アルファロメオアウターハンドル サフェ入れ

先日素地調整を行っておいたアルファロメオの社外品アウタハンドルです。

それぞれ手で持って塗れるよう芯棒に固定しました。

よく脱脂清掃し、

エアーブローをして埃を飛ばします。

裏側もサフェが塗り易いよう広くスペースを取った状態で固定しています。

素材が不明ですので、一応プラスチックプライマーを塗る前にガスプライマーによる火炎処理も行っておきました。これについてはこちらの記事が判り易いと思いますので宜しければご参照くださいませ。

プラスチックプライマー塗布後、サーフェサーを塗布しました。

この後もラインの修正を行いたいのでサフェは厚めにウェットで6コート程塗っています。

コート毎に15分~30分程のフラッシュオフタイムを設けています。

高温多湿なこの時期で塗装に時間を掛け過ぎているとスプレーガン(カップ)の中で塗料が固まり始めるので、最初はわざと足りないくらいに塗料を作っておき(主剤と硬化剤を混合しておき)、途中で軽くガンの吹き出し口を洗ってから改めて新しく作った塗料で続きを行ったりします。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

キャデラックCTSテールランプ塗装承ってます

先日到着しておりましたキャデラックCTSのテールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

構造としては全面クリアーレンズとなっていて、

今回はこちらに透過性の赤=レッドキャンディーで、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承りました。

ただしこちらのバックランプ部は赤くせず、クリアーのままでご指定頂いています。

分かり易いようイメージ画像を作成しました。尚、バックランプ部分は何も塗らない訳ではなく、クリアー塗装は行います。

同じ様な感じとして、以前施工時の画像を紹介します。

こちらはekスペースカスタムの純正テールランプで、今回ご依頼頂いている内容と同じく透過性の赤(スモークは無し)、クリアー抜きとなっています。

こちらはスバルインプレッサの純正テールランプで、同じくレッドキャンディー+クリアー抜き、クリスタルクリアー仕様となります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。

改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

自転車用カーボンホイール サフェ研ぎ2回目

先日二回目のサーフェサーを塗っておいた自転車用HED製20インチ(406)のカーボンホイールです。

その後50℃120分程の熱を掛けてサーフェサーを硬化させておきました。

今回は下地をある程度整えた上でサフェを塗っていて、且つバツ切り部分にはPP=ポリプロピレン製のマスキングテープ(ラインテープ)を使っているので断面がシャープに仕上がっているのが判るかと思います。

ガイドコートとして全体にベースコートの黒を塗布し、#320→#400の空研ぎダブルアクションサンダーで研磨します。

ある程度ガイドコートが取れるまで研磨したら、

フチを同じく#320→#400で研磨してラインを整えます。

スポークが通る穴も形を整えつつ足付け処理を行います。

リムも一緒に#500で研磨して傷を除去して光らせました。

通常であればこの後#800~#1300までペーパー目を均しますが、今回は2度塗りとするので#500でOKとします。

アルミリムとの塗り分け部分は一見綺麗に仕上がっているように見えますが、

場所によって高さが違っていて、また隙間が開いている箇所もあるので実際に塗りあがると多少なり隙間や溝は残ってしまうかと思います。特に色が白だと目立つ傾向にはありますかね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

アルファロメオアウターハンドル 下準備

先日お預かりしておりましたアルファロメオジュリエッタ用アウターハンドル一式です。

社外品との事で塗装の仕上がりがイマイチなのもそうですが、小さい方のパーツと組み合わせた際にサイズ(幅)もかなり違っていたので、

オーナー様に送って頂いた純正のアウターハンドルの画像を参考にしながら素地を研磨してラインを整えます。

さらにそれぞれのパーツを両面テープでくっ付け、固定したこの状態で研磨してラインが繋がるようにします。

#120と固い当て板を使ってガシガシと削り、それぞれの面とエッジを整えていきます。

反対側も同じように行い、

それぞれのパーツを取り換えて再びライン出しを行って4個のパーツのラインが揃うようにしています。

ラインが決まったら#180→#240でペーパー目を均し、フチや裏側などを#320で足付け処理を行います。

この後は良くクリーニングし、サーフェサーを塗装します。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

Brembo Caliper Chromaflair

こちらは依頼品では無く当店に在庫していた三菱ランサーエボリューション用ブレンボのリヤキャリパーで、サンプルとしてマジョーラアンドロメダ該当のクロマフレアカラーで塗装を施しました。

最初の状態を撮影していなかったので、代わりに別の同型品の画像を紹介します。

元々はこの様な赤く塗装されていた物を、

いつもオーバーホールを担当して貰っているブレーキ屋さんにサンドブラストを貰いました。

いつもの様に全体にプライマーを塗った後にベースコートの黒を塗り、

マジョーラのアンドロメダに採用されている米国JDSU社のクロマフレア顔料=ChromaFlairを、スタンドックスの樹脂(MIX599)に含有させた塗料を使って塗装を施しました。

DUPONT(現CROMAX)にはクロマリュージョンカラーなる塗料もあるので通常であればそれを使うのですが、私的にどうしてもSTANDOXの塗装システムとして使いたいと言う事で正規ルートで顔料を輸入している方にお願いして特注で作って貰っています(クロマフレア顔料はかなり厳密に管理されているので通常は入手が不可=当店でも顔料単体では譲って貰えないのでベースコート樹脂へ添加した状態で卸して貰っています)。詳しくは以下の記事で紹介していますので宜しければご参照くださいませ。

特種塗料と言うかクロマフレア顔料

クロマフレア風顔料

STANDOX+クロマフレア

>STANDOX+クロマフレア色見本 完成

ロゴは白にする予定だったのですが、サンプルとして欲しかったのでシルバーを採用しました。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。

動画も撮ったのでそちらも紹介します(当サーバーでは負荷が多き過ぎるのでXに投稿した記事を紹介します)。

各完成時の画像はいつもの通サイズの縮小以外は未加工となります。

クロマフレアカラーは1リッターで10万円を超えるので、塗装料金とは別に材料費が必要となります。ご了承くださいませ。

塗膜構成自体はいつものスタンドックスと同様になりますので、経年で層間剥離を起こして塗膜がペリペリと剥がれたりしませんのでご安心ください。

当店でマジョーラをそのまま使わないのはこれが理由で、日本ペイント社の塗料であるアンドロメダをスタンドックスの塗装システムでそのまま使うと下色(黒)やクリアーとの間で剥離を起こす可能性がある為、塗装システム全体を日本ペイント社の物(アドミラでしょうか)にしなければなりません。ショーケースに飾っておくだけなら他社の塗料と混合しても大丈夫だと思いますが、実用する物=特にブレーキキャリパーのような過酷な環境下で使う物では確立した塗装システム内で行うのが基本となります(昔アルバイトに行っていた工場ではデュポンのベースコートにロックのクリアーを塗っていましたが、密着性が悪いのでフロント周りは飛び石による傷が激しく、数年でクリアーだけがペリペリと剥がれるといった事が起きていました)。

 

完成時の動画も撮影したので紹介します。

アンドロメダ以外にもアンドロメダⅡ、マゼラン、トラぺジウム等のクロマフレア顔料を用意していて、マイクでは実際のサンプルを作成していますのでそちらをご参照頂ければと思います。

マイク塗装専用サイト