アウディTTステアリングバッジ 下準備

 先日お預りしておりましたアウディTT用ステアリングバッジです。

塗装は艶あり仕上げで承っていますので、ザラザラとした素地を平滑にする為にサフェーサーで下地を作ります。

 表面は#180のダブルアクションサンダーで研磨し、細かい個所は#320相当の布状研磨副資材(アシレックススカイ)で研磨します。

 さらにナイロンブラシとウォッシュコンパウンドを使い、細部まで足付け処理を行います。

 その後よく乾燥させたらシリコンオフで脱脂処理をし、

プラスチックプライマーを塗ってサフェーサーを塗布します。

この後熱を入れて硬化させ、本塗りの前にイモリ(もしくはヤモリ)の位置決め&マスキングシートの作製を行う予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせていただきますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

BMW MINIフロントグリル枠&ヘッドライトリム 下地処理

 先日お預りしておりましたBMW MINI F54ミニクラブマン純正のフロントグリルメッキ枠と、ヘッドライトメッキリム(リング)左右です。

樹脂素材の装飾クロムメッキ部品へ塗装をする場合は、メッキを剥がすか、それ用の下地を作ってからの上塗りとなりますので、今回のような大きい部品は後者の方法での塗装となります。

尚、メッキを剥がすケースは殆どありませんが、以前ご依頼を頂いたプジョーのステアリングスポークカバーの塗装では、凹み文字部分を平滑にすると言う事でメッキを剥がしてからの作業となりました。

 メッキの素地調整をした後、プライマーを塗布します。

プライマーは表面から側面まで満遍なく塗り、

 さらに裏側まで回り込むように塗っておきます。

 続けてサフェーサーを塗布します。

ライン自体は良いのでサフェーサーは厚塗りする必要はなく、3コート程としています。

この後60℃40分程の熱を掛けて硬化させ、後日研ぎ作業を行ってから本塗りとなります。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!