マイクスタンド塗装承ってます

 先日到着しておりましたTAMAのマイクスタンドです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

今まで施工した円盤の土台では無く、パイプ三脚の製品となります。

また上部は可動するブームタイプとなっております。

 

 今回塗装するのは各パイプ部のみで、ジョイント部分や接合部などは塗らずそのままの状態となります。

ご依頼頂いているのはキャンディーレッドで、型は違いますが以前塗装した時の画像がありますのでそちらを紹介させて頂きます。

こちらも元々は黒く塗装されていた物で、今回もこの時と同じような仕上がりとなります。

早速分解もしてみました。塗装するのは画像手前にある6本のパイプのみで、一部のグリップやジョイントは圧入されているのか固くて取り外せず、そちらはマスキングで行う予定です。またクリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様への変更で承っております。

各ジョイント部分は艶消し黒のまま残りますが、艶々のキャンディーレッドとマットブラックの組み合わせは非常に相性が良いので、きっと格好良くなると思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

SHURE BETA58Aマイク塗装承ってます

先日到着しておりましたSHURE BETA58Aボーカルマイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はオリジナルのロゴを入れた仕様で、データについてはオーナー様よりIllustratorのベクトルデータを入稿して頂きました。サイズも合わせておいていただいたので、ロゴデータに関する費用は一切掛かっておりません(データからの作成は「データ作成費」、パスやサイズの調整などは「データ調整費」が必要となります)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

BMWエンブレム&フューエルキャップ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたフューエルキャップと、BMWエンブレム3点の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

 当初はこの3点だったのですが、

その後小さなステアリングバッジも追加で、合計4点で承りました。

フューエルキャップはこのようなデザインでご指定を頂きまして、

ベースカラーをBMW純正色の「ガルバニックゴールド」(カラーコード:C1P)で塗装し、

その上に今回エンブレムバッジに施した物と同じデザインのロゴをデカールで表現しました。

 また文字についてはここまで細いラインを塗装(マスキング)では施工出来ない為、

 今回は全てデカールでの施工となります。

尚、デカールの段差を目立たなくさせる為、本塗りをした後に一旦全体を研磨し、もう一度クリアーを塗っています。

そしてエンブレムバッジです。

元々青かった部分を黒に、

白かった部分をBMW純正のチタンシルバー(カラーコード:354)に塗装しています。

フチはマスキングをしてアルミ素地のまま塗らないようにしています。

 クリアーは全て高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

PORSCHE Brembo calipers

 先日お預かりしておりましたポルシェ964ブレンボキャリパー一式です。

既に発送まで完了しておりますので、作業内容を纏めて施工例として紹介をさせて頂きます。

 元々はこのような状態だった物を、

いつものブレーキ屋さんにて洗浄~サンドブラスト~マスキングまでを行って貰いました。

正面の凸凹した部分は除去するよう承っておりますので、まずは電動グラインダーとアルミ用砥石で粗削りし、その後#80→#120のシングルアクションサンダーで研磨します。

一部凹んだ部分があるので、そこにはエポキシパテ(3Mパネルボンド)を充填し、この後60℃40分程の熱を掛けて硬化させます。

 パテを削り、さらにキャリパー全体を研磨します。

 その後表面以外を養生し、

 エポキシプライマーサーフェサーを塗布します。この後再び60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

エポキシプラサフを研磨します。最初は当て板を使って#320→#400でライン出しを行い、

その後布状研磨副資材の#500~#800相当(アシレックススカイ~レモン)を使ってペーパー目を均します。

 よく脱脂清掃し、いよいよ本塗り準備完了です。

 まずは全体にプライマーを塗布します。

その後ベースコートの黒を塗り、よく乾燥させたら、

 塗膜を厚くさせたくない箇所をマスキングします。

所定の位置にPORSCHEロゴのマスキングシートを貼り、ベースコートの白を塗布します。白はいつもの通りVW社のキャンディホワイトを使いました。

 ここまででベースコートが完了です。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。

全体的に深い傷や打痕が多いキャリパーでしたが、正面部分はしっかり下地処理を行う事で綺麗に見れると思います。

キャリパー全体にサーフェサーを塗って研磨すればさらに仕上がりは良くなりますが、コストがこの倍くらいになってしまうので、そこまでの事をする事は殆どありません。

もしくは二度塗りという方法もありますが、ブレンボ純正のシャープさが損なわれてしまう恐れがあるので(ボテっとしたりデロデロした仕上がるになるので)、装着して見える所だけをビシっと仕上げ、その他は無用に膜厚を着けないようにしています。

その後しっかり熱を掛けて塗膜を硬化させ、正面部分に磨き処理を行って完成となります。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

凸凹だった部分がフラットになっています。

正面を削る場合は別途そちらの費用が必要となります。ご希望の場合はお問合せくださいませ。

この度も当店をご利用頂き誠に有難うございました!

W124メルセデスベンツヘッドカバー等塗装承ってます

先日到着しておりましたW124メルセデスベンツのヘッドカバーとインジェクションカバー(プラグカバー)です。こちらのオーナー様は以前同車のテールランプ塗装や、ミラーカバー等の塗装でも当店をご利用頂いた方でして、この度もご贔屓頂き誠に有難うございます!

ぱっと見は状態の良い製品ですが、よく見ると下地の腐食で塗膜が膨らんでいるのが判ると思います(ブリスター)。

 固定されていたガムテープを剥がすと塗膜も一緒に剥がれ、下地からは粉を噴いたマグネシウム合金が見えます。

膨らんでいる所だけではなく金属素地全体がこうなっていますので、単に塗装を剥がして塗り直せば良いという訳では無く、ですのでサンドブラストと重防錆仕様の下地処理も併せて行います。

上塗り(色)については、ヘッドカバーをメルセデスベンツ純正色のマーブルグレー近似色の結晶塗装に、プラグカバーは通常の塗装(艶あり塗装)で同じくメルセデスベンツ純正色の「アズライトブルー」(カラーコード:366)で承っています。

またこちらのワイパーアームカバーも同色の「アズライトブルー」で、またどちらもクリスタルクリアーへの変更で承っています。

ヘッドカバーは以前もマーブルグレー近似色で塗った事例がありますのでそちらも紹介をさせて頂きます。

こちらのページで他の画像もご覧いただけますので宜しければご参照くださいませ。

尚、プラグカバーにある配線図のような凸文字ですが、こちらは削り落して平滑にしてしまいます。またプラグカバーは艶あり仕上げなので下地の段階でラインの調整(修正)を行う予定です(ぱっと見は綺麗でもかなり凸凹しています)。

色の作成はこちらの記事をご覧頂くと判り易いかと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!