NDロードスターサイドマーカー 本塗り

 先日下準備を行っていたNDロードスター用の社外品サイドマーカーです。

よく脱脂清掃し、エアーブローを行って埃を飛ばし、プラスチックプライマーを塗って本塗り開始です。

色味は前回塗った同型製品と同じく、キャンディーオレンジ:キャンディーイエロー=1:5としています。最初は黄色味が強いですが塗り重ねていく内に赤味が増していきます。配合データが残っている(判っている)と、とても安心です。

4~5コート程塗り重ねるとしっかりとした橙色=アンバー色になります。

一緒に塗っているのはGRヤリスのミラーウィンカーレンズで、この時まで同じ条件で塗っていますが、製品自体の構造(主に内部の反射板)によって色の見え方が違うのが判ると思います。隠ぺいする塗装と透過する塗装の大きな違いですね。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ゼンハイザーE945マイク塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたゼンハイザーE945ボーカルマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はいつもの艶消し黒っぽい塗装が施されていたマイクに、

今回は濃い目のキャンディーマゼンターで塗装しました。

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

 自然光でも撮影しました。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

 今回はキャンディーカラーの上にガラスフレークも重ねていて、この状態だと判り難いのですが、

 スポットライトの下だとそれらキラキラと輝きます。

 キャンディーカラー特有の透明感とガラスフレークの輝きが組み合わさった塗装です。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂きまして誠にありがとうございました!

日産スカイライン エンジン補機類 本塗り

先日下準備を行っていた日産スカイラインGT-R BNR32のエンジン補機類一式です。

  プラスチック製のタンクは、蓋のキャップが着く(当たる)部分は塗らないようにする為、ボール紙の芯棒を穴から通し、そこで固定しています。

クーラント液のリザーバータンクは、残量が判るようメモリ部分はクリアー抜きとします。

 サージタンクは下側が塗れるよう台に固定はせず、ただズレて落ちたりはしないよう台に打ったネジに穴が引っかかるようにしています。

オイルキャップのみ別の色ですが、クリアーは同じく艶消しなので、ベースコート時のみ別に塗って後で合流するようにします。

タンクは形が歪で足付け処理がし難い箇所もありますので、念のためガスプライマーを使っておく事にします。ちなみにABSでは使う必要は無く(溶けてしまいます)、PP(ポリプロピレン)やPA(ポリアミド)などのオレフィン系樹脂に有効です(試していませんがPU(ポリウレタン)はもしかして相性が悪いかも知れません)。

その後プラスチックプライマーを塗り、ベースコートを塗布します。

リザーバータンクは目盛りの部分のマスキングを剥がし、再びプラスチックプライマーを塗っておきます。

サージタンクは先に裏側から塗り、その後台に乗せて全体を塗っています。

オイルキャップは日産純正色のBNR32のガンメタ「カラーコード:KH2」で、その他は黒となります。

 そして艶消しクリアーを塗布します。

 艶ありの場合と同様、ウェットに2コート行います。

コート間のフラッシュオフタイム(乾燥時間)は15分程で、しっかり艶が消えてから2コート目を塗るようにします(そうしないとムラが発生します)。

この後1時間くらいすると・・・、

 艶が消えています。

 黒く塗っていない部分もクリアーを塗ってあるので爪が引っかかるような激しい段差は出来ていません。

 この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成しましたら改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

SHURE BETA58Aマイク(レッド&ブラック)塗装承ってます

先日到着しておりましたSHURE BETA58Aボーカルマイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容はレッドアルマイト風&ブラックのグラデーション塗装で、イメージイラストも作製していますのでそちらも紹介をさせていただきます。

キャンディーレッドと黒をグラデーションで塗装し、トップコートを艶消しクリアーで行います。イニシャルのロゴ入れも承りました。

またヘッドグリルのリングはフチをキャンディーレッドにした仕様で承っております。参考までに以前色見本用として作成した時の画像を紹介させて頂きます。

こちらのマイクのグリルボールのリングは太いタイプで、今回のBETA58Aのグリルはフチがもっと薄くなります。

塗装前の準備としては、一番最初にボリューム部分のマスキングを行います。

予めマスキングテープを直径約3mmの円にカッティングプロッターでカットしています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

Z32シフトパネルスライドカバー 本塗り

シフトパネルは先日本塗りが終わっていますので、

その内側に装着されるスライドカバーを塗装します。

表面と側面を#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で足付け処理を行っています。

 プラスチックプライマーを塗布し、ベースコートの黒を塗布します。

そして艶消しクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

この後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、さらに数日寝かしたらシフトパネルに組み付け作業を行います。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!