ストリームテールランプ 本塗り

先日下準備を行っておいたホンダストリームの純正テールランプです。

こちらもそのまま棚板に置くとひっくり返ってしまうので、こちらはガムテープの芯を固定して丁度良い角度で自立するようにしています。

最終脱脂処理をし、エアーブローで埃を飛ばしたらプラスチックプライマーを塗布してベースコート=スモークを塗布します。

先ほど紹介したアルファロメオのテールランプに比べるとかなり濃いですが、コート数自体は同じ方法で、まず3コート程である程度の濃さまで持って行き、

その後の4~5コートで濃さの微調整を行います。

5コートを超えそうな場合=例えばレッド&スモークの場合は予めベースコートにハードナーを添加し、万が一クリアー中のハードナーがベースコートに浸透しきらなくても大丈夫ないようにしておきます。ただしこれをするとベースコート中に時間を空けすぎた場合「チヂレ」の原因になるので、その点に注意が必要ですかね。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

こちらのテールランプはもう少し遅くなると思っていましたが、今回アルファロメオのテールランプと一緒に塗れる事で予定より早めに出来ました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

かなり真っ黒に見えますが、

ちゃんと内部が透けているのが判ると思います。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

アルファロメオ159テールランプ 本塗り

先日下準備を行っておいたアルファロメオ159の純正テールランプです。

そのまま置くと倒れて被塗面(レンズ)が棚板に接触してしまうので、段ボールで作った土台をテールランプに固定し自立するようにしています。天板を持って運んだ理、激しいエアーブローをしても倒れないようにしています。

尚今回のテールランプでは一部にレンズが層間剥離したような状態になっているので、今回行うスモーク塗装でこれも目立たなく出来ればと思います。

よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗布したら、含有量を少なくしたスモーク(ベースコート)を数回塗り重ねていきます。

今回は「薄目」で承っていますので、以前施工した時の画像を参考に濃さを微調整していきます。

3コート程で目指す濃度より多少薄いくらいにし、その後さらに含有量を減らしたスモークベースコートを重ねて少しずつ濃くしていきます。

濃度が決まったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

クリアーは合計2コートで、1コート目と2コート目の間には20分程の乾燥時間=フラッシュオフタイムを設けています。

しっかり内部を透過させつつ、

ムラ・ダマを目立たなくして、

レンズ層で剥離が起きていた部分もかなり目立たなく出来たと思います。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!