SHURE SUPER55ガイコツマイク 下準備

先日お預かりしておりましたSHURE SUPER55SH Series IIガイコツマイクです。

素材はアルミと思われ、ピカピカとしたこのままの状態だと塗料が密着しませんから、素地調整としてサンドブラスト処理を行います。

この型で不思議なのは裏側の部分が異様に輝いている事で、てっきりアルミの無垢かと思っていましたが、もしかしたらメッキが施されているのかもしれません。

どちらにしてもそのままでは塗れないので、サンドブラストを行って被塗面を荒らし、この後に塗るプライマーの密着性を高めます。

固定するボルトとナットも行います。

裏側もしっかり当てておきました。

その後良く洗浄し、

脱脂清掃を行ったら台にセットします。

サンドブラスト処理をした表面はザラザラとしていて、ウェス等で拭くと毛埃が絡みついてしまうので、シンナーで上から下に洗い流すようにして脱脂処理を行っています。

プライマーを塗布します。

プライマーは防錆効果と密着の為の物で、これの種類によって金属や樹脂(プラスチック)等に色を塗る=上塗りを行う事が出来るようになります。

ちなみに「密着剤」というスプレー糊のような物もあって(ミッチャク□ン等)、それの謳い文句をそのまま信じるとどの様な物でもそれを使えばそのまま塗れるようになる訳ですが、少なくても塗装のプロ=自動車補修塗装業でそれを信じてそのまま使っている人はまず居ません。誰だって下地処理(足付け処理)の手間を省ければ良いと思っていますが、実際のところ時間が掛かっても必ずそれはやっていますよね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

SHURE BETA58Aマイク(ブルー&グレー)塗装承ってます

先日到着しておりましたシュアBETA58Aボーカルマイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容はブルーメタリックとグレーの2トーンカラーで、イメージイラストも作成していますのでそちらを紹介します。

マイク本体とグリルのリング部分はボルボ社純正色の「デニムブルーメタリック」(カラーコード:733)で、グリルのメッシュ部(網部)は当ウェブサイト内色見本から、「S716 1-D」のグレー、いずれも艶あり仕上げで承っております。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ゼンハイザーワイヤレスマイクEW500塗装承ってます

先日到着しておりましたSENNHEISER EW 500 G4-935-JBワイヤレスマイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容はパープル系の3コートキャンディカラーのベタ塗りで、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っております。

また今回はマイク本体だけでは無く、下部のアンテナ部分も同色で塗装を承っています。

今まで何度か塗装事例はあり、ただプロ向けの仕様だったので紹介していなく、以前の画像で施工事例のページを作ったのでそこから紹介をさせて頂きます。

今回のマイクとはカプセル部分(ヘッド)が違いますが、本体は同じ物となります。

この部分ですね。

可動する箇所があるので使っている内に塗装が剥がれてしまう恐れがありますが、そちらもご理解頂いてのお受付となっております。

色はこちらの紫系キャンディーカラーとなります。

また今回はマイクと同色で、色見本キーホルダーも御依頼頂いております。マイクの方はプレゼント用で、同色の物を手元に残しておきたいといった感じですね。

この様な感じで、キーホルダーとして使えるようになっています。判り難いのですが当ウェブショップで紹介している、塗装の御依頼を頂いた方向けの商品となります。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ゼンハイザーMD445 ノイマンKMS105マイク塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたNEUMANN ( ノイマン ) / KMS105コンデンサーマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこのような状態だった物に、

淡い蛍光ピンクで塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

そしてこちらも今回一緒に御依頼頂いて先日本塗りを終えていたゼンハイザーMD445ハイエンドダイナミックマイクです。

こちらも最初の状態を紹介します。

元々はこのような状態だった物に、

同じく淡い蛍光ピンクの塗装を施しました。

ぱっと見は普通のピンクですが、通常顔料でこういった色味は出せず、なのでSTANDOXの原色にパウダータイプの蛍光顔料を足して色を作っています。

こちらは自然光での撮影となります。

二本並べて撮影してみました。

画像加工で彩度を高く編集すれば幾らでも鮮やかな色に出来ますが、こういった仕事で実物と画像が乖離するのは最もやってはいけない事の一つだと思いますので、完成時の画像は撮ったそのままにするようにしています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

NEUMANN ( ノイマン )コンデンサーマイク塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたNEUMANN ( ノイマン )  TLM102 NICKEL コンデンサーマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこのようなグレーシルバーの艶消し(クリアー塗装無し)だった物に、

VW社のキャンディホワイト(カラーコード:LB9A)で塗装を施しました。

黒い帯状のシールは剥がすと再利用が出来ないと思われた為、マスキングでの対応としています。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

イメージされているのはこちらのマイクで、多分言わないと判らないくらいには近づけられたと思います。

こちらは自然光での撮影となります。

ネジの部分には塗料が付かないようにしています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!