IMPULアルミシフトノブ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたIMPULアルミ製シフトノブの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこのように未塗装アルミ無垢状態だった物に、

日産純正色「ブルーブラック」(カラーコード:BG8)と、

それに似合うゴールドメタリックで塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

打痕が結構多かったのですが、文字部の凹みを極力残したかったのでペーパー等での研磨作業はせず、素地調整はサンドブラスト、また下塗りを入れると3回分の塗装で滑らかな表面に仕上げました。

  作業的には元の凹み文字は削り落とし、パテでラインを整えて平滑にした後に新たに塗装かデカールでロゴを入れなおした方が遥かに楽なのですが、

オリジナルを残す事で今までの愛着も引き継げればと思う次第です(それにしても大変でした…笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂き有難う御座いました!

IMPULアルミシフトノブ 本塗り

先日本塗りを終えていたIMPULのアルミシフトノブです。その後残った打痕部にクリアーを筆挿しし、60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

全体を#800→#1500で水研ぎして表面を均し、ナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで足付け処理を行います。

再び台にセットして本塗り準備完了です。

色を塗る必要な箇所は無かったので、

そのままクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

深い傷や打痕も綺麗に払しょく出来ました。

この後は再び60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

IMPULアルミシフトノブ 本塗り

先日下塗りを行っておいたIMPULのアルミシフトノブです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。打痕等はそのままなので現時点では仕上がりが悪いのですが、彫りの浅い凹み文字を極力残したいのでとにかく研磨をしないように作業をしています。

特に大きい文字の方は彫りが浅いので、マスキングを併用しないと上手くいきそうにありませんから、データ作成から行う事にしました。

ある程度のデータが出来たら実際にカットして試し貼りをし、再度修正してを何度か繰り返します。

オス型で形が合ったらメス側のマスキングシートを作成しておきます。

凹み文字の色についてはゴールドで承っていまして、色はお任せなので見本からブルーブラックにあった物を探します。

こちらの赤味の無いホワイトゴールドがブルーブラックによく似合っていたのでこちらを採用する事にしました。

平面は#800→#1500の水研ぎでラインを均し、その後ナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)を使って足付け処理を行います。

台にセットし、脱脂清掃を行ったら本塗り開始です(実際にはもう一度塗るのでまだ下塗りというか中塗りですかね)。

まずは小さい文字の方から始めます。

その部分だけにゴールドのベースコートを塗布し、

溶剤でのふき取り&研磨で余分なゴールドを除去します。が!、やはり懸念していた通り下側の文字の深さが浅く、いつものやり方だと色が取れすぎてして残りません。

という事ですが、もう一度部分的にやり直し、強く擦らないよう気を付けて今度は何とか残せました。

ちなみにこの時点でどうにもならなくなったら全部最初からやり直し→文字部を削り落としてエポキシパテを充填、IMPULの文字も含めてデカールで塗装かデカールでやり直そうと思っていました。

そして次はIMPULの凹み文字です。

実際には一文字ずつを、さらに各辺を修正しながら塗装しています。

そしてベースコート完了です。何とかなりました・・・!

そしてクリアーを塗って本塗り(中塗り)完了です。

画像だと塗ったばかりなので判り難いですが、全体にはまだ打痕が残っています。

ただ二回目のクリアーを塗り終わった感じでは結構埋まっているので、パテ等は使わず、クリアーの筆挿し&研磨でそれらを均し、もう一度クリアー塗装だけで大丈夫そうです(ダメだったら文字部以外の部分をブルーブラックで塗り直します)。

少し青味掛かった黒にしっとりとしたゴールドが良く似合っているかと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

IMPULアルミシフトノブ 下塗り

先日お預かりしておりましたIMPULのアルミシフトノブです。

全体に打痕があるのですが、凹み文字の深さが浅いのでこの時点で研磨作業が出来なく、なのでそのまま下塗りを行う事にしました。オーナー様的には難しそうなら細かい文字は埋めても構わないとの事なのですが、IMPULの方もかなり厳しいんですよね。

と言う訳で凹み文字を無くさないよう、サンドブラストで全体の足付け処理を行います。

その後リン酸処理を行いました。通常であればこの時点でパテで打痕を埋めたりしまうが、それ自体に防錆効果は無いので、

一旦全体にプライマーを塗布します。

細かい文字は下の方が浅そうに見えますが、何とかなりそうです。

続けてベースコートを塗布します。黒に見えますが日産純正色の「ブルーブラック」(カラーコード:BG8)となります。

打痕は残っているので後にパテ作業、また再びブルーブラックを塗る必要があると思いますが、とにかく凹み文字を残す事を優先にしています。

そしてクリアーを塗って下塗り完了です。

凹み文字周りはクリアーも薄めにして埋まらないようにしています。

小さいほうの文字は大丈夫そうで、逆に大きいIMPULの文字は輪郭がはっきりしていないので(サイズの割に深さが浅いので)マスキング等での塗り分けが必要になりそうです。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

IMPULアルミシフトノブ塗装承ってます

先日到着しておりましたIMPULアルミ製シフトノブです。こちらのオーナー様はR31スカイラインのヘッドカバーやテールランプ、ブレーキキャリパー等の塗装を御依頼頂いている方で、この度も当店をご贔屓頂きありがとうございます!

御依頼内容は、シフトノブ全体を日産純正色の「ブルーブラック」(カラーコード:BG8)の艶あり仕上げで、

IMPULのロゴ部分はゴールド系の塗装で承っております。尚IMPULのロゴ下の細か文字については、難しいければ何もしなくてもOKとの事です。クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承りました。

以前御依頼頂いた時の画像も紹介します。

こちらのR31スカイラインのテールランプは8年くらい前ですね。

こちらのヘッドカバーは5年くらい前です。

こちらのキャリパーは去年御依頼頂いています。5年くらい前だと思っていたらまだ2年も経っていませんでした…。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!