先日スプレーパテを塗っておいたGMCホイールキャップのレジン製複製品です。
その後熱を掛けてパテを硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。
表面は平らでは無く中心が盛り上がった形状になっているので、それを崩さないよう研磨して面を整えます。
凹み文字部は、厚みが2ミリと3ミリのアクリル板の端材を当て板にし、#180の空研ぎペーパーを貼って研ぎます。
中心が高いのでその分文字の凹みが深くなり、外側に行くにつれて浅くなっています。
最後に#180~#240で全体を均し、これでサフェ塗り準備が完了となりますが、他にもサーフェサーを塗るご依頼品が多数あるので、その時に一緒に行う予定です。
尚、こちらのGMCのホイールセンターキャップについて、今までの作業と、参考までにそれぞれに使う樹脂の種類を紹介します。
■注型・・・エポキシ樹脂
■巣穴埋め・・・エポキシ樹脂
■スプレーパテ・・・ポリエステル樹脂
■サフェ・・・ウレタン樹脂
■上塗り・・・ウレタン樹脂
といった内容となります。注型時に骨材(ガラスパウダー)を入れるならエポキシでは無くウレタン樹脂でも良いような気がしますが、一応強度を考えてそうしています。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!