レンズ系 透過性塗装 下準備

 透過性塗装(スモーク塗装等のキャンディーカラー)で次のターンで本塗り予定のテールランプ等レンズ類一式です。記事へのリンク先も以下に記載いたします。


エスティマテールランプ一式塗装承ってます

フェアレディZ34テールランプ塗装承ってます

ZX-14Rテールランプ塗装承ってます

X-TRAILテールランプ塗装承ってます

ヴェルファイア テールランプ塗装承ってます


 ソケットが外れて穴が開いたままの物は、マスキングシート等でそれを塞ぎ、

 必要に応じて洗浄を行います。

 そして土台部分のマスキングを行います。

ヴェルファイアのテールランプは、塗装範囲が上段のみとなりますので、塗装をしない下段レンズ部分を二重にマスキングしておきます。

フチ(レンズ断面)はしっかり#800相当で足付けし、レンズ全体も最初は軽く#800相当(アシレックスレモン)、その後#1300相当(アシレックスオレンジ)でしっかり全体を足付け処理します。アクリル樹脂の足付け処理は粉で目詰まりし易いので、ファンを回して良く換気した状態でエアーブローをしながら行います。

ちなみに私はサンドブラスト作業時以外に防塵マスクは殆どしませんが、その代わり作業中の現場はしっかり換気をするようにしています。自分の肺は勿論ですが、粉や埃がコンプレッサーに吸い込まれるのが気分的に嫌でして、お陰で塗装のハジキ(ピンホール)も殆ど出ません。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

メルセデスベンツAクラス アウターハンドル塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを行っていたメルセデス・ベンツAクラスのアウターハンドル一式の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々は色もバラバラで、

肌も余り良く無かったのですが、

色をボディ同色のメルセデスベンツ純正色「カルサイトホワイト」(カラーコード:650)に塗装し、

 クリアーは耐擦傷性の高いVOCプラチナクリアーを採用しました。

 コース自体は【お任せ仕上げコース】ですので、磨き処理は無し、塗りっ放しの仕上げとなります。

 画像では鍵のシリンダー部分が着いていませんが、この後装着しておきましたのでご安心下さいませ。

 VOCプラチナクリアーはどの部品(案件)にも対応出来る訳ではありませんが(そもそもメルセデスも樹脂部品には対応していなかったかと思いますが、今はどうなのでしょう)、「出来るだけ傷を付き難くしたい!」と思われる場合にはご相談頂ければと思います(割増費用が必要となります)。尚、テールランプ等、垂れる可能性のある物には対応が出来ません(通常のクリアーであれば垂らしても磨きで修正出来ますが、VOCプラチナクリアーはそれが難しいのです)。

 それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度も当店をご贔屓頂き誠に有難う御座いました!