バイク用ウィンカーレンズ スモーク塗装本塗り

bike4 こちらもお待たせしました!バイク用のウィンカーレンズ一台分、無事本塗り完了しております。

上の画像は本塗り前の状態で、良く脱脂処理をしたらエアーブローをしてホコリを飛ばし、プラスチックプライマーを塗ったらいよいよ本塗り開始です。

bike6レンズ単体の場合は車のテールランプとは違って内部の反射板が無いので、塗っていて濃度の確認が難しいのが特徴です。特に今回は「極薄目と薄目の中間」と厳密な指定を頂いていますので濃くなり過ぎないように注意が必要です。

という事で、今回は4個の内二個をマスキングテープではなく透明のフィルムを使ってマスキングしています。これにより常にレンズは透過をして見れるので濃度の微調整をしながら濃さを決めていきます。

bike5 そして無事本塗り完了です。お待たせしました!

この固定台から外して反射板の上に付けばさらに透明感は上がります。完成時の画像ではそれもイメージして紹介出来るようにしますね。完成次第改めて紹介致します。もう少々お待ち下さいませ!

BMW E30(from東京) ダンパーソケット&スプリング塗装承ってます

bmw8  こちらは先週到着しておりました、BMW E30のサスペンションケースとそれに付くスプリングです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容としては、左側のケースをイエローに、スプリングをブルーで、どちらも「半艶」で承っております。所謂「ビルシュタイン」のカラーリングですね。ケース自体にその色の設定が無いとの事ですので、「折角塗り直すなら単なる黒ではなくビルシュタインのブルーに」と言う感じですかね。黒でもイエローでも費用は変わりありませんからこれで間違い無いかと思います。bmw9塗らない箇所には色々と説明書きをして頂いております。塗装以外はさっぱりの私にとってこういった事は助かります。

bmw10サスペンションはアイバッハで、こちらは新品なので塗装する必要も無いかとご検討されていましたが、やはり折角との事で「ブルー」への塗装を御依頼頂きました。何だか楽しそうで羨ましい限りです。

ちなみにスプリングに印刷されているロゴや型番の部分は塗らないようにマスキングでします。クリアーを塗る時はマスキングを剥がして一緒に塗るようにしておきますね。段差は無い方が宜しいかと存じますので。

bmw7ちなみにこちらのオーナー様は昨年上のヘッドカバーを御依頼頂いた方です。車体は昨年から入院中との事ですのでまだ取り付けには至っていないようです。4ヶ月預けっぱなしなんですか・・・?!うーん、凄く気が長いんですね・・・(と思いつつTACさんに入庫中のテスタロッサはもう二年以上経ちますか)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度もご贔屓頂き有難う御座います!

メルセデスCLSテールランプ スモーク塗装承ってます

cls cls1こちらは先日無事到着しておりますCLSのテールランプとリヤフォグです(ハイマウントでは無いんですよね)。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼のイメージとしては、当ウェブサイト上でも紹介している「極薄め~薄めの間」の施工例ページにある同型のテールランプです。テールランプ左右とリヤフォグの部品3点を「極薄目」と「薄目」の間の濃度でスモーク塗装を施します。特にクリアー抜き(マスキング)はしないべた塗りで、クリアーはSTANDOX「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

一番上の画像にある通り、このテールランプは随分と赤(と言うか朱色)が派手です。しかもクリアー部分も何か白っぽい感じで、以前御依頼頂いた方の表現を借りると「おめでたい感じ」と言う言葉が当て嵌まるように思えます。なんだか最近のテールはみんなこんな感じですが、これが世界的に流行っているんでしょうか・・・。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

TOYOTA TE27ヘッドカバー&ミラー塗装承ってます

te27 先日はわざわざご足労頂きありがとう御座いました!最近ではめっきり珍しくなったTE27のヘッドカバーとフェンダーミラー左右ですね。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ちなみにこちらのオーナー様、実は以前のプロフィット(横浜都筑の時の自動車板金塗装屋)の時にも同じ2TGのヘッドカバーを御依頼頂いていました。今回6年ぶりくらいですかね。ご贔屓頂きありがとう御座います。

当時塗ったヘッドカバーも塗装は剥がれる事無く綺麗な状態との事ですが、今回はヘッドカバーに何か変な物が付いているので何かしらの企み(笑)があるのかと思います。何だか楽しそうですね。

te271フェンダーミラーに関しては古い塗膜の劣化もひどいので一旦は「研磨→2液サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった作業で下地を作り直す事にします。最初に紹介した画像の右上にあるヘッドライトリム?はこれの色見本の為にお預かりしました。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

レガシィ内装パーツ(from滋賀) 下準備

legacy8

こちらは「半艶黒」でご依頼頂いているレガシィの内装パーツ4点です。同じく「半艶仕様」でご依頼頂いているフォレスターのツマミと一緒に塗れるように準備をしておきます。

ちなみに画像左側の部品二つは新品で、元々は「艶消し黒」だったものを「半艶黒」に塗りなおします。

これを見たブレーキ屋さん曰く、「どっちも同じように感じるけどそれは意味があるの?」との事ですが、オーナー様としては全然違うんですよね。気にするところは人それぞれなのです。

ちなみに私が今読んでいるクリスアンダーソン氏の著書「メーカース」の文中で、「人はみな、異なる欲求とニーズを持つ、唯一無二の存在だ。インターネットには、物理的な市場にはない、僕達全員の居場所がある」、と書かれています。

さらにそれに続けて、「いま、物質的なモノにも、同じことが起きている。」とも記載されています。何かここで紹介している事に似ていますよね。

一昔前であれば、今回のような「半艶黒」で統一された製品が売っていなければ諦めるしか無かったのですが、現在であればインターネットを使ってそれを実現出来る店舗を探す事は難しく無く、しかも個人レベルでそれを形にする事も可能になりました。昔はどこも個人じゃ全くと言って良いほど相手にもしてくれませんでしたよね。私も何度も苦い思いをしました・・・。

ちょっとした事でも自分好みに出来る小物塗装はかなりニッチな市場ではありますが、これからもこういったご依頼はもっと増えて行く気がします。

ちなみに塗装屋の見解としては「艶消し」と「半艶」は全然違いますよ(笑)。