テールランプ等レンズ系透過性塗装 下準備

 先日に引き続きテールランプ等に行う透過性塗装の下準備となります。

まずは電球の穴が開いている箇所をマスキングし(または貼り直し)、

被塗面以外の部分をマスキングします。本塗り中は角度を変えたり移動させる為に持ったりするので、養生紙が破けないよう弛みをつけつつ埃が溜まる皺などを無くすようにします。

こちらは隙間をシーリングして一旦下塗りのクリアーを塗装しておいたハイラックスサーフのテールランプです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

トヨタ86の純正テールランプです。経年で剥がれないようしっかり足付け処理を行っておきます。

トヨタGRヤリスの純正テールランプです。テールランプ史上とてつも無く作業がし難い形をしています(笑)。

その他トヨタGRヤリスのレンズ一式と、NDロードスター用の社外品サイドマーカーも足付け処理が完了です。

ハイラックスサーフのテールランプも研ぎ作業を行い、これで塗装準備が完了です。

小物パーツは持って塗れるようボール紙の芯棒に固定しておきます。

この後は一旦埃が付かない場所に保管し、ブース内の壁と床、塗装台・棚板などをスチーム洗浄機で清掃しておきます。

普通の塗装ならゴミが着いても塗り重ねれば見えなくなりますが、透過性の塗装はそうはいかない為(延々残るので)、事前のセッティングは余計に時間を要し、それ故単体で塗ろうとすると採算が合わなくなってしまうので纏めて作業をしているという訳です。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ゼンハイザーE945マイク 本塗り

先日お預かりしておりましたゼンハイザーE945ボーカルマイクです。

マイク本体は#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で空研ぎし、グリルはナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(ハジキシラズ=液状研磨洗浄剤)で足付け処理を行っています。

まずは下色として隠ぺい性の良いシルバー(VW社リフレックスシルバー)を塗り、その上に粒子の粗いメタリック(STX MIX598)を塗っています。

 そして透過性の赤紫色=キャンディーマゼンタを塗っていきます。

一度に塗るとムラになったりパーツ毎で色が変わってしまうので、含有量を抑え4コート程に別けて塗っています。

  そしてキャンディーカラーが完了です。今回は濃い目となります。

さらに今回はガラスフレークも重ねます。

今回使用しているガラスフレークPP304はパールに近い顔料の為、下色に関係無く使えるのが特徴です(昔の物は黒いので明るい塗色に重ねると粒粒が見えてしまいました)。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

蛍光灯の光だけでは大人しいですが、スポットライトに当たるとガラスのような煌めきが感じられます。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スカイライン用ブレンボキャリパー塗装承ってます

 先日到着しておりましたブレンボキャリパー一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

黒い方はBNR32純正フロントで、金色の方はBNR34後期純正のブレンボキャリパーとなります。

 現状はいつものようにクリアー層だけが剥がれた状態となっております。

今回はこちらと同じような感じで、キャリパー本体をBNR34純正のゴールド、bremboのロゴは赤(どちらも近似色)で承っております。

ロゴのサイズは現状と同じくフロント80mm、リヤ40mmとします。

 早速色を確認し作成します。

ロゴのある方(表側)は赤黒く焼けてしまっていますので、裏側を参考にします。

比較的粗いメタリックとイエロー系の原色3種と黒で構成されています。

また今回はオーバーホールも承っておりまして、そちらと下地作業(サンドブラスト)はいつものブレーキ屋さんにてお願いする予定です。

下地処理とオーバーホールについては以下の記事が判り易いかと思いますので宜しければご参照くださいませ。

ブレーキキャリパーの下地処理

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

インプレッサミラー土台部塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたスバルインプレッサのドアミラー土台部の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は未塗装の樹脂素地で、細かい梨地のザラザラとした状態でした。

サフェーサーを塗ってみて判ったのですが表面は結構凸凹していて、それのラインを整えるのが今回の作業で一番の肝だったと思います。

色は艶ありの黒で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

 平らなようで凹みのある逆アールのラインになっています。

裏側にはEDPMのクッションシートが貼ってあって、そこは塗らないようにし、またテープの糊が付かないようにして綺麗なままに残してあります(そういう事を気にしない方がマスキングをすると破けてボロボロになったまま装着されてしまうような事もあると思います)。

  ご指定の通り、ミラー本体が着く箇所は塗らないようにしてあります。

前回のご依頼と同様で全面艶々に仕上がっているかと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂きまして誠に有難うございました!

ハイラックスサーフテールランプ 下塗り

 先日下準備を行っていたトヨタハイラックスサーフのテールランプです。

被塗面(レンズと今回は土台部分も)を足付け処理し、ご指定の箇所にシーリングを施します。

使うのはこちらのシーカフレックス221のシーラーです。

 隙間の奥まで届くよう充填し、

 さらに指でしごいて満遍なく塗り込みます。

 その後ウェスとシリコンオフで余分を拭き取り、

マスキングテープを剥がしてさらに清掃してシーリングが完了です。車体を塗っていた時は毎日のようにやっていましたが、今の小物塗装になってからは久しぶりです。

尚、この時点でもぱっと見は綺麗ですが、上塗りを行うとやはり粗が目立つので、まずはこの時点で一旦下塗りをしておく事にしました。

 台にセットし、プラスチックプライマーを塗布します。

今回はフチの黒い部分も一緒に塗ってしまうよう承っております。

ご依頼はクリアーレンズ部分以外のスモーク塗装なのですが、今回はシーラーを塗った部分の平滑化と、またレンズの一部に巣穴があったりもしたので、念のため一回下塗りとしてクリアー塗装をしておく事にしました。

 ぱっと見は綺麗に見えますが、

シーラーを塗った箇所はやはり粗が目立ちます。

車体の場合でやはり目立つ箇所ではシーラーを塗った後にサーフェサーを塗ったりする事もありますが、今回は透過性の塗装なのでそれは出来ずクリアーを塗っていると言う訳です。

土台部分も一緒にクリアーを塗っていて、本塗りの時はこちらも再び一緒に塗ります。

この後はいつも通り60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、再び足付け処理を行ってから上塗り=スモーク塗装となります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!