エブリィワゴンテールランプ スモーク塗装承ってます

every 先日到着しておりましたダイハツエブリィワゴンの純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

every1 ご依頼内容は「薄目」のスモークで、最近だとロードスターの純正テールランプに施工した濃さとなります。参考までにそちらも紹介させて頂きますね。クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

road239 他の画像はこちらのページで紹介しておりますので宜しければご参照下さいませ。

every2テールランプの上下にはシーラーテープが貼ってあって、塗装屋さんなら良くご存じだと思いますが、うっかりこれにマスキングテープを貼ってしまうと大変な事になってしまいますので(糊がくっ付き過ぎてスポンジがボロボロに・・・)、上手くこれを避けてマスキングするようにします。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

レコードプレイヤー アームベース塗装承ってます

player7 こちらもすっかり紹介が遅れてしまいましたが、先日到着しておりましレコードプレーヤーのパーツです。前回も同じような部品をご依頼頂きまして今回リピートして頂きました。ご贔屓有難う御座います!

player8今回の部品は下側に防振用のゴムが付いていて、このままだと前回のように溶剤槽に浸ける訳にはいきませんが、塗膜自体は比較的しっかりしているようなので総剥離は行わず、傷の個所のみ下地処理をしての塗装とする予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご贔屓頂き有難う御座います!

ゼンハイザーe945塗装承ってます

mic141すっかり紹介が遅れましたが、先日到着しておりましたゼンハイザーe945ボーカルマイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容としては「キャンディ―ホワイト」カラーをベースに、「SENNHEISER」のロゴをシルバーで入れます。以前施工した時の画像がありますのでそちらを紹介しますね。

sen25ベースカラーの「キャンディーホワイト」はVW社の純正カラーで、こちらは比較的純白に近いような白となっています。こちらのページで他の画像も紹介していますので宜しければご参照下さい。

「SENNHEISER」のシルバーは今までは同じくVW社のリフレックスシルバー(確かLA7W)を使っていましたが、最近はSTANDOXの原色で新しいシルバーが色々と出ているのでそれらを採用してみようと思います。MIX818もしくはMIX819、またはSPFシルバー(JLM-906)を使うかも知れません。

尚、マイクの塗装については少し前に専用のサイトを作っていまして、お陰様でプロのアーティストや事務所の方からもご贔屓頂いております(そちらはロゴなどが入るのでこちらでは紹介はしていません)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

コペンバンパーセンサー(ソナー) 本塗り

copen2大変お待たせしました!ダイハツコペンの純正バンパーセンサー(ソナー)、無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

copen11 コペンのソナーは以前も施工例があって、分解はおろか中央にあるゴムが取れない構造になっているのでそのまま塗らなければなりません。

周りのプラスチックは多少シボっぽくなっているので#800で研磨しています。中央のヘアーラインもゴムにペーパーが当たらないようにして極力削りました。

copen12 ゴム近くの境界線(と隙間)はペーパーが当たらないのでいつものようにナイロンブラシとウォッシュコンパウンドを使って細部まで足付け処理を行います。

copen その後良く脱脂清掃し、台にセットしました。

copen1 マスキングシートは以前作った時の物があり、また自分なりの作業工程も出来上がっているのでかなり助かっています(と言ってもかなりリスキーではあるのですが)。

まずはゴムの外周から内側をマスキングし、プラスチックプライマーを塗布します。

copen2 続けてベースカラーのシルバーを塗ります。色はコペン純正色の「ブライトシルバメタリック」(カラーコード:S28)となります。

copen3 シルバーを塗り終わったら内側のマスキングを剥がします。

copen4 十分にテープフリーな状態になってから、今度はゴムの内周から外側をマスキングします。

copen5 今度は内側をシルバーを塗ります。

copen6 マスキングを剥がしました。良い具合に出来ているのが判ると思います。

copen7 最後にゴム部分のみをマスキングします。

ちなみにこのゴムはシリコーン系なのでマスキングの糊は殆どくっ付きません。上の状態でエアーブローをすると飛んでいってしまいます。なのでエアー圧はかなり絞ってのクリアー塗装となります。

copen8 一回目のクリアーは6割程度に留め、二回目のクリアーをしっかり塗り込んだら即スピナールでマスキングを取り除きます。塗り終わって15秒くらいでしょうか。クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

copen9 粘度の高い塗料(クリアー)は表面張力によってフチにクリアーが溜まる傾向があり、塗装直後はマスキングシートと被塗面が一体化してしまっています。クリアーを塗った直後であればまだ流動性があるので、マスキングシートを剥がせば自然にクリアーが伸びてくれます。さらにここでも表面張力が働くのでゴムの方にクリアーが移るという事もありません。

 

copen10かなりスムースに作業をしているように見えますが、現物を見た事がある塗装屋さんなら多分狂気の沙汰だと思う筈です。私も出来ればもうやりたくは無く、ほぼ毎日これの事を考えていました(苦)。何とか無事に終わり、後は後日熱を掛けて硬化させれば完成となります。

ただ勝って兜の緒をじゃありませんが、まだ油断は禁物ですね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

バイク外装パーツ2点塗装 完成

bike22 先日本塗を終えていたバイクの外装パーツ2点です。塗装前に外しておいたアルミネットを元の位置に取り付けます。

固定方法としては、最初はホットボンドで仮止めをするような感じで行い、その後2液のエポキシ接着剤を点付けしていきます。走行中にアルミネット取れたりしないようにしつつ、今後何かの理由で再塗装する際も取り外しがし易いようにしておきます。

bike23 接着剤が硬化したら完成です。

bike24 色はトヨタプレミアムシルバーM(カラーコード:1F2)で、こちらは予め色見本帳をお貸出ししてその中から選んで頂きました。恐らくはボディーカラーに一番近いシルバーだと思われます。

bike25 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の使用となっています。高美観・耐UV効果・耐擦り傷性・耐薬品性などに優れたクリアーです。

最初の状態も紹介しますね。

bike1bike2こちらのパーツはFRP(グラスファイバー)の黒ゲルコート仕上げで、この場合は型から外しただけの状態なのでどうしても表面は荒れています(黒ゲルコートは型に最初に塗るポリエステル樹脂です)。

bike上塗り自体は磨き処理は行っていませんが、「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で下地を作ってあれば塗りっ放しでも綺麗な仕上がりになります。と言うか塗装は本当に下地次第といったところがあります。

bike27bike28 アルミネットは外さずに塗装する事も可能ですが、仕上がりの事を考えるとやはり分解して塗った方が間違いは無いと思います。と言うか何でもそうですよね。

bike29こちらのABS樹脂製のパーツもサフェーサーで下地を作ってから塗っているので、製造時の歪なども感じられず、純正品のように感じられると思います。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難うございました!