童書だったらしく、紹介して貰わなければ恐らく読む事は無かった本だと思います。ただこの友人は以前「十二国記」を紹介してくれたその人だったので(あれは面白過ぎました・・・)、今回も彼の言う事だから間違いは無いと思い早速入手してみました。これが案の定と言うか今回も本当に面白くて、結局入浴中に丸々一冊読み終えてしまった次第なのです。と言うか「読み終えるまで出られなかった」と言うのが正直なところですかね(お陰で今日はもう寝る時間が・・・)。

ちなみにこのシリーズは全四巻なので残りは三巻、期待感もありますがそれ以上に終わってしまった時の喪失感が既に出てしまったりして結構複雑な気分です。こういう事もあって長編であれば長編な程好きになってしまったんですよね。

ちなみにファンタジーもハードボイルドも元々は余り好きじゃなかったのですが、今ではそういったジャンル分けは一切関係無く、一つ良いものを見つけたら徹底的にその方の出している物を読み尽くすような事を繰り返していたりします。

ただ逆に読みきれなかった本も幾つかありまして、世の中では名作と言われた「檸檬」とか、深夜のアニメでやっていた「四畳半神話大系」(これは「ASIAN KUNG-FU GENERATION」の主題歌と画風が好きだったので)の原作本は私には難し過ぎて最後まで読めませんでした・・・。私にはまだ早かったようですね。

いつかそれの良さが解かる日が来るのかと思い、それも楽しみの一つです(いや、多分読まないっぽい気が・・・)。