先日本塗りを終えていたボディが銅製のエフェクトマイクです。その後熱を掛け、安全な場所で寝かしておきました。
外した端子は予めつけておいた印を見ながら元の位置に取り付けます。
最初の状態も紹介させて頂きます。
それを剥がしてプライマー→サーフェサーを塗って表面を平滑に研磨し、
一旦全面を艶あり黒に仕上げた上で、艶消しクリアーをファイアーパターンの柄に塗装しました。
パッと見は目立たなく地味なのですが、オーナー様は既に派手なファイアーパターン色の楽器をお持ちとの事で、今回は敢えてこのようにご希望されました。
密着剤などは使わず、各工程でしっかり足付け処理を行ってから塗装をしていますので、自転車フレームの塗装のように経年でクリアーだけがペリペリと塗装が剥がれてくるような事もありません(フェザーエッジも綺麗に出せます)。