WRX STI バンパーカナード塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたスバルWRX STIのバンパーカナードの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は艶消し黒だったこちらの物に、

スバル純正色の「アイスシルバーメタリック」(カラーコード:GU)で塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

今回の色で主に使われている原色=MIX891は、メタリック原色の中でも「正面が最も明るく」「透かしが最も暗い」といった特徴があるのでコントラストが強めになります。ボンネット等広い平面に塗る場合ムラが目立ち易いので、塗装屋さんは大変なのではないでしょうか・・・。

それでは後ほど完成のお知らせメールをお知らせします。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

WRX STI バンパーカナード 本塗り

先日お預かりしておりましたWRX STIのバンパーカナードです。

裏側に貼ってあるクッションテープと両面テープはそのまま活かしますので、塗料が付かないようマスキングをしておきます。

元々は艶消し黒(クリアー塗装無し)に塗られていて、

#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)を使って足付け処理をしています。

裏側のフチはプラスチック素地が露出しているようなので、ここにはプラスチックプライマーを塗布しておきます。

よく脱脂清掃してエアーブローを行ったらベースコートを塗布します。

色はスバル純正色の「アイスシルバーメタリック」(カラーコード:GU)となります。輝度感の強いメタリックで、4コート程を塗り重ねておきました。ムラが出易そうな色なのでボンネットとか広い平面を塗るのは難しそうな色ですね…。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

ここ最近かなり気温が下がったので、こうなるとクリアーの粘度が高くなって塗り難くなりますから、本塗り前にはスプレーガンとクリアーを温めてから塗るようにしています。

フチまでしっかり塗れるよう、裏側に周り込むような感じでスプレーしています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

WRX STI バンパーカナード塗装承ってます

先日到着しておりましたWRX STIのバンパーカナードです。こちらのオーナー様は以前スバルBRレガシィのフロントグリルを塗装御依頼頂いた方で、この度も当店をご贔屓頂きありがとうございます!

FRP製だったら(ゲルコート仕上げだったら)「研磨→サーフェサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理が必要になるところでしたが、今回の製品は(恐らく)真空成型品の為、素地の状態は良いですから、足付け処理だけして上塗りを行う予定です。

真空成型については以下の動画が判り易いかと思います。

「恐らく」としたのは、もしかしたら真空成型では無く「射出成型」かも知れないと思ったからで、この場合の動画も紹介します。

私が以前見た動画では一枚のプラスチック板を金型で挟み込むような感じで成型していて、射出成型か真空成型か判らないような物もありました。この辺も奥が深いですよね・・・。

裏側はクッションテープと両面テープが貼られていて、今回はこちらはそのままでマスキングをして上塗りを行う予定です。

御依頼頂いている塗色はスバル「アイスシルバーメタリック」(カラーコード:GU)となります。ちなみにボディカラーはWRブルーパールとの事で、「ブルーとシルバーは相性が良さそうなのと、周囲でこういう色合わせがいないので」といった理由なのだそうです。なるほどですね!

以前御依頼頂いたレガシィのフロントグリルも紹介させて頂きます。

元々はメッキだった枠を、スバル純正色の「クリスタルブラックシリカ」(カラーコード:D4S)に塗っています。こちらの記事で他の画像も見れますので宜しければご参照くださいませ。いまも大事に使われているそうです(ありがとうございます!)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!