スーパーカブウィンカーレンズ2セット塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたスーパーカブ2台分の純正ウィンカーレンズ一式塗装、本日完成となります。

最初の状態を紹介します。

元々はこのように、

クリアーレンズだった物に、

透過性の橙=オレンジキャンディーカラーで塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

いつものイエロー:オレンジ=5:1だと赤味が少なかったので、10年前にご依頼頂いた時の画像を参考に途中からイエロー=オレンジ:1:1の配合率に変えて塗装を行いました。

こちらのレンズは前回と同じく一部をクリアー抜きとしています。

塗り分けのラインは内部反射板の壁の位置を参考にしています。

 

またこちらのC125リヤウィンカーは、

後ろ側を艶あり黒に塗装しています。

最初にレンズ全体をオレンジキャンディーで塗装し、

その後熱を入れて完全硬化後に黒い部分と、全体にクリアーコートしています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

スーパーカブウィンカーレンズ黒部 本塗り

先日オレンジキャンディーで本塗りを終えていたホンダスーパーカブのリヤウィンカーです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

尚、今回はこちらのレンズの背面=反射板部分を黒色で承っていますので、

先日塗装したレンズ部全体を足付け処理し、

前面のオレンジ部をマスキングします。

元々この部分(背面)は内部に反射板が入っているので光らない構造になっています。今回はそのメッキを見えなく無くするブラックアウト化ような感じですね。

ベースコートの黒を塗りました。

マスキングを剥がし、

全体にクリアーを塗ったら本塗り完了です。

最初の時と同じく、2度目のクリアーを塗ったら直ぐにフチのマスキング を剥がしておきます。

本来ならこの黒くなった部分から内部の反射板が見えるところを目立たなくしている訳ですね。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

NDロードスターサイドマーカー塗装承ってます

先日到着しておりましたマツダNDロードスター用の社外品サイドマーカーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容は透過性の橙=オレンジキャンディー塗装で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っています。

こちらは同じ内容で何度か施工事例がありますのでそちらを紹介させて頂きます。

こちらも元々クリアーレンズだった物に、イエロー:オレンジ=5:1のキャンディーカラーで塗装を施しています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

スーパーカブウィンカーレンズ2セット 本塗り

先日下準備を行っておいたスーパーカブ2台分のウィンカーレンズ一式です。

最終脱脂処理を行い、よくエアーブローをして埃を飛ばします。

被塗面は勿論ですが、裏側や持ち手の部分にも埃はついているので、全体を満遍なくそして強力にエアーブローします。

エアーブローは被塗物だけでは無く作業者(私)体やスプレーガンなどもしっかり行います。

こちらのウィンカーは背面部分を黒で承っていますが、

とりあえずは他の物と同じく透過性の橙=オレンジキャンディーで塗装します。

こちらのレンズは一部をクリアー抜きにしますので、オレンジに塗りたくない箇所をマスキングします。

まずはプラスチックプライマーを塗布します。

 

続けていつものイエロー:オレンジ =5:1の透過色=キャンディーカラーを塗布します。

2コート塗った状態ではイエローにしか見えませんが、赤味は強いのでこのままコート数を重ねていくとオレンジになっていきます。

が、以前塗った時に比べると明らかに赤味が足りないので、

ここから色を変更して、イエロー:オレンジ=1:1のキャンディーカラーに変更しました。

画像は全部で4コート程塗った状態で、以前施工した時の色味に近づいたと思います。

クリアー抜き部分のマスキングを剥がし、プラスチックプライマーを塗布します。ちなみにプラスチックプライマーを塗ってからマスキングをするとくっ付き過ぎて糊が被塗面(レンズ)の方に残ってしまうのでNGです。どうしてもその順番でやりたい場合にはプラスチックプライマーの上にベースコートクリアー(透明なベースコート)を塗ります。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

こちらのウィンカーは背面を黒でご指定頂いていますが、とりあえず一旦クリアーまで塗ってしまいます。まとめてやろうと思えば出来ない事も無いのですが、万が一の失敗(部品交換)を避ける為の安全策ですね。

尚、見える部分は正面=上の画像だと右側のみなので、背面(左側)はオレンジはしっかりは塗っていません。

ちなみに今回は事故によってレンズが損傷した為でのご依頼でしたが、

レンズ一個だけを塗っても他のレンズと色味が変わってしまう為、1台分セットでご用意頂いての塗装となっています。

自動車のボディカラー=下地を完全隠蔽しつつ配合データから計量調色出来るのであれば100%に近い数値で元の通りの色を作る事が出来ますが、今回のような透過性の塗装だと塗料中の顔料含有率や塗り方で簡単に色味が変わってしまいますので、たとえ塗り直すのが一個だけでも全部一緒に行うが基本となります(そういった理由から恐らく部品代も塗装費も相手方の損害保険で賄えたかと思います)。

フチのマスキングは2コート目のクリアーを塗り終わったら直ぐに剥がしています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

背面を黒に塗るウィンカーは下地処理(足付け処理)とクリアーコートも今回と同じようにレンズ全体に塗るようにします(なので2個分+マスキング費となります)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スーパーカブウィンカーレンズ2セット塗装承ってます

先日到着しておりましたスーパーカブ用のウィンカーレンズ前後一式です。こちらのオーナー様は10年程前に同じパーツで塗装をご依頼頂いておりまして、今回事故に遭われてしまったとの事で改めて今回もその時と同じ内容でご依頼承りました。この度もご贔屓頂き有難うございます!

尚、事故で破損したのはレンズ一個だけなのですが、透過性塗装の場合それ単品で塗ると他の部品と色が違ってしまう為、全部一式ご用意頂いております。

こちらのリヤウィンカーはアンバー=透過性の橙色、オレンジキャンディーべた塗りで、

フロントウィンカーについては前回と同様ウィンカー部のみオレンジ、ポジション部はマスキングしてクリアー抜き、最後に全体にクリアーコートで承っています。

尚、レンズ塗り分けの位置は内部反射板の「壁」の位置を参考にする為、こちらの土台部分も送って頂きました。

この様な感じで装着した状態でオレンジに塗る箇所のラインの位置決めを行います。

参考までに以前行った時の画像を紹介しますね。

この様な感じで同一レンズ内でオレンジを塗り分けます。

完成時の画像も紹介します。

10年前なので、恐らくこの時はまだオレンジキャンディー単体で塗っていて、この後もう少し純正っぽくと言う事でイエローキャンディーを足した今の仕様になっているかと思います(なので今回はもう少しイエロー寄りのオレンジにする予定です)。

そして今回先ほどのレンズとは別に、カブC125の純正ウィンカーレンズ一式の塗装もご依頼頂きました。

ご依頼内容は同じくアンバー=透過性の橙、オレンジキャンディー塗装で、

こちらのフロントウィンカーはオレンジキャンディーべた塗りに、

こちらのリヤウィンカーはオレンジキャンディーと黒の塗り分けでご指定頂いています。

正面の方が光るようになっていて、後方の方は内部反射板で光らない感じです。

その反射板の所を境界線に後ろ側を黒、表側をオレンジキャンディーとします。いずれもスモーク塗装は無し、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!