「夜のピクニック」

nomigawa-1-1-25タイトルは恩田陸さんの小説で、結構昔に読んだ本なのですが、最近徒歩で通勤しているせいか帰り道によくこの本の事を思い出します。ミステリーでもファンタジーでもハードボイルドでも無いのですが、私としては珍しく3回も読んでいる結構お気に入りの作品です。

画像はいつもの大田区を貫く呑川で、今日は水の流れも無く風もありませんでしたから、シャッター8秒間開きっぱなしでも水面が綺麗に映りました。

nomigawa-1-1-27 そう言えば先日、何かいつもの通勤路と風景が違うような気が・・・と思ったら、壁に蔦っていた草が崩落していました!

nomigawa-1-1-26 これって結構な大惨事じゃ・・・と思っていましたが、既に漁礁よろしく亀やハトが草に付いていた虫やら実を啄んでいたりしました。こんな人工川でもタフと言うか何というか、一応自然の営みが育まれているようでした(もしかしたら間違い)。

ちなみに徒歩での通勤は順調で、自転車に比べれば確かにキツイですが、車や歩行者など周りに気を遣わなくて良いですし、今日も仕事中肩こりがひどくてどうなる事かと思っていましたが、自宅に着く頃にはもう治っていました!

肩こりの原因は恐らく利き腕の腱鞘炎で、多分それを庇って上半身が凝り固まってしまうのだと思います。先日知り合いのブレーキ屋さんからサポーターが良いとの事なので早速注文しましたから、何とかこれで改善していきたいと思います。多分凸部面研が原因なんですよね(ついついのめり込んでしまいまして…)。

LED照明修理

profit8 5年くらい前にお客様が作って頂いたPRO_Fitオリジナルアクリルプレート照明です。

工場を移転したら看板として飾らせて頂こうと思っていたのですが、現在は自宅の玄関ポーチ照明として活躍してしまっておりまして(す、すいません…!)、ただ少し前から照明が点かなくしまったので工場に持って来て修理する事にしました。

profit17この照明はリモコンで点灯のオンオフや色が変えられる仕組みになっているのですが、恐らくその辺が怪しいっぽいです。

profit9 ちなみにRGBのLEDテープは別件で使おうと思って買っていた物があったのでそれを使いました。

profit12以前プラモデルやフィギアなどを飾っているスチール棚の中をステージっぽい照明にしたくて一式揃えていたんですよね。相変わらずやる暇は無いのですが、材料が揃っていていつでも出来る環境と言うのが安心できるのです。

profit16 今回はこのコントローラーユニット(赤外線受信機)とLEDモールを交換しようと言う作戦です。

profit10偶然かどうか判りませんがリモコンは同じ物です。

profit11今回のLEDは通常の単色の物と違ってRGB(レッド・グリーン・ブルー)の三原色になっているので、先ほどのリモコンにあるような色々な色から好きな色を選ぶ事が可能です。

profit13 リモコンの操作一つで赤や青やグリーン、黄色や紫やオレンジなどの中間色も可能です。しかもそんなに高くありません。¥5,000くらいで一式揃うと思います。

profit14 元々着いていた物を一応試してみるとどうやらLEDの方は無事のようです。

profit15問題だったのはコントローラーの方でしたが、折角なのでどちらも交換する事にしました。

profit18 こんな感じで交換完了です。って、両面テープを剥がしてコネクターを挿しただけなので作業的には超簡単だったのですが・・・。

profit19 ちなみにRGBのLEDはこんな感じでコネクターやジョイントで接続するので増設や設置が非常に簡単です。ディスプレイケースの中をこれで埋めるつもりでした(まだ諦めた訳でも何でもないのですが)。

profit20 アクリル板も綺麗に掃除をして、溝に差し込んで完成です。

profit21 うーん、やはり光り物は良いですね~!

profit22 現在設置しているのは自宅の玄関にある水槽の上で、水槽の照明と連動してタイマーでオンオフされるので夜間になると勝手に玄関全体を照らしてくれています。消費電力も少ないので長時間付けっぱなしでも安心です。

profit23 こちらはブルーですね。リモコン一つで色を変えられますし、グラデーションモードみたいなのもあります。

profit24ちなみにこちらはレーザー加工機での作成では無くCNCでの制作との事で、PCのソフトでロゴデータを作成してドリルの刃で文字が彫られています。彫刻についてはレーザーよりもこちらの方が仕上がりがキレイなので、私も前からこれが欲しいのです。

profit25LEDテープとコントローラーの組み合わせは電気の知識が無くても手軽にフルカラーのLEDが楽しめるのが嬉しいです。

昔はバイクにフォグランプを取り付けたりしましたが、そういうのはもう需要は無いんでしょうね(VFR NCの片持ちスイングアームの白いホイールに凄く憧れましたが、うーん、判りませんか)。

STANDOX JLM-906

standox15 STANDOXからまたまた新色が出ました。SPFシルバー「JLM-906 」です。

最近よくあるハーフ缶(一般的な1キロ缶の半分)かと思いきや、サイズは通常の1キロ缶で中身が半分(!)と言う良く判らない設定です。しかもフォントが何か変…。

standox16と思って良くみたら、うーんなるほど。どうやら文字のところだけシールを貼って対応されている模様です。多分先に車が販売されてしまってパッケージが間に合わなかったか、或いは日本向けだけの原色なのかも知れません。STANDOXのオフィシャルサイトで配合データを調べてみたらまだこの色は使われていませんでしたし(その後オートサプライヤーさんからメールで頂きました)。

mazdaちなみに今回の原色ですが、一体どんな色に使うのかと言うと、マツダの新色「マシーングレープレミアムメタリック」(カラーコード:46G)です。

画像はこちらのオフィシャルサイトのページの一部で、塗装屋さんなら判ると思いますが、これはかなりえげつない色です。STANDOXのテクニカルデータシートも拝見しましたが、下色に敷いている黒を暈してさらにその上で高輝度メタリックを暈せって・・・。機会があれば実際に補修した仕上がりを見てみたいです。

standox17この原色の特徴としては「極細目の緻密感のあるアルミ」との事で、確かに粒子感の無い非常に細かい目のメタリックです。もしかするとMIX595よりも細かいのではないでしょうか(まだ情報が無いので判りません)。

rabbit18 と言う訳で早速色見本を作製しておく事にしました。サンプルに使うのはいつもの注型ポリエステル樹脂です。そろそろ量産出来るシリコーン型を作らないとですね。

standox18塗ってみた感じとしては隠ぺい力はまずますで、下に黒は敷かず、直接原色を塗りました。

隠ぺい性は3~4コート程度で染まる程で、この辺はMIX594~MIX590と同等か、それよりも良いかも知れません。ただバインダー(樹脂)分が少ない感じでペーパー目は拾い易い気がします。

standox19そしてクリアーを塗って完全硬化させました。

仕上がった感じも確かにメタリックの粒子感が少なく、輝き具合も中々良いので結構使えそうです。感じとしてはMIX818に似ていますが、それよりも粒子が細かくて箔っぽい感じがします。

そう言えば現在お預かり中のLOTUSの樹脂製カバーは凸文字を研磨した後にシルバーをスプレーで塗ろうと思っていたので、今回試しにこちら使ってみようかと思います。ただMIX595よりもペーパー目を拾う感じがあるので、下地はデリケートに行う必要がありそうですかね。

今後色々楽しんでみようと思います。

新宿御苑る

shinjyuku-1-1-2 ちょっと新宿の方に用事があって、折角外に出たので新宿御苑に寄って来ました。

最近は自宅と工場の往復と納品業務以外では明るい時間帯に出掛けていなかったので脱引き籠りです(笑)。

shinjyuku-1-1-4昼過ぎからは雨が降ったり止んだりで微妙な天気だったのですが、暑いよりかは全然マシですし、そう言えば新海氏の映画「言の葉の庭」で登場したシーンでも雨だったので雰囲気があって中々良い感じです。

shinjyuku-1-1-6園内には信じられないような巨木が何本も生えています。

shinjyuku-1-1-3 さらに至る所で見られたのがこういったキノコの群れで、私的にこれが結構苦手でして・・・。

味やら触感とかよりも、菌が群生して出来ている!と言うイメージが先行してしまい、それって人が食べる物じゃ無いでしょう…って思ってしまうんですよね(偏った私的見解です)。ちなみに出されたら普通に食べます(笑)。

shinjyuku-1-1-7今日はそんなに時間があった訳では無いので園内全て回れた訳では無いのですが、とにかくここの旧御涼亭(台湾閣)は佇まいが非常に良かったです。苔生す緑の中に色褪せたオレンジ色の屋根が良い雰囲気を出していました。

shinjyuku-1-1-5天気が良くなったせいか園内は比較的空いていたのですが、映画「言の葉の庭」に出て来た東屋付近は多少なり観光客で賑わっていて残念ながらそちらは撮影するには至りませんでした。ちなみにこちらは先ほどの旧御涼亭(台湾閣)の中です。

現在公開中の「君の名は」の新海監督の前作品「言の葉の庭」では、ここ新宿御苑が良く登場しています。

わざわざ海外からここを目指して来られる方も居たようで、何か親近感を感じてしまいました(笑)。