レンズ系透過性塗装 下準備

 先日マスキングまでを終えていた、テールランプなどのレンズ系パーツ一式です。

 通常の塗装と同様、ツルツルした面にそのまま色を塗っても塗料は密着しませんので、被塗面全体を#800相当~#1300相当に足付け処理を行います。使うのは空研ぎでも目詰まりがし難く、また角が立ちにくい(深く傷が入らない)布状研磨副資材のアシレックス(レモン&オレンジ)です。

 小さい物は手で持って塗れるよう、またフラッシュオフタイム中(コート毎の乾燥中)に台に挿せるよう、芯棒を取り付けてあります。ロールマスカー(養生紙)を使い終わった後にゴミになるパイプ状のボール紙ですね。比較的強度があって、また使い終わったらリサイクル出来るので気に入っています。

 スクリーンパネルはちょっと大きなサイズですが、これも手に持って塗れるようにします。中心位置に芯棒を固定すると簡単に片手で回せるので、多少強引に見えてもこの方が断然塗り易くなります。補強の為に筋交い(段ボール片や割り箸)を固定しています。

足付け~脱脂処理後、際どい個所のマスキングを貼り直します。

ちなみにこちらのヴァンガードのテールランプですが、レンズ面に着いているメッキモールは果たして脱着可能な物なのか?のような事を紹介したところ、当ウェブサイトを見てくれていた方が、手元にあった同型のテールランプを実際に分解して(と言うかレンズを割って!)調べて頂きました。結果としてはレンズの裏からボルトで止まっていて、破壊しない限り外せない事が判りました。クリップだと思って無理に外そうとしなくて本当に良かったです(樹脂は弾性があってもメッキは無いのでヒビが入ります)。わざわざ有難う御座いました!

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!