先日下準備を行っておいたスズキスイフトスポーツ(ZC-33S)の純正テールランプです。
全体を#800→#1300相当で足付け処理してあります。
今回はクリアーレンズ部と赤いレンズ部をそれぞれ違うスモーク濃度にするので、その為のマスキングシートを作成します。データは以前作成した物があるのでそちらを利用します。
石鹸水を使って位置を微調整し、よく水気を取ったらエアーブロー→プラスチックプライマーを塗布します。
続けてベースコート=スモーク塗装を行います。
この時点では最終的な濃さにはせず、クリアーレンズ部のスモークにする分を差し引いた濃さにしておきます。以前塗装した時の画像も参考にしています。
単体で見るとスモークがどれくらい塗られているのか判りませんが、元々貼ってあったマスキングシートの上に新しいマスキングシートを貼ってみるとその違いが良く判ります。この時点でも結構黒くなっていますよね。
その後マスキングシートを剥がし、クリアーレンズ部にプラスチックプライマーを塗布します。
続けて全体にベースコート=スモークカラーを塗布します。
ちなみに濃度の確認にはiPadを使っていますが、これも機種毎に色味(コントラスト)が違って見えるので、それぞれ比較出来るよう新旧2台を持ち込んで確認しています。大幅なコスト高にならなければ、出来る事は全てやっておこうという感じですね。
濃さが決まったら十分にセッティングタイム=クリアーコートするまでの乾燥時間を設けます。大体ここで昼休憩にします。
そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!
クリアーは高品位名タイプのクリスタルクリアーとなります。
内部のメッキによる光の反射が強いので、見る角度や環境によってコントラストが強調されるのが特徴です。
この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!