CR-Zテールランプスモーク塗装 本塗り

 こちらもお待たせしました!先日お預りしておりましたホンダCR-Zのテールランプです。レンズ以外の部分をマスキングし、被塗面には足付け処理を行っています。よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗ったら本塗り開始です。

 濃度は「極薄目と薄目の間」(中間)で、スモークは一度には塗らず、含有量を少なくした塗料を4~5コートに別けて、時間を掛けて少しずつ塗り重ねていきます。

  今回のテールランプは開口部(レンズ)の面積が大きい為、同じスモーク濃度に塗っても明るめに見える特徴があります。

元々貼ってあったマスキングテープの上に新しいマスキングテープを貼ると、今現在どれくらいスモークを塗ったかが判ったりもするので、こういった事を目安にしたりもします。

 濃度が決まったらクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 現状開口部が上を向いているので明るめ(薄目)に見えますが、実車装着時と同じように立てて見たり、照明を片側だけ消して見たりと、スモークの濃さにはかなり気を遣って調整していますのでご安心下さいませ。

 本塗り時には各内容を記載した作業書を見ながら塗装していて、今回もオーナー様のご意向である「余りスモークを好まない方で、ただ純正の赤が朱色のようで安っぽくて」といった事を汲みながら濃度を調整しています。

薄いスモークはムラやダマが目立ち易いですが、どちらも殆ど感じられないように仕上がっているかと思います。

尚今回のターンは全て「クリスタルクリアー」の使用となります。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

V-MAXテールランプ 本塗り

 先日お預りしておりましたヤマハV-MAX1700の純正テールランプです。

マスキング&足付け処理をしてあり、よく脱脂処理をしたらプラスチックプライマーjを塗って本塗り開始です。

 濃度は以前施工した同型製品と同じく「薄目と標準濃度の中間」で、その時の画像も参考に濃度を調整していきます。

 ちなみに今回は色々な種類の濃度でご依頼を承っておりまして、手前のV-MAXのテールランプから「薄目と標準濃度の中間」、中央のロードスターのウィンカーは「極薄目と薄目の中間」、一番奥のカワサキZ1のレンズが「極薄目と薄目の中間より若干薄目」となっています。

 こちらはさらに濃い、手前のバイク用ミラーウィンカーは「標準より少し濃い目」となっています。各レンズとも後程改めて紹介をさせて頂きます。

 濃度が決まったらクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 形状が複雑なのですが、ムラ無く綺麗に仕上がったと思います。

レンズへのスモーク塗装を施した場合の特徴としては、断面(エッジ)が黒く強調されるので、クリアーのままの時に比べてシャープに見えます。

今回のスモーク濃度を参考にした、前回ご依頼を頂いた同型テールランプのオーナー様より装着画像を頂いているので紹介をさせて頂きますね。その後BERINGERのキャリパ―塗装もご依頼を頂いた方です。


「LEDのウィンカーがスモークでしたので、これで統一感が出て、たいへん満足しました」との事で、まさに今回のオーナー様と同じような感じになるのだと思います。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

マセラティリモコンキー(from千葉)塗装承ってます

 先日到着しておりましたマセラティのリモコンキーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 珍しい事ですが、現在別件で同じ物を御依頼頂いておりまして、それぞれを間違えないようにタイトルに地名を付けさせて頂きました。何卒ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

色は事前に色見本帳をお貸出ししまして、その中から「メルセデスベンツ」 LASURITE BLUE(カラーコード:349)をご指定頂きました。

また本体はいつも通り成型時の歪(凸凹)が酷いので、「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」の下地処理を行ってからの上塗りとします。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!