アングルポイズ アームランプ 本塗り

先日下準備をしておいたANGLEPOISE(アングルポイズ)アームランプです。その後被塗面を#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で研磨・足付け処理をしておきました。

それぞれ手で持って塗れるよう芯棒に固定しています。

フチまでしっかり塗れるよう、裏側は広くスペースを空けて固定しています。

よく脱脂清掃し、エアーブローを行って埃を飛ばしたら本塗り開始です。

まずはベースコートを塗布します。

色は事前にお貸出しした色見本の中から選んで頂き、それを参考に色を作成しました。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは艶消し仕様となります。

艶消しの場合でも艶ありと同様ウェットコートで塗る事で、ムラを抑えて傷の付き難い塗膜になります。

この後は自然乾燥で艶が消えるのを待ちます。

数時間後、艶が消えた状態になります。

色見本帳と見比べてみました。参考にしたのはG29-60Hの色となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。組付けもあるのでこの後は少し長めに寝かす予定です。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

アングルポイズ アームランプ 下準備

昨年にお預かりしておりましたANGLEPOISE(アングルポイズ)アームランプです。

土台部分の裏に貼ってあるスポンジがズレて食み出たり一部が切れてしまっているので、塗装前にこちらは外し(剥がし)、新たに作り直しておく事にします。

厚さは約1.7mmで、

同じくらいの厚さの汎用スポンジシートを用意しました。

データを作ってレーザー加工機でカットします。

念のため要らない紙を使ってテストカットし、

実際に合わせてサイズ感を確認します。現状スポンジが押し潰されて広がってしまっているので、それよりも小さくなるような感じ=新品時を想定してサイズを決めています。

サイズが決まったらスポンジシートをカットします。ちなみにレーザーを使ったカットは素材によっては有毒ガスが出る場合があるので(塩化水素)、樹脂であれば何でも切れる!という訳ではありません。

切り取った汎用スポンジを、

実際に当ててみます。良い感じに出来たと思います。

と言う訳で、古いシートを剥がします。

スポンジを剥がすと重しのスチール製パーツが入っていて、そちらも簡単に外れそうだったので分解しておきました。

一部のパーツに貼ってあったロゴシールは剥がすと再利用が出来なさそうなので、こちらはマスキングで対応します。

同じようにサイズを測り、データを作成します。

ピッタリの長さで作ろうとすると何度も修正が必要なので、半分ずつ貼る事にしました。

2枚に別けると貼り方で微調整が出来るので簡単にピッタリ貼れます。

シェードの内側は塗装せずそのままとするので、

マスキングをしておきました。

色はこちらの日本塗料工業会色見本帳の「G29-60H」の近似色(非調色作業)で承っていますので、

そちらに合わせて色を作成します。

使った原色は濁った黄色味の緑=MIX587をメインにオーカーで色相を調整し、白と黒で濁り=彩度を落としています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

アングルポイズ アームランプ塗装承ってます

先日到着しておりましたANGLEPOISE(アングルポイズ)アームランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

素材はアルミ製で、現状グリーンに塗られている箇所を、オーナー様が御希望される色への変更で承っています。尚、シェードの内側の白い部分は塗らずマスキングをしてそのままとします。

アーム部の凹んだ箇所にアルミシールが貼られていて、剥がすと再利用は出来ない可能性がある為、こちらは剥がさずマスキングで行います。

ベース部分は裏側にスポンジシートが貼ってあって、それが少し食み出た感じになっているので、マスキングで残そうとすると塗料が食み出る恐れがあるのと、

一部に破けた跡があるので、こちらは塗装前に一旦全部剥がし、似たような素材を取り寄せて最後に貼り付けるようにしようと思います。

配線はアームの中を通っているので、

一旦配線を分解し、

グロメット等の細かいパーツも取り外して極力被塗物単体の状態にしました。

色については予め色見本帳をお貸出ししていて、

こちらの日本塗料工業会色見本帳の「G29-60H」の近似色(非調色作業)で、クリアーは艶消し仕上げで承っています。

参考までに以前施工したアームライトの画像を紹介します。

こちらは元々アームだけを使うつもりで自分用に買った物でしたが、色を塗り直して今も工場で使っています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

Aarkeソーダサーバー塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていた炭酸メイカー=aarke(アールケ)のソーダーサーバー・マシーンの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は青味がある艶ありの白だった物を、

ポルシェ「サンドホワイト」(カラーコード:R6)の艶消しクリアー仕上げで承りました。

本塗り後は60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、さらに数日寝かしてから組付け作業を行いました。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

家電製品については、オーブントースターや電子レンジ、加湿器等の塗装についてのお問合せも多いのですが、大抵は製品自体の金額の数倍~数十倍になってしまう為、ご依頼に至るのは少ないのが現状です。

ただ近年店舗で使う機器においてそれらの色も重視される傾向にある為か、ケーキ屋さんのレジスターやカフェのドリップマシーン等の塗装依頼も結構多くなっています。珍しい物では、少し前にロースター(珈琲豆焙煎士)の方が使うスコップの木製把手を艶消し黒に塗装したりもしました。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

Aarkeソーダサーバー 本塗り

先日お預かりしておりました炭酸メイカー=aarke(アールケ)のソーダーサーバー・マシーンです。

状態としてはほぼ新品ですので既存の塗膜はそのままに、表面を#400~#800で研摩して肌を均し、足付け処理を行います。

一つ一つ手で持って塗れるよう、芯棒に固定して台に挿しています。

本体の柱部分はパイプ状の円柱形状で、こちらは長めの塩ビパイプに段ボールを巻き付け、それを筒の中に通して固定しています。

よく脱脂清掃し、本塗り開始です。

ベースコートを1回だけ塗った状態です。左奥が元々の白で、右手前が今回ご指定頂いたポルシェ「SAND WHITE」(カラーコード:R6)となります。黒とオーカーが入ったアイボリー色です。

ベースコートは3コート程塗り、十分乾燥させます。この状態でも艶消しですが、強度的には缶スプレー(ラッカー塗料)とさほど変わらないので、

最後に艶消しクリアー(2液ウレタン樹脂)を塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは艶消し仕様、塗ったばかりの時は艶がありますが、ここから徐々に艶が消えていきます。

艶消しというとサラっと塗るようなイメージがありますが、基本的には艶ありクリアーと同様ウェットに2コート塗ります。これによりツルンとした上品な質感と、傷の付きにくい滑らかな塗膜になります。

その後はゴミが着かないよう一時間程ブースを回しっぱなしにして自然乾燥させます(風が止まるよりも流れがあった方がゴミは着き難くなります)。

しっかり艶が消えたのが判ると思います。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。組付け作業があるので出来るだけ長く寝かしてからにしようかと思います。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!