大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたBMW R1200RSの純正トップケースカバーと左右パニアケースカバーの塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介しますね。
元々はグレイメタリックの艶消し仕上げだった物を、
BMW純正色の「ライトグレー」(カラーコード:M21)に塗り直しました。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります(別途オプションで変更可能です)。
パッと見はただの白、もしくはホワイトパールに見えますが、
実際にはホワイトパールは入っておらず、シルバーメタリックが二種類とイエローパール、白などで構成されています。
隠蔽力は弱いので、下色に隠蔽力の高い似たような色を塗ってからの本塗りとしています。ベースコートが厚膜になると塗膜の強度が落ちたり艶引けが起きるので、極力薄くする必要があります。
今回は比較的状態が良かったのでサフェーサー等の下地処理は行わず、簡易的な処理(ラッカーパテ等)のみで上塗りを行っています。
画像はどれもサイズの縮小以外は未加工です。
ただカメラの撮り方がマニュアルモードなので、シャッタースピードと露出はその都度変えています。ISOは250で固定でホワイトバランスはオート、シャッタースピードは1/15~1/50、露出はF5.0~F10といった感じです。今回のように白い色は色飛びが凄いので抑え気味に、逆に黒い色は長めに開けてその分絞りは小さくなります。
こういった大きい物の場合はマクロレンズ(40mm)は使えないので、主に20mmのレンズを使用しています。
出来れば撮影の時間を簡略化させたいので、いずれはカメラを三脚に固定してターンテーブルみたいな所に被塗物を置き、自動的に360度の撮影&アップロードをしてくれるシステムを導入したいと思っています。
それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!