テールランプ等レンズ系透過性塗装 下準備

 先日に引き続きテールランプ等に行う透過性塗装の下準備となります。

まずは電球の穴が開いている箇所をマスキングし(または貼り直し)、

被塗面以外の部分をマスキングします。本塗り中は角度を変えたり移動させる為に持ったりするので、養生紙が破けないよう弛みをつけつつ埃が溜まる皺などを無くすようにします。

こちらは隙間をシーリングして一旦下塗りのクリアーを塗装しておいたハイラックスサーフのテールランプです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

トヨタ86の純正テールランプです。経年で剥がれないようしっかり足付け処理を行っておきます。

トヨタGRヤリスの純正テールランプです。テールランプ史上とてつも無く作業がし難い形をしています(笑)。

その他トヨタGRヤリスのレンズ一式と、NDロードスター用の社外品サイドマーカーも足付け処理が完了です。

ハイラックスサーフのテールランプも研ぎ作業を行い、これで塗装準備が完了です。

小物パーツは持って塗れるようボール紙の芯棒に固定しておきます。

この後は一旦埃が付かない場所に保管し、ブース内の壁と床、塗装台・棚板などをスチーム洗浄機で清掃しておきます。

普通の塗装ならゴミが着いても塗り重ねれば見えなくなりますが、透過性の塗装はそうはいかない為(延々残るので)、事前のセッティングは余計に時間を要し、それ故単体で塗ろうとすると採算が合わなくなってしまうので纏めて作業をしているという訳です。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!