レンズ系透過性塗装 下準備

先日清掃まで終わらせておいたテールランプやウィンカー、ハイマウントストップランプにリフレクターレンズです。よく乾かしたら裏側をマスキングします。

 こちらのアウディTTのリヤフォグは、質感がチープなのでクリアーだけの塗装で承っておりまして、ただフチがシボ模様になっているので、この部分と両端にある凸文字も削ってしまうよう承っております。

 周りのフチは塗装に見えますが、これもレンズの一部です、金型の方を加工してこういう風に見えるようにしています。

 最初は#320で始めましたが粘りがあってまるでキリが無いので、結局#120から始めて#180→#240→#320→#400と空研ぎをしています。記載が無かったので判らなかったのですが、切削性が悪いので恐らくアクリルでは無くPC(ポリカーボネート)と思われます(問題はありません)。

 その後は#600→#800で水研ぎをしています。

 他の被塗面(レンズ部分)は、#800→#1300相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン&オレンジ)で足付け処理を行っています。

テールランプ等は台に置いて塗装をしますが、小さい物はボール紙製の芯棒(ロールマスカーの芯)に固定し、手で持って塗れるようにしておきます。最終的に熱を入れる時もこの状態なので、バランスも考えてしっかり固定しておきます。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!