除電ガン

ion2先週注文していた新たな塗装用工具が届きました。

ion1ジャジャーン!!と。今回購入したのは塗装業界では昔からよく知られている「イオンシャワーブローガン」なる機械です。これを使って被塗物の静電気を除去し、塗装中に付くゴミを軽減させる!と言う優れものです(多分)。

ちなみにこの機械、昔は(確か)5万円以上する高価な物で、知ってはいるけど目に見えない物には中々手が出さない・・・!、と言うのが業界の常だったのですが、実は今ではこれが2万円で買えてしまうと言う事もあり、今回の購入に至りました。しかも今のはリチウムイオン内蔵の充電式になってます。

gunちなみに静電気対策として元々こちらの「除電ガン」なる装置を二個持っているのですが、これは主に梱包作業や撮影時のホコリ取りに使う為の物なので、根元にある巨大なコンデンサーが非常に重く、持ち運んで使うような物では無いのです。

と言う訳で早速使ってみよう!と思ったのですが、実は年内の本塗り作業は、もう無い、とか・・・。

ただ静電気の季節はまだまだ続くので、是非一日も早く元を取るべく来年からどんどん使っていきたいと思います。結果も報告しますね。非常に楽しみです。

色見本 増産中

darth33 今日は天皇誕生日と言う事で休日ではあったのですが、年末間近と言う事で普通に出勤していました。まあ単に「休みの日の筈だったのに仕事が進んでいる!」と言うのが好きなだけなんですけどね。何だか得した気分なのです(多分間違い)。

mag11実は色見本の作製に必要なネオジム磁石が切れていたのですが、先日近所の100円ショップを覗いたらこれが導入されたのでここぞとばかりに全部買い占めておきました。8個×20セットなので、これで160の色見本が作製できます。いやー、良かった良かったです。

darth34と言う訳でベースとなるMDF板にそれぞれ磁石を埋め込んだらプリントした紙を貼り付け、塗装を施したダースベイダーをセットしていきます。いやー、今回も沢山収穫出来ました。

darth35 こちらは先日本塗りを終えたW124のエアークリーナーボックスなどに採用した3コートキャンディーブルーで、下色に塗った色板とその配合データ、そしてその上にキャンディーブルーを塗った色板も貼ってカラーサンプルが完成です。

darth37こちらも同じくW124のエンジンルーム内のパーツに採用したキャンディーオレンジで、ダースベイダー自体は以前塗っておいたのですが、その隣にあるアクリル板を塗っていなかったので今回塗っておきました。パールやメタリック、キャンディーカラーは平面で見た場合と曲面で見た場合の色変化が違うので2種類あると凄く判り易いんですよね。

darth36 こちらも先日本塗りを終えていたBMW X5用のエンブレムの一部に塗ったブルーメタリックで、配合率とまではいきませんがこうやって使った原色が判るようにしておけば次にこの色を作る時に非常に約に立ちます。しかし隣に貼るアクリル板は塗り忘れたと言う・・・。

darth38平面と曲面で見た場合の差がよく判るのがこのモトクロームの色見本で、同じ色なのにダースベイダーとその隣に並んだアクリル板とで全然違って見えるのが判ると思います。唯一同じ角度を向いている目の部分だけが同じように見える、といった感じですかね。

色見本の作製はそこそこ手間は掛かりますがいずれこれが役に立つ日は必ずありますし、何よりも自分が行った仕事が手元に残るような事が嬉しいんですよね。画像などのデジタルデータも良いのですが、やはり形がある物を手にとって見れるのは楽しいです。

忘年之交

china今日は一応忘年会!と言う事で、わざわざ工場まで来てくれた友人やら親戚の皮を被ったようなライバル達(笑)と夕食を楽しんでみたりしました。

彼らのやっている事は私には出来ない事ばかりで、話を聞けば聞くほどに悔しい思いをさせられてしまったのですが、そのお陰で奮起出来たところもあるので今後もまだまだ頑張れそうです。うーん、もっと精進しないとですね。

https://youtu.be/YTHu3CguWck

ちなみに今年残念だった事はロシアのORIGAさんが亡くなってしまった事で、現在深夜に再放送している攻殻機動隊の主題歌を聴く度に本当に惜しい気持ちで一杯になります。

今日同席した従兄弟は知らなかったみたいですが、彼が好きなアニメの主題歌をORIGAさんが歌っている動画があるので、是非無念な思いを共有出来ればと思う次第です。

それにしても以前彼にあげた石田衣良氏の著書「アキハバラ@DEEP」がまさか4回も読み返されていたとは・・・。さすが血が繋がっているというか、やはり中々侮れないなぁ(そこなのか!と笑)。

休日のルーティンワーク

nomigawa-30 日曜日はいつもの納品(と新たな依頼品の引き取り)業務があって、その道中にある吞川では以前みたような光景が!鴨が一直線に並んで川を泳いでいる姿はまさにツール・ド・フランスさながらです。

ちなみに以前この光景を見たのはいつ頃だったかと思って調べたら、なんとこれが一年前の明日で、もしかしてこれが見れるのは今の時期だけなのかも知れません。確かにほぼ毎週通っていてもこんな綺麗に並んでいる姿を見る事は極稀です。

tamagawa-77そして今日は他に予定も無かったので、納品の帰りがけには実家に寄って、こちらもいつもの定例になっている犬の散歩に行って来ました。

彼女は見た目は若く見えますがもう結構な老犬で、しかも腰を悪くしているので余り長い距離は歩けませんが、犬専用のリュックに入れて多摩川の河川敷まで連れて行くと凄く喜んでくれるんですよね。

ちなみに河川敷を歩いていると体中に植物の種子がくっ付いてしまい、後でそれを取るのが凄く大変なのですが(毛を切ってしまった方が早いくらいです・・・)、こんな風に服を着させていればそれも気にせず遊ばせられます。

いや、実は以前従兄弟が「犬に洋服を着せるなんてあり得無い!」と言っていたのですが、まあそれにはこういう理由もあるんだよ、と一言説明しておきたかったのでして・・・(何故私が言い訳をしないといけないのか良く判らないのですが・・・苦笑)。